2020年8月1日土曜日

公園で At the park


東京は梅雨開けしたそうで、今朝は久しぶりの青空でした。ドッグランに着くと懐かしい顔ぶれが迎えてくれました。タービュレンのルイ君にボーダーコリーのトニー君がタイガに挨拶。
The monsoons are gone at last and we had the first blue sky in days.
In the dog park, familiar faces greeted us.
They were all excited after not seeing each other for so long due to rains.
特に遠くに住んでいるトニーはかなり久しぶり。

皆が再開を喜んではしゃぐのを横目にボーダーのモノは暑くてエネルギー節約中。
Mono resting and remaining aloof, preferring to save energy in the heat.

ルイ君はタイガより一つ下の7歳ですが、いつまでも子犬のようにはしゃぎます。
Louis, a male Belgian Tervuren, at 6 years old, is still puppy-like.
ルイ君が遊びに誘ってくれるのに、タイガは暑くて乗りが悪いです。
He invites Taiga to play but Taiga finds it too hot.

ボーダーのシェリー君はまだ子犬の時期ですが、しばらく見ないうちにすっかり大きくなっていました。
Shelley, male Border Collie puppy, has grown a lot in the short time I have not seen him.

こういうポーズでみるとほとんど成犬。
He almost looks like a grown-up.

初めて見るバーニーズの子が入ってきました。マロン君、生後8か月のおとなしい男の子。
A new face, 8-month old Bernese Mountain Dog, named Maron


あまりにも暑いので早々と帰宅。
お昼ご飯のあと、タイガは玄関タイルの上で伸びていました。
そういえば、雨続きで最後にタイガのシャンプーをしたのが何時だったか覚えていないくらい。リビングがかなり獣臭いです。
Taiga trying to chill on the porch tiles after lunch.

久しぶりなので綿密にシャンプーして、自然乾燥のために公園へ来ました。
I gave her a thorough shampoo after the rainy season, and we went out for a walk to let her dray naturally.

タイガを洗ったばかりなのでランの横を通るだけ、と思って近づくと、珍しいシッパーキ(スキッパーキ)の子がいました。男の子で、名前は「よる」。まんまです。
A new face: male Schpperke named 'Yoru' which means 'night'.
He is black as night.
シッパーキは日本では極めて頭数が少なく、私自身、甲斐犬に決める前はブリーダーを検索したことありますが、数が限られているので出産の時期もまばら。なので、飼い主さんたちは顔を見るとどこの系統かだいたい検討つくそうです。
シッパーキは朗らかな性格で、本当に可愛い。



久しぶりの晴れて暑い日だったので、ラズベリーでジェラートを作ることにしました。
熟したばかりのジョーン・スクワイアと、冷凍保存してあったルビービューティーの一部で作ります。
Thanks to the sunshine, Joan Squire raspberry is ripening.

出来上がり。今日のはクリームを使わず、自家製ヨーグルト入りでヘルシーです。
Together with the frozen Ruby Beauty, I made raspberry gelato.

ちょうど良い具合です。

この粘りっけがアイスクリームとの大きな違い。砂糖控えめにしたので、とても爽やかな食味になりました。
A nice distraction on a hot summer day.

2020年7月30日木曜日

ジョーン・スクワイア Joan Squire raspberry


今年は長雨で、ジョーン・スクワイアの実が影響を受けました。株の下の方で生ったのは、風通しが悪くて雨水を保ったまま熟したので、ただ酸っぱいだけでした。

幸いこの↓クラスターは、ケインが1m以上に伸びた株の上のほうにあり、風が吹けば枝にたまった水分が吹き飛ぶので汚損果はありません。ただ、この品種はクラスターが形成される部分のケインが非常に華奢なので、実が沢山つくと折れてしまうことがよくあります。そこで、なるべく太くするために伸びたケインを摘芯しながら調整しています。

Joan Squire's summer fruits (more prolific than autumn fruiting)

1個つまみ食い。夏果らしい、ほんわりした美味しさです。株の下のほうで生ったのとは違い、水っぽさが無く満足な品質です。
In spite of the rainy season, sweet and fruity.


犬散歩から帰宅したらお向かいさんが声をかけてきて、ちょうど採取していたお庭のミョウガを分けてくださいました。さっそく水に浸してドロを吐かせました。ミョウガは用途がいろいろなので有難い食材です。
Zingiber mioga
The flowers are edible and have a wide use in Japanese cooking.

なので、今年の4月に1苗買ってきて植えたのですが、今日チェックしてみたら、花が1個だけ顔を出していました。スモモのマーキュリーの日陰で劣悪なスポットにも関らず、もう咲き始めるのかと思うと感激です。今度の冬にはもう少し日当たりの良い場所に移動させます。
My own - I planted it in April this year and already a flower bud is starting to come out.

