2020年3月11日水曜日

クランペット Crumpets

Youtubeを見ているうちに、またしてもクランペットに挑戦してみたくなりました。
クランペットは、イギリスで古くから伝わるほっこりフードの代表的なものです。
今日マネしたレシピはこれ↓。
https://www.youtube.com/watch?v=0Ci-jdZc7b0


以前トライしたときは日本で売っているマフィンリングを使いましたが、ステンレス製だったので、どんなに油を塗っても生地がひっついて使い物になりませんでした(後の掃除もまた大変)。そこでノンスティックのリングを探していたら、Amazon.ukで適当なのが見つかりました。数日前に注文して、知らされていた配達予定日より遥かに早く届きました。


Crumpet rings just arrived from the UK
 確かにノンスティックです。
Non-stick rings

さっそく使用。

食べてみると、全然違うなー、というのが印象です。リングの機能はパーフェクトですが、レシピの問題。イギリスのスーパーで売っているのは生地がもっと白くてゴムっぽくて、膨らみ方・気泡のでき方が霜柱のように底から表面まで抜けます。対して、きょう出来上がったのはお菓子風のオヤキ。
次回は、ン十年も前にプレゼントされた料理本のレシピを試します。その本によると "crumpets are invariably anaemic-looking items"(貧血症の外観であるべき)なので、これこそスーパーで売っていたクランペットです。


以上からだいたい推測できると思いますが、クランペットは決して美味な食べ物ではなく、ほっこりするためのもので、洗練さとは程遠いスナックです。それが、ゴムっぽい生地の舌触り、生地の底側の焦げた苦み、軽くトーストした生地に塗ったバターの香り、甘ーいジャムが、トータルで創り出す効果が良いのです。
Not at all like the 'real thing' I used to get from the supermarket

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今年が栽培2年目のエレファントハートが咲いています。しっかりした大きな花で、中心部分が濃い緑色なのが珍しいです。
イシドウのサイトによると太陽の授粉樹として最高、とありました。花粉が豊富なので、梵天でモフモフすると真っ黄色になります。
Plum: Elephant Heart (US-developed variety)