トラブルに関する話題は取り上げるのも不愉快ですが、これ以上被害が拡大しないよう、以下を開示しておくことにしました。
今まで使っていた自転車が古くなって、これ以上修理するよりは買い替えたほうが安い段階に達していました。そこで買い替え候補として手ごろな自転車(20インチの小型、アルミフレームで重量15.3kg、値段が安い)を見つけて代金を振り込みました。が、「即日発送」を謳っていた割には入金確認のメールさえ来ない。こちらからメールで連絡を催促してもなしのつぶてなので、今朝、そのサイトに載っていた電話番号に電話を掛けようとしたところ「現在使われておりません」のメッセージ。ではFAXを送ろうとダイヤルしたら、全く関係ない個人が電話に出ました。
これはおかしいと思い、「株式会社」というなら法人番号を調べてみようと、国税庁のサイトにアクセスして住所から検索してみても、そのような会社は存在していないよう。しかし、会社法のもとでは、株式会社でもないのにそれを名乗ることは重大な犯罪です。念のためサイトに掲載されている会社住所を、Googleおよび全国展開している某不動産仲介業者のサイトで調べると、その住所は京都府の田舎にあるアパートの1室で、15㎡程度のワンルーム、賃貸料は月額2-3万円台のようです。
あー、これはもう詐欺に違いない。そう思って銀行に電話して相手先の口座を調べてもらったら、その口座は私の振り込みが完了した後に、同様に被害に会ったらしい他の人の要請によって既に凍結されているとのことでした。そして、返金を希望する人は書類で申し込むと、その凍結された時点での残高を、それぞれの被害額で按分した金額が戻ってくるそうですが、凍結時点で口座はカラに近い状態だったようです。当該書類が銀行から被害者のもとに届くのが4、5か月後、そして幾ばくかの返金がある場合、それが実行されるのは8、9か月後だそうで、何とも気の遠くなるような話でした。
では次のステップとして、練馬警察署へ出向いて被害届を出してきました。対応してくれた警察官の話では、この手の被害が後を絶たないそうですが、私としては少なくとも下記のサイトを閉鎖させてこれ以上被害者が増えないようしたいです。
松山自転車株式会社
http://buycyclewebamarket.site/
以上