2020年7月29日水曜日

サマーエンジェル Plum: Summer Angel


今日は霧雨のような降り方でしたが、午後になって雨が途切れたのを利用して溜まっていた庭仕事を片付けました。バルコニーで数年間育ててきたグリーンゲイジとミラベルを処分して、他で待機していた苗を置きました。スペース難だと、苗の処分で感傷に浸っている余裕もありません。これら2品種に関して今後は、アンズに高接ぎしたものに頼ります。

地植えとして今年初めて2個の実が生っていた柿の太秋が、雨のせいか今日になって落ちていました。

そういえば、プラムのサマーエンジェルもそろそろ、と思ってチェック。「彩の姫」は樹上完熟させたら、3ミリほどの小さな真っ黒いアリが網をくぐって実を食べ始めていたので、サマーエンジェルはその前に採ろうと思っていました。

網の上から確認すると、まだアリの侵入はないよう。写真↓の網の下のほうに着いている黒い点々は、上のほうで葉っぱを食べていた何かの虫のフンです。

2nd-year 'Summer Angel' tree fruiting for the first time.

網を取り除いてみると、オオッ。生産農家が丁寧に育てた実のように汚点ひとつ有りません。
Not a single blemish and very beautiful.

これくらい色づいていれば十分でしょう。2日ほど追熟させれば、収穫直後の青臭さはなくなるので後の楽しみにします。
Leave them to mature for a couple of days.

2020年7月23日木曜日

セモリナケーキ Semolina cake


最寄りのサミットストアでデュラム粉がたくさん入荷していたのが、売れないので店員さんがヤキモキしていたので、私は買い物に行くと2度に1度は1袋買って帰りました。結局、恥ずかしくて言えないくらいの在庫を抱えてしまったので、製パンや料理に積極的に使っています。食パンの生地を作るとき、一部をデュラム粉にするとフワフワの仕上がりになります。また、ニョッキのときは100%デュラム粉にするという贅沢ぶり。

今日はケーキ。やはりデュラム粉100%で300 g, 卵3個。後でシロップを掛けるので、生地に入れる砂糖は100 gの抑えめ。その他はシードオイル100 mlとミルク100 ccにバニラエッセンスと塩少々。(私のレシピは憶えやすいように、最後の数値はゼロ。53 ccとかは無い。)

300 g very fine semolina flour, 3 whole eggs, 100 g sugar, 100 ml seed oil, 100 cc milk, vanilla essence, pinch of salt

180度のオーブンで40分。焼き上がると結構、膨らみます。
Baked at 180° for 40 minutes.
Well risen.

ケーキが焼きあがる直前に作った熱いシロップを、生地が熱いうちに掛けます。このシロップに入れる砂糖の分も踏まえて、生地の砂糖は控えめになっています。
Pour 200 ml warm syrup while the cake is hot.

シロップが吸収されて冷めたところで型から出してみました。
型がフッ素加工のスチールなので、ちょうど良い色合いに焼けていますが、ステンレス型だとこういう色は出ません。

中央のエントツ部分も万遍なく色づいています。
Thoroughly baked.

ケーキを焼いている間に用意しておいたクリームを冷蔵庫から出します。これは、スーパーで200円ほどで買えるチューブ入りのコンデンスミルクに、アンズジャムを混ぜてアンズの酸味で半凝固させたものです。ずっと前、アンズを店で買ってきて一部を使って何かのスイーツを作ったあと、残りはジャムにしましたが、「平和」だったらしく殺人的な酸っぱいジャムができました(アンズは加熱すると酸味が増すところ、平和だと強烈)。いつもならコンデンスミルクにレモンの搾り汁を使うのですが、今日はそのアンズの酸味を利用しました。
A mixture of condensed milk and home-made apricot jam, left in the fridge for half an hour.  The acidity turns the milk into a thick cream.

凝固し過ぎ。
Perhaps too much acidity?

切ってみました。


生地がとても美味しいです。また、クリームのほうも、アンズの爽やかな酸味とコンデンスミルクの相性がよくて大変気に入りました。
Excellent taste.  The cake is fluffy, while the cream adds flavour to the cake.

今日も雨 Another rainy day


雨が嫌いなタイガは、今朝、何度呼んでも降りてきませんでした。昨日の夕方7時半に帰宅してからずっとトイレの用を足していないので、放っておくと膀胱炎になりそうです。私のほうがシビレを切らして、朝の10半に下からキツイ声で呼ぶと、やっと頭をのぞかせました。
Taiga hates rain, so she would not come down this morning.
Since it was 15 hours after she last went to toilet, I gave her a shout and ordered her to come down.

ネイチャーコールには勝てないのか、私のコワイ声に促されてか、しぶしぶ動き出しました。
Perhaps pushed by the nature call, or my stern voice, she started to move.

突然、ゆ~っくりと伸び。オシリを突き上げて巨大なあくびも。
But, a good stretch was a priority before coming down.

「あ~あ、うるさい〇〇アだ....」と言わんばかりに階段を降り始めました。
She is too used to my nagging.


世話やかせる。

四中横の草地に着くと、完全貸し切りでした。
Arriving at the park, we saw absolutely nobody else.

来る途中の道でウンコを済ませたのに、二度目。どんだけガマンしていたのでしょう。

排水の悪い草地なので、あたりは水浸しです。
Rain water everywhere and no fun to run about.

