2018年6月12日火曜日

ウルトララズベリーのジャム Ultra-raspberry Jam



ウルトララズベリーの収穫がほぼ終わりました。毎日収穫量の一部を食べるだけであとは冷凍保存して貯めてきました。量ってみると630gありました。


home-grown Ultra-raspberry 630g

冷凍しているうちに、実の周りについた毛(メシベの毛が枯れたもの?)が自然に取れてくるので、さっと水洗い。

洗った実を一旦ブレンダーでドロドロにしてから鍋に入れました。種入りのほうが風味があって美味しいので濾さないですが、ブレンダーにかけることである程度種がつぶれます。
After liquidising the berries, cook them in the pan with sugar.



アクを取り除きながら煮ると、あっという間に出来上がり。なぜか、量が増えている?
その理由は、今回はペクチンを使っているので、砂糖と果肉だけの場合のように延々と煮詰める必要がないため、量も減らないのです。むしろ、ペクチンを溶かすためにつかう水の量で全体が増えています。
Volume gone up? 
It's because I used pectin and didn't have to stew for long.

あまり煮詰める必要が無いので、800g入りビンの2個分近くになりました。
 黒味を帯びた濃い色です。

満タンの瓶は、長期保存のために煮沸消毒。他のは直ぐに消費するのでそのままです。
This one is preserved by removing air.



小さい容器入りのジャムが冷めたので、自家製パンで試してみることにしました。
Try the jam with home-baked loaf.
 ペクチンによるトロみはちょうど良いです。
Optimum viscosity thanks to pectin.
 味は、最高!☺            The face says it all!

ウルトララズベリーは生食ではかなり薄味でしたが、砂糖で煮ることによって大変身しました。酸味が強まったのとクマイチゴ臭さが消えたのとで、洋物のラズベリーで作ったジャムと何ら変わりません。だとすると、加工用に暑さ寒さに強いラズを育てているのだと思えば、栽培のテンションも上がります。


作り方は簡単: 600gのラズに対して80%の砂糖で、アクを取りながら煮る。別鍋で30gのペクチンを350ccの水で溶かしたら、実の鍋に加えて15分ほど煮詰めるだけ。


Ingredients
600g raspberries
80% sugar v.s. raspberries' weight
30g pectin & 350cc water