2016年6月10日金曜日

セキセイの雛(3日目)  Budgie baby (Day 3)

今朝2度目の挿し餌のために小鳥の部屋に入ったら、ヒナが自力で手前の止まり木に乗っていました。私を見てすぐにケージの奥に逃げてしまいましたが、握力はしっかり発達しているようです。エサやりのあと遊ばせる際に、私の人差し指に乗せて握力の様子を見てきましたが、こんなに早く上るとは思いませんでした。

ヒナは幼いうちは、暴れてケガをしないよう、また保温のために、巣の代替として「ふご」に入れて安静にさせるのが通常ですが、うちでは歩きたいだけ歩かせるために、ふごは使わずにパネルヒーターで暖めています。その利点は、ヒナが排泄した後は自由に移動して体の清潔を保てることと、運動によって脳に刺激を与えることです。一旦、止まり木を利用できるようになると、排泄後に移動する必要はなくなるので快適なはずです。それでも、クセからか、最初のうちは排泄直後に止まり木の上で足踏みしながら横に移動するのが可愛いです。

baby food

親の体温程度に温めたベビーフードを大騒ぎしてガツガツ食べた後は、パタッと静かになります。私に慣れるよう、ケージの扉を開けておいたらまたしても取り木に上っていました。羽を伸ばしたり、羽づくろいをしたり、

野鳥の鋭い鳴き声に耳を傾けたり、

そのうちウトウトし始めたので、おやすみカバーをかけてパネルヒーターの傍へ戻しました。

となりのケージに暮らす雄。ヒナを両手に包んで近付けたら、ケージごしにお互いクチバシでツンツンしていました。雄はもうしばらくの辛抱です。でも、6歳年上のオッサンなんだから、そこんところは忘れずに。シツコイようならすぐ別居させるからね。


セキセイインコは野生では捕食される立場の鳥なので、ヒナはあっと言う間に育って巣立たなければなりません。なので、うちのヒナは半日単位で大きくなっています。子犬の期間は短いというけれど、小鳥のヒナの期間は遥かに短いです。その貴重なときを記録するために午後にも写真を撮りました。

いっちょう前に取り木で羽づくろいをしています。私が見ている前でこれをやるということは、だいぶ慣れてきたようです。