2018年10月17日水曜日

黄肉グアバ Yellow guava



昨日の夕方、洗濯物を取り込みにバルコニーに出たらグアバの香りがしました。最初は7月の日照で日焼けした大き目の実(写真左)が熟したのかと思って近づいたのですが、その隣の小さい実のほうが強い匂いを出していました。よく見ると、果皮の色がわずかに黄色味を帯びています。去年の初開花からの実は、年を越した今年の1月に熟し始めましたが、苗が成長した今年は秋のうちに収穫開始のようです。また、実の数は、去年は4個でしたが今年は8個生っています。
It smells strong, but is it ripe yet?

本当に熟したのか迷いながらイジイジしているうちに、取れてしまった!
As I was fumbling, it came off!



夜、台所に置いていたら、あたりにトロピカルな匂いが充満してかなり誘惑されましたが、ガマン。今朝目が覚めて寝室のドアを開けた途端、2階にいながらグアバの香りに襲われました。


そこで、犬の散歩と朝食を済ませたあと(すきっ腹でない状態で)、味見をしてみることにしました。この品種は果皮が青いままで、また果肉が固いままで熟します。



半割りにしてみると、陽光面は鮮やかな黄色になっていました。糖度は何と15.5度。昨年度の結実の13.9度よりも高くなっています。普通の温州ミカンの糖度が12度なのと比較すると、かなり高いことが分かります。


グアバは栄養素からスーパーフルーツと言われていますが、2つの大きな欠点があります:(1)味が薄くてボケている、(2)種がゴロゴロと多い。それが、この黄肉グアバはその両方を解決しています。味については、糖度が高いだけでなく酸味も強いので、非常に満足感の得られる食味です。種の入りに関しては、写真で分かるように通常のグアバと比べてずっと少ないです。下の写真を見ただけでは、縦割りで偶然種に当たらないようにナイフが通っただけとの印象も否めないので、


Sugar content 15.5°Bx

今度は横割りにしてみると、こんな感じです。ゼリー質の入り具合はフェイジョアに似ていますが、実際、強い酸味と甘みでフェイジョアを連想させます。

Very sweet and tart
Excellent tasting guava with firm flesh and few seeds