2013年5月25日土曜日

皐月ツツジ品評会 Satsuki azaleas exhibition

地元JAで、毎年この時期に皐月ツツジの品評会があります。


一部の作品は販売用として並べられています。どれも見事なのですが、プロの目からすると意味ある差があるらしく、写真↓手前の棚のは、びっくりするくらい安いです。


奥へ進むと受賞作品が並んでいます。


緑色の花は、どうも花に見えないですが、選抜してここまで来たのでしょう。

絞りバラ咲きの苗。

私が最も惹かれたのはこの作品↓でした。お値段も立派で37,000円也。これの数分の1バージョンの苗がお手頃価格でありましたが、やはり盆栽仕立ての松の木のような樹姿なので、果樹園芸で主幹型しかできない私には、とても管理できません。
綺麗な菊咲きです。

樹高が1m以上あり、花柄も巨大なので、近くで見ると圧倒される大きさです。

特賞は、この作品でした。花の大きさは、直径10cm位ありました。

栽培者のお一人です。
 
5月26日
買ってしまいました。
 
昨日見た菊咲きの作品に未練タラタラで、今日も品評会を見に言ったら、販売用の苗として新たに株立ちのものが出ていました。これなら、盆栽の知識なしでも、ただ株立ちで維持していけば良いので私でも管理できます。これは、「はなびん」という名で2007年に発表された、比較的新しい品種だそうです。
さっそく水やりをして玄関先に置いてみると、すっかり馴染んでしまいました。

2013年5月23日木曜日

西洋クワ  European Mulberry

西洋クワの実が1個だけ色づいてきました。樹高は、苗が配達されたときは30cm弱でしたが、今は40cm位になりました。小苗に実を着けさせているので、成長がゆっくりなのでしょう。でも、桑はイチジク同様、ビュンビュン伸びるので、樹勢を抑えながら育てる予定です。


生理落果が1個もなく、根本の複合芽の実も未だに健在です。これなら、豊産性のある品種で間違いないでしょう。

最近、2階の東洋クワが野鳥に「発見」されてしまったので、早めの収穫です。味は、酸味が少なくて多少ボケた感じですが甘いです。東洋クワの方も第1果は大したことなかったのが、最近の収穫のは濃厚な味で、文句なしの美味しい実です。ただし、糖度そのものは、いずれの品種もカタログの15 ‐18度レベルでは決してないと思います。
                    東洋クワ                         西洋クワ











 
5月30日
西洋クワが熟し始めたので収穫しました。今回はちゃんと酸味もあって美味しいです。
ちなみに、東洋クワの方は、収穫の中盤以降は濃厚な風味になって、甘味と酸味のバランスが素晴らしいです。
 
 

2013年5月20日月曜日

ニキタ開花  feijoa: Nikita

去年の5月25日に届いたフェイジョアのニキタが1年で開花に至りました。樹高25cm位でスタートして、まだ1m弱ですが、苗全体に蕾が着いています。苗の販売元では「晩成」となっていましたが、やはり海外サイトの「早生」の方が正しいようです。元からあるアポロの方は、まだまだ蕾が小さいので、オシベが熟し次第、花をむしって冷凍庫で保存しないことには、今年はフェイジョアの収穫なしになってしまいそうです。

Nikita
(developed by Nikita Botanical Garden, Yalta)

今朝から咲き始めたばかりなので随分と赤い花で、花弁は、マンモスやアポロのよりもかなり小さいです。


 


5月22日現在
 

2013年5月19日日曜日

ブドウ山椒 Japanese pepper

冬に注文していたブドウ山椒の苗が届きました。箱を開けたとたん、葉っぱの何とも言えない良い香りがしました。

箱から出して枝を伸ばしてみたら、新梢が伸びた部分も含めて1m超えのヒョロッとした樹姿です。梱包直前に、根っこを洗い、用土でサンドイッチしてビニポットに入れてあったようなので、根っこが一時的に機能せず、枝がしおれ気味になっていました。半日陰で2,3日、たっぷり水やりすれば直ぐに回復するでしょう。

写真↓左は先日買った「朝倉サンショウ」、右は「ブドウサンショウ」です。山椒の本命の方の鉢が小さくなってしまいましたが、今度の落葉期に地植えにするまでガマンしてもらいます。どこかのサイトで読んだのですが、ブドウサンショウは地植えでないと、あの沢山の実が着かないそうです。

ちなみに、香りの違いがあるのか比較するために、葉っぱをむしってクシャクシャにしてみました。大いに異なる香りでした!例えるなら、朝倉の香りはローリエのようなドライな香りで、ブドウの方はバジルのようなふんわりした香りです。私はサンショウの葉を、ちらし寿司や押し寿司に活用するので、香りの違いも楽しみながら使えそうです。

土を買いに地元の園芸店へ行ったら、ツツジの鉢植えが入荷し始めていました。もうすぐ品評会の季節です。

絞りのものや

バラ咲きのものもあります。

ネットで見たことがある「コーカサスマツムシソウ」も入荷していました。園芸種のアザミのように大きくて、地上部は50cm近くあります。花は、テンニンギクほどの大輪で、とても存在感があります。こんな立派な苗がこの値段なら、かなり心が惹かれますが、「コーカサス」原産だと東京の夏はムリなんじゃないかと思い、購入を諦めました。
Scabiosa caucasica,   'Perfecta' (?)

