2019年4月27日土曜日

変種ヤマユリ Yamayuri mutant varieties

3年くらい前に紅筋ヤマユリの球根を買いましたが、その翌年にはシュートが出てきたものの、秋に掘り起こしたら片鱗を1個残して球根はほとんど消滅していました。鱗片挿しをしようにも、一部が変色して不健康そうだったので諦めました。


でも、もう一度だけチャレンジしてみようと、去年の秋に紅筋ヤマユリの球根を1個買い、そのあと他から口紅ヤマユリの球根を2個買いました。今度は鉢植えでしっかり管理。


こちら↓ は紅筋ヤマユリ。出所の明らかなもので、神奈川県のとあるところの証明書のようなものまで来ました。


ヤマユリのシュートは斜め横に向かって顔を出すことが良くあるので、この紅筋も球根を埋めたスポットからけっこう離れた場所に出て来ました。そのシュートが支柱を要するほど不安定なので、後からあてずっぽうに支柱を挿すと球根に当たることがあります。それを防止するために、去年の秋に支柱を立ててそのすぐ横に球根を埋めました。
Benisuji Yamayuri (with red veins)
 それにしても、紅筋ヤマユリは華奢です。これは開花実績のある球根で、去年の夏に開花した写真まで付いて来ましたが、普通のヤマユリでこの細さだとまだまだ蕾が出ないと思います。でも、今年の開花を楽しみにしています。



こちらは口紅ヤマユリ。なんと、2個の球根のそれぞれに2本ずつシュートが出ています。左に埋まっている球根のシュートは一足先に出てきましたが、紅筋のシュートで開花レベルなら、これら2本も花が期待できます。ただし、普通の開花レベルのヤマユリの半分くらいの細さです。また、この2本のシュートだけは、素直に球根の真上に出ています。
Kuchibeni Yamayuri ('lipstick' Yamayuri)
 いずれも紅筋のシュートより若干、しっかりした太さです。

右の球根からのシュートは出始めたばかり。球根が埋まっているのは支柱の手前のはずなので、斜め横に向かってシュートが伸びているうちに時間がかかったようです。
 これらもしっかりした太さになりそうです。


山野草 口紅ヤマユリ 2球セット_画像1