2016年6月17日金曜日

セキセイの雛(10日目)  Budgie baby (Day 10)

小鳥の部屋に入って行くと、ヒナが翼を持ち上げて歓迎してくれます。「かまってくれ」要求に応じてしばらく膝の上に乗せていたのですが、今日の蒸し暑さのなかで人間より体温の高い鳥はカイロを乗せているようなものです。



そこで、オスのケージの床にヒナを入れたら、床上50cmくらいの下段の止まり木へと飛び乗りました。その後は中段、上段へと移動するだけの体力がないらしく、いつものようにクチバシを使って壁伝いに上段に到達しました。未だ初飛行とまでは言い難いです。

さっそく止まり木のタコ糸をカジカジしてくつろぐヒナを、オスが下から見上げています。


ヒナの翼や尾羽がかなり伸びて、巣立ちの時期のヒナらしくなりました。

試しにセキセイの大好物の粟の穂を入れてみました。ヒナは初めて見るものなので何なのか分からないようですが、オスは粟の穂を食べたくてウズウズしています。でも、気の強いヒナが怖い様子。

そのうちヒナが羽づくろいを始めたので、まるであくびが移るようにオスもグルーミングを始めました。


オスがヒナに突かれないよう、粟の穂の向こう側に回って食べ始めると、ヒナも真似して食べ始めました。
 いったん味を憶えれば大好物のおやつになるでしょう。ただし、粟は栄養価が低いので、あくまでもおやつ程度のもので、主食は数種類のシードを配合した殻付き餌です。