2018年10月28日日曜日

サエフジ最後の実 Last of Saefuji persimmon

10号鉢で16個も生らせたサエフジも、とうとう最後の実になってしまいました。日に日に甘味が増してきましたが、初収穫でこれなら授粉用の品種とは思えないくらい優秀だと思います。鉢植えにしては実のサイズも十分で、最後の一果はこの品種の平均を軽く上まる180グラムでした。


Saefuji weighing 180g

ブルームをふき取って手の平に乗せるとズシリとした質感です。

サエフジは不完全甘柿に分類されますが、10月中旬以降の収穫で渋を感じた実はありませんでした。完熟すると果肉が砂糖の粒のようにザラザラした食感になったのは特徴的でした。
Saefuji is a pollinator variety but tastes good, too.

公園で At the park

今朝はどんより曇ってまるでもう11月のような冷たい空気でした。城北公園入口の林を抜けて、
A chilly October morning
 上のほうに向かいました。
 ケヤキの葉っぱが黄葉しきれずに茶色くなっています。

初めて会うコーギがやって来ました。フレック君、4歳のオスです。非常に懐こい性格で
Extremely friendly Corgi, named Flec, 4-year old male
 何度もこうやって自分から横たわって腹を見せていました。
He lay down many times like this in front of Taiga, demanding her attention.
 タイガが全然相手にしないので、時々怒ったように唸ってはまた横たわります。私が腹を撫でてやるたびに大変喜ぶのですが、タイガは無反応なので、私に愛想を振りまいたりタイガに唸ったり。
As Taiga showed no interest, I had to stroke Flec's belly to pacify him.




ドッグランに着くとカンタが迎えてくれました。
Kanta greeted us at the dog park.

他にはバーニーズのアズキちゃんがいるだけで閑散としています。
Azuki, female Bernese, was also there, but


甲斐犬2頭はアズキちゃんをよそにお互い睨み合い。
the 2 Kai ken dogs ignored Azuki.
 カンタがいちゃもんつけ始めます。
Kanta initiates a doggie wrestling.
 最近はワンプロでカンタが優勢になっています。
At 2 years old, Kanta seems to be stronger than Taiga, 5-year old female.



一休み。2歳になってカンタの顔が大人びてきました。この子の親犬はだいたいこんな顔かな、と想像できるようになりました。タイガは大人になるにつれ、顔がどんどん母犬に似て来ました。
Kanta's face looks a lot more mature these days.

タイガの赤虎とカンタの中虎の色のコントラストが綺麗です。
Colour contrast: red brindle (Taiga) and brown brindle (Kanta)

プロレスの再開。
Getting ready for another wrestling
 どう見てもカンタの攻めに対して、タイガは守りに終始しています。



 お疲れさま。


ドッグランの傍の通路に生えていたヒマラヤ杉が、先日の台風で被害を受けました。どれも大木でしたが、横に傾いて伐採されたものが4本に、
5 huge Himalayan cedars became victims of the recent typhoon.
 根こそぎ倒れたものが1本。元々、地中にパイプが埋められていたところへ根っこが取り巻くように伸びて、木が倒れた際、パイプが引っ張り上げられたようです。台風の直後からこの辺の街灯が点かないので、たぶん電線を通したパイプでしょう。
This one was uprooted, lifting the electrical cable.
 ドッグランには明りが無いのに、通路の街灯も消えたままなので夜のランは更に暗くなりました。




帰り道、左下の道を見下ろすとトキワマンサクが咲いてました。

近くで見ようと下の道に降りてみました。

マンサクは春の花ですが、最近の日差しと暖かさで返り咲きしたのでしょうか。でも今あまり沢山咲くと、来春のための花芽が減るのでは?
Japanese witch hazel, flowering out of season.

根本にはホトトギスが咲いています。
Toad lilly


初めて見る子がやって来ました。チワプー(チワワ・トイプードル)のムギ君で、1歳の男の子だそうです。
Mugi, 1-year old male Chihuahua-Poodle mix
 一生懸命しっぽを振ってタイガに甘えて来ました。
First time meeting, but extremely friendly


その横を無言で通り過ぎたコッカスパニエル。
A spaniel passing by

さらに初めてのパセリ君、7か月のヨーキーがやって来ました。
Another friendly Yorkie, 7-month old male puppy, named Parsley
 この子も大変な甘えん坊でタイガにスリスリしていました。
He cannot get enough of Taiga.
 タイガも嬉しそう。
Taiga looks happy, too.

