2019年5月2日木曜日

エルダーフラワーのシロップ Elderflower syrup

毎年、ゴールデンウイークは特定顧客からの仕事が入るので家で缶詰状態です。ペットの世話と食事の用意以外は時間を割けないですが、植物の開花は待っていてくれないので、エルダーフラワーを使ったシロップを作ることにしました。イギリスのサイトを見ると、手順は至って簡単なので直ぐに終わります。最初に咲いた花序はもう花びらが完全に散っていて、この後ベリーが生るかどうか様子見です。


その後、数個の花序が開花しました。花の香りは慣れるとだんだん良い匂いに思えてきました。
Common European Elder


 苗が軒下近くにあるので「お水がたくさん飲めてハッピー」状態なのか、葉っぱが巨大です。連日の雨でグングン木が育っています。



こちらは先月に届いたブラックタワー。花が2か所についています。
Black Tower

これは苗の頂点(写真がボケボケ)。

こちらは3本の茎のうち2番目のもの。



エルダーシロップのレシピではレモンを使うことになっていますが、現在うちに残っている唯一の香酸類の実はベルガモットなので、これで間に合わせます。
Bergamot - the only citrus fruit left in my garden
 ベルガモットの苗は、植え替えした直後の、昨年の厳冬で作落ちして去年は高接ぎしてある品種はどれも結実しませんでした。でも去年の猛暑と今年の暖冬ですっかり体力が回復したようで、いろんな品種が蕾を出しています。全部で8品種を高接ぎしてありますが、ラベルが落ちたのでレモン品種の判別が難しいです。
8 different lemons, etc, are grafted onto Bergamot.



花を収穫しました。
Elderflowers harvested
 タイガも匂いが気になる?
 何とも清々しい香りです。

材料は、エルダーフラワー、グラニュー糖、レモン、クエン酸、水。レシピによると、本来はもっと沢山の花を投入すべきなのですが、元のレシピの分量を割り算で調整して、何とか似たものを作りました。スライスしたベルガモットの香りとエルダーフラワーの香りが混ざって、台所に充満しています。あまりにベルガモットの香りが強烈なので、次に本来のレモンで作ると拍子抜けしそうです。花と香酸類をシロップに漬け込んで、24時間後に濾過して出来上がりです。
The fragrance of sliced Bergamot and elderflowers are indescribable!