2018年5月13日日曜日

公園で  At the park



今朝の公園で、カイト君が座り込みを決めているところに出くわしました。遠くから見た限りでは、いつものようにお父さんに「ダッコ!」をせがんで、自分の足で歩くのを拒否しているように見えました。
Kaito (male Labradoodle) glued to the ground
 アップにしてみるとこんな感じ。
 実は、おやつをねだっていたようです。お父さんの話では、散歩の終わりにベンチで休んでその際カイト君におやつをあげる習慣がついたのが、最近はベンチを見かけると、散歩の途中でもおやつを要求してこうやって動かなくなるそうです。
Kaito wants a treat, in exchange for walking.
 タイガが近づいてきたので、いよいよおやつをもらえるのかと期待したら、
Kaito hopes Taiga might manage to extract a treat from Dad.
 タイガの顔を撫でるだけでした。
I said 'no' to a treat, and Dad only stroked Taiga.
 ガッカリのカイト君。
Sorry, Kaito.




お肉屋さん横の草地を歩いていたら、小さな小さなボストンテリアが大興奮で寄ってきました。名前はアンナちゃん、もうすぐ1歳だそうです。
A super-friendly Boston Terrier, Anna (female, nearly 1 year old)
 タイガと遊びたいけど、初対面なのでちょっと怖い。
Anna wants to play with Taiga, but too excited.
 でも嬉しくて走り回らずにはいられないという、典型的な、朗らかなボストンです。
She just runs about, not knowing how to play.
 もう5歳になって落ち着いた性格のタイガには無視するしかない、という感じです。
 そんなことをよそに、相変わらず大興奮。


タイガが近くに来た柴犬に気をとられたところを逃さず、臭いチエック。
As Taiga turned away towards 2 Shibas, Anna got to check Taiga's smell.




綺麗な柴のつがいです。タイガに近づこうとしているのは雄の「ムッシュ」で、もうすぐ2歳。後にいるのは雌の「メル」で、すでに2歳。
First time meeting with: 'Monsieur' (nearly 2 years old male, on the right),
'Mell' (2 years old female, on the left).
 飼い主さんによると、雄はフレンドリーですが、雌のほうは気難しくて、雄がヘラヘラ他の犬や人に寄っていくのを見るとヤキモチを焼くそうです。
The male is friendly, but the female is tense and jealous.
 ムッシュ(左)がメル(メル)に怒られて、そのとたん2頭とも異常にテンションが上がって、柴独特の大声を出し始めました。
The female scolds the male for approaching Taiga and me,
and the whole 'Shiba scream' starts.

雌のほうにも私の手の甲の臭いをかがせたら落ち着きました。左がメル、右がムッシュ。
So, I let the female smell my hand, and they calmed down.

他の犬の気配に気づいて視線の先を見ると、
Suddenly, their attention is diverted.

ボーダーのカイ君が伏せして気づいてもらうのを待っていました。
Kai, 1 year old, male Border Collie, is waiting to be noticed.

カイ君が遠目にもおとなしい犬だとわかるようで、2頭の柴は強気で寄って行きます。
The 2 Shibas aggressively check Kai's scent.
 カイ君は、しつこく、しつこく臭いチェックされたあと、
Kai is an extremely timid Border Collie.
 やっと解放されました。
Freed at last.


日本スピッツのアンジーちゃんも登場。
Angie, female Japanese Spitz arrives.
 アンジーちゃんは大変なヤキモチ焼きなので、タイガがお父さんに甘えるのをよく思っていませんが、ガマン。
Angie is jealous but puts up with Taiga snuggleing up to her Dad.
 そこへ、1歳の若輩者のカイ君が堂々と臭いチェックに来たので、
But Angie had no reason to tolerate this youngster coming up to sniff her.