そこへ到着したのがパピヨンの老犬で18歳のパピ君。もう脚がフラフラなので、こうやってリードで吊り上げるようにして散歩しているのを毎日見かけます。
An old Papillon arrives, named Papi.
At 18 years old, he needs his owner to half lift him as he walks.
 年の差にも関らず、お互い静かに挨拶できました。
In spite of their age difference, they greeted each other quietly.




帰りに通った四中横の草地でバセンジーのシュクル君に会いました。これは、おとなしく座って待っているのではなく、リードを引っ張りすぎて腹ばいになりながらズリズリ前進しているところです。
As we were leaving the park, we met Shukul, male Basenji.
He is not dog or human friendly, and his vet wouldn't dare touch him.
 これがいつもの挨拶のしかた。
 This is the way he always greets Taiga.
 他所の人や犬に慣れていない子ですが、唯一、柴犬の友達がいるそうです。薬の投与などには獣医さんが「連れてこなくてよい」といって薬を渡すそうです。また獣医にしかできない注射のときは、どうぶつ病院の横で、飼い主さんが狭い所へ追い込んで身動き取れなくしてから獣医さんが出てきて打つそうです。



昨日は予期せぬ晴天で、玄関前の菊が少しだけ咲き進みました。
Back at home


2018年10月26日金曜日

オレンジなど Oranges etc

東京は今日は曇り、明日は雨の予報です。秋も深まり、玄関前に植えてある菊がやっと咲き始めました。食用菊として売られている品種ですが、花がもったいなくて一度も食べたことありません。うちでは中・大輪の品種は翌年には消滅してしまうけど、この小輪の食用菊はかろうじて生き延びています。
Chrysanthemums starting to flower


凝りもせず、昨日新たに買って植えた株。「風車」という菊で、数年前までかなり流行った品種です。近所の集合住宅の敷地に、誰にも世話されている様子もなく数年間植わっていたので、相当強健なはずです。これならうちでも生き残るかも。



ブラッドオレンジのタロッコに接いだセミノールが今年も沢山実を着けています。
Seminole grafted onto Tarocco

タロッコは植わっている場所の関係で根域制限されているからか、樹高が抑えられているので管理しやすいです。そのかわり、寄生品種は元気に実を着けるけどタロッコ本体は不振で、今年は3個生っているだけです。この裏側には30cmほどのさせぼ温州の枝が1本ありますが、5個の実が生っています。
Blood orange: Tarocco



こちらはミネオラで、ブラッドオレンジのモロに接いであります。粒ぞろいで、毎年4月に米国から輸入されてくるミネオラよりも大玉になります。
Mineola grafted onto Moro
 こちらもミネオラ。
Mineola

こちらは本体のモロ。数年前、地植えにした当初は1度だけ沢山の実を着けたのに、それ以降は毎年ほとんどゼロ。今年初めて8個ほど生りました。
Blood orange: Moro

モロの横からの樹姿。門と玄関の通路を開けなければならないので、不自然な形です。手前の右端に着いているのは2年前に高接ぎした田口早生で、やはりモロ本体よりも成績が良いです。
Moro

これはベルガモットに1枝だけ接いである花柚子。2年前に接いだ20cmほどの枝で今年初めて花が咲きました。
Hanayuzu grafted onto Bergamot

ベルガモットは去年の数回目の移植後、根っこが相当痛んでいたようですが、今年の1-2月の雪で本体および高接ぎしてある9品種全ての葉っぱがカリカリの真っ白になってしまいました。それでも初夏には葉っぱが出て枯死は免れましたが、接いであるライムやレモンなどには蕾が出ませんでした。ベルガモットは今年は1個だけ生っています。木が回復したので来年に期待です。
Bergamot



ラズベリーのジョーンン・スクワイアの秋果を毎日少しずつ収穫できています。
Raspberry: Joan Squire's autumn fruits
 高温多湿の東京23区でも、地植えにすればかなり丈夫に育つようです。


フェイジョアの落果。これが始まると秋ももう後半です。
Feijoa

横に伸びすぎたフェイジョアの枝を剪定して、インコのケージに入れてやりました。久しぶりなので最初はちょっと警戒。お爺さんインコなので怖がりになりました。
Feijoa branches hung in budgie's cage

そのうち降りてきて葉っぱをポリポリ。葉っぱが新鮮でなくなると、今度はむしって床に落とすことが楽しいようです。すっかり葉が無くなったあとは熱心に枝を齧るので、これも退屈しのぎになるようです。
Budgie's favourite pastime: eating and pulling the leaves,
and gnawing at the twigs