2020年5月27日水曜日

バイロンサンライズ Byron Sunrise finger lime


おととい偶然にもヤフオクを覗いたらバイロンサンライズ苗が出ていて、さっそく落札しました。以前、赤実苗およびミアローズを購入したのと同じ朝日農園さんです。今回、荷物に着いていた住所を見て気づいたのですが、先月サンシャインイエローとリックスレッド2を購入したお店と同じ宝塚市でした。


今日の苗はいままで1番の大苗。ヤフオクの画面では7号鉢に植わっているとのことだったので、配達人から受け取ったときの箱はズシリと重かったです。非常に新鮮で元気そうな苗に大満足です。


Byron Sunrise just arrived

最近オーストラリアのサイトで色々フィンガーライムの記事を見ていたのですが、印象に残った数点は以下のとおり:
- 夏の間は毎日水やりしてよい。(元々レインフォレストに自生するものなので、言われなくてもやっていました)
- フィンガーライムは種から育てると親の特性を受け継がないことが多い。
- 実生苗は成長が遅く、結実までに長くかかる。
- 実生苗の枝で接ぎ木苗を作っても、結実までに8-12年かかるため、実生自根苗と変わりない。
- 実生苗は異常なほどトゲがある。(そういえば、実生苗の写真をみると本当にトゲトゲ)


で、その気になるトゲですが、今日の苗の例をみて納得。本柚子や甘夏よりもトゲが有りません。ちなみに、以前からある苗のトゲは暇にまかせて切っているうちに、トゲが手に引っ掛かることはなくなりました。
Not too many spines

 新芽は上のほうの枝に沢山伸び始めています。今年は寸止めしないで伸び伸び育ててみようと思います。


お約束の品種特性;

  Byron Sunrise
https://www.ozfingerlime.com.au/varieties

Fruit size: 60-80 mm
Skin: black
Vesicles: dark red; small diameter
Fruiting season: late March to end of May
Plant Highs in the pot: ~1.6 m
Byron Sunrise has fascinatingly bright red caviar that makes this one of the most sought after varieties of finger lime. With a mild lemon taste and low acidity, it is an exceptional garnish. This slow growing tree is of low vigour and has a narrow canopy. Despite the relatively small size, it produces lots of fruit.

果長:60~80mm
果皮の色:黒
小胞:暗赤色、小粒
熟期:3月下旬~5月末(オーストラリアで)
鉢植えの場合の樹高:最大1.6m

本種の果肉は魅惑的で輝くような赤色であることから、フィンガーライムの中でも最も人気の高い品種のひとつ。マイルドなレモン味と控えめな酸味で、料理のガーニッシュとして最高。本種の成長は緩慢で樹勢は弱く、かつ樹姿はスレンダー。また比較的小木であるにも関わらず沢山の実を成らせる。