2018年4月15日日曜日

ナツメの芽吹き  Buds on Jujube trees

ナツメ苗が順調に芽吹いています。写真↓ 奥から、日本ナツメ、大雪ナツメ、新疆ナツメです。3本のそれぞれに蕾も出ていますが、日本ナツメと大雪ナツメの蕾はまだ小さすぎて写真には写りません。

Japanese Jujube (back), Super Giant (middle), Xinjiang Jujube (front)

日本ナツメは去年は結実ゼロだったので、今年は多いに期待しています。気になるのは、2年前の夏に実着き苗を買ったときはトゲが無かったのに、去年、今年とトゲトゲです。ポット入り柑橘苗のように、苗を買ってもらえるよう出荷前に切ってあったのでしょうか。
Japanese Jujube

こちら↓ は、去年の1月に送られてきた苗が枯れ苗だったので、その代替品として去年の秋に届いた大雪ナツメです。去年はいつ芽吹くのかとヤキモキしながら1年をムダにした思いがあったので、この苗が芽吹いたのをみてホッとしました。しかも、小さな蕾も見えてきたので新たな期待もあります。
Super Giant

新疆ナツメの丸っこい葉っぱは特徴的です。
Xinjiang Jujube
 蕾のポチがたくさんついています。日本ナツメや大雪ナツメよりも多花性のような蕾の着き方です。
Flower buds

この↓ 大きな芽は、落葉期になっても落ちない種類の枝で、将来の主枝か主幹の延長になります。去年出た枝は全て落ちて、主幹が全く伸びなかったのが、今年は成長の年になりそうです。
Future permanent branch



こちらはヤフオクで盆栽素材として売られていた一才ナツメ(左)と、新疆ナツメの台木からのひこばえを挿し木したもの(右)です。
Dwarf Jujube (left), and sucker from Xinjiang Jujube's root stock (right)

ひこばえはまだ20cmに満たないチビですが、越冬できたからには今年は倍以上に育つでしょう。この状態で既に蕾が確認できています。台木にされるくらいだから、実が成っても高い品質は期待できませんが興味はあります。また、挿した翌年から開花するということは、この苗にも一才性があることになります。
Sucker from root stock
 葉っぱはこんな感じで、トゲもたくさんあります。
Already flower buds can be seen.

こちらは盆栽素材の一才ナツメ。ここ2、3日の間にやっと芽吹き始めました。
Dwarf Jujube