そそくさと戻ってきて、

「あ~、すっきりした。さ、帰ろ?」
'I am thoroughly refreshed.  Shall we go home now, mom?'


自分へのご褒美「彩の姫」。雨の中で熟したので前回の2個よりも味は薄かったけど、それでも例年は梅雨明けに熟す「いくみ」よりも遥かに美味しいです。
Plum: "Saino-hime", picked in the rain

2020年7月20日月曜日

チキンジャーキー Doggie treats


ワンコのオヤツは、いつもは市販のを持ち歩くのですが、YouTube で人間用にチキンジャーキーの楽な作り方をデモしていたので、安い鳥胸肉で真似してみました。ただし、ワンコ用なので、完全無添加です。人間用にはこの↓ の映像のように自分好みの味付けをすると、もっと美味しくなると思います。

出来上がり。いつもの方法よりずっと楽でした。そして、色がまるで調味料を使ったかのように赤くて美味しそう。取り敢えず、今日の夕方散歩で持ち歩く分をパリパリ割って、後は冷凍庫へ(すぐ無くなるので冷蔵庫でも良いと思いますが、今は夏なので念のため)。タイガと一緒につまみ食いしてみたら、香ばしくて大満足です。加熱することで、まるで味付けしたかのような新たな味が出ています。

Chicken jerky, made according to the YouTube video above,
except, with no additives whatsoever since it is for dogs.


3皿分のジャーキーを作るには数時間かかったので(うちには電子レンジが無い)、その御守をしているあいだにパン生地を発酵させました。今回はただのちぎりパンです。
While waiting for the 3 plates of jerky to be done, which took a long time, I prepared dinner roll dough.

最終発酵が完了。

水溶きの卵黄を塗ってオーブンへ。
170度のオーブンで30分かけてゆっくり焼きました。
Baked for 30 minutes at 170 ℃
Leave to chill until we come home from evening walk in the park.
窯伸びが良いです。アツアツなので、夕方散歩から帰ってからチーズと一緒にいただきます。

早脆王ナツメ Jujube plant


去年の12月12日に届いた「七月早脆王」ナツメの苗は、5月に芽吹いた枝が、長いものでも10センチもない状態でずっと来ましたが、最近どんどん枯れてきました。
The jujube plant that arrived in December last year is getting dry every day.

この時期の天候から、水不足が原因ということはなさそうです。また、土は軽石と鹿沼土を多く配合してあるので、水はけはバツグンです。
Judging by the soil surface, the roots are not absorbing water.

苗の先端近くの新芽も、
The new shoots never got longer than 10cm, and the leaves are curling up.

下の方のも例外なくカリカリ寸前です。

もう何か月も眺めてきたので、こうなったら「掘り出してみりゃ分かる!」と決心しました。その結果が、コレ↓。
After months of watching, I decided to pull the plant out of the soil to see the state of the roots.
The result was startling.

生きた細根がありません。ということは、5月に新梢が伸び出したのは、主幹に蓄積されていた栄養を使い果たしながらの動きだったので、それ以降は根っこから栄養を補給されなかったので枯れたのでしょう。
This is really disgusting.

ちなみに、12月12日に苗が届いたときの状態はコレ↓でした。白い毛根は皆無で、そのとき有った細い根は冬の間に分解されたようです。
How the roots were when the plant was delivered in December last year.
There was not a single white active root - what there were must have melted during the winter months.


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昨夜のうちにメールでお店に状況を説明したところ、今日さっそくの返答があり、今度の秋に代替苗を送っていただけるとのことで、大変安心しました。早脆王ナツメは、海外サイトの写真をいろいろ見ながら、いつか収穫できることをとても楽しみにしていた品種なので、是非育ててみたいです。お店の迅速かつ誠意ある対応に感謝、感謝です。

Follow-up:
I contacted the online shop from whom I bought the above plant last night.  They immediately responded to me today saying that 'This variety is out of stock right now but new plants will be coming in this autumn, at which time they will send me the replacement plant.'  Needless to say, I am relieved and grateful for their sincere response.

レーヌクロード Greengage plum


バルコニーのレーヌクロードが熟し始めてきたので、柔らかいものを収穫しました。
最も色づいた、真ん中の実を試食してみます。他は追熟。

Greengage plums starting to ripen.

樹上完熟していたので、皮が指でむけました。糖度を測ると15.7度。食べてみると、酸味が無く甘いことは甘いのですが、何か物足りない印象です。先日の「彩の姫」があまりにも美味しかったのと、スーパーで買った「レッドエース」の旨味も記憶に新しいので、それらとの比較では感動がありません。糖度はレッドエースのほうがずっと低かったけど、酸味との調和が良かったので全体的な食味が優れていました。

うちはスペースの制約が厳しいので、育てるなら日本のスモモのほうが良いです。レーヌクロードとミラベルは地植えのアンズに高接ぎしてあり今年から結実しているので、それで十分な気がします。

As the fruit was fully ripe on the tree, the skin could be peeled off with hands.
Sugar content 15.7°Brix
Sweet enough, but due to the absence of acidity, the taste is not so great.