そこで、実際に買ったのは、このブーゲンビリアです。定番カラーで、実物は極めて鮮やかな蛍光色です。
ブーゲンビリアなんて、今更、な感じですが、この苗は木立性として品種改良されたものらしいです。大きく育ったら、この色で暑い夏をさらに熱く演出です。

こちらは、帰宅途中の駐車場わきに生えていた野良ヒルガオです。濃いピンクで、私は雑草でも綺麗な花なら育てたいので、種が成ったら採取する予定です。

2013年5月18日土曜日

夕紅の開花 persimmon: Yubeni blossoms

今年初めて花が着いた夕紅が満開です。と言っても、花の数は10個しかありませんが。
現在、開花しているものを近くで見ると、カタログの品種特性のとおり、どれも雌花で、子房が覗いています。この品種の他の特性である、『単為結果性が有り、かつ実止まりがよく、種がほとんど入らない』というのが本当なら、このまま何個か収穫まで行けるはずです。食味は富有とほぼ同じで、糖度が若干こちらの方が高いそうです。秋が楽しみです。

 
 






2013年5月14日火曜日

野良クワ発見! wild mulberry


仕事の納入期限が迫って徹夜をしても、毎朝かかさずに近所の野草を取りに行きます。うちのセキセイ達は、買って来た野菜は2日と同じものを食べてくれないけど、野草なら興奮して食べるからです。この時期は、イネ科の植物(写真↓の下草の一部)が、ちょうど良い具合になっています。

ということで、近所の2,3の空き地を巡回するように通っているのですが、最近、あるアパート(写真↓左)の裏に桑が生えているのに気づきました。ちょうど、昔なつかしい山桑の葉っぱや樹勢です。

見ると、いくつか実が熟れ始めています。しかも、うちの桑より実止まりが良い!

ところどころに、鳥が食した後のようなものもあります。

私もご相伴にあずかることにしました。味は、正直、うちの園芸種(のはず)の桑よりもずっと美味しかったです! 子供の頃に食べた山桑の美味しさは、決して思い出の中で誇張や美化されたものではなかったようで、ものすごく幸せな気持ちになりました。


関連性はないですが、冬の間、ヒヨの食害に会っていたマーガレットが持ち直してきました。9号鉢でちょうど良い具合に株が太ってきましたが、まだまだ成長初期です。

こちらはコバルトセージです。目立たない花ですが、咲くと心が潤う気分です。




2013年5月12日日曜日

津の輝き、麗紅 tangerine: Tsunokagayaki & Reikou

ミカンの津の輝きは、今年はじめて蕾が着きました。その割には沢山着いているので、もしかしたら1個でも収穫できるかもしれません。

初収穫を確実にするために、花粉提供では最強のポンデローザの花粉を付けておきました。



花は微香程度ですが、天気が良いので花ハチもやって来ました。背中に着いているのは花粉?



ベランダの麗紅も開花です。こちらは3年前くらいから、花がゴツゴツ着くようになりました。















2013年5月11日土曜日

レモンの開花  Ponderosa & Sweet Lemonade

今日は生憎の雨ですが、レモンの成長にとっては良い季節となりました。

ポンデローザは3月1日から外に出してあります。寒波が来るたびに葉焼けしたので、4月に入ってからは剪定してスカスカの風通しの良い状態にしました。
苗の根本までびっしりと花房が着いています。
大実レモンなので、花もそれなりに大きく、メシベの柱頭は直径数ミリにもなります。 

この実は、去年の10月の開花からのもので、同時期のがもう1個あります。これらとは別に、冬の間の開花から、幼果を2個、残してあります。冬季、暖房のある部屋で管理すれば、本当に四季成りのレモンになるようです。写真の実↓はまだまだ幼果ですが、夏の蒸し暑い気候になれば一気に肥大するでしょう。
 
5月13日現在
 

スイートレモネードは、ベランダで風に当たっているうちにほとんど丸坊主になりました。写真に写っているのは、春の新芽です。

例年だと4月までには完全に黄色く色づいて収穫していたのに、今年はまだ緑色が残っています。
花が咲き始めたので収穫することにしました。

スイートレモネードは、春まで樹上に残しておくと、酸が抜けて生食に向きます。より具体的には、酸味は果肉がピンクのネーブルオレンジ程度、甘味は「はるか」程度です。