3個生った筆柿の、最後の実が色づいてきました。完熟の見分けが付きにくいですが、先の2個は過熟だったので、今回は早めの収穫を目指します。
The last remaining fruit
へタの色も薄くなってきたので、もう良いでしょうか。
取り込んだ実を量ってみると、ちょうど200gありました。筆柿としては大きいほうでしょう。
果長は9cmちょっと。スーパーではもっと小さな実しか見たことないので、これはインパクトがあります。
半割にしてみると、ヘタの近くのまだ青みのある部分は熟していません。が、果頂の糖度を測ってみると20.6度もありました。先日のドロドロの過熟の実よりも糖度が上です。カタログによると筆柿の糖度はだいたい17度のようなので、今回のはサイズ、糖度ともに良くできたほうでしょう。
食味は、齧るときに顔をしかめるほどの固い歯ざわりで、甘いけれどもあまりジューシーではありませんでした。また、ヘタ近くの果肉は渋くて食べられたものではありませんでした。どうやら早採りしすぎたようです。この実の花は自己の雄花で受粉させたのですが、先の他家受粉の2個と同様、種は8個入っていました。
Sugar content: 20.6 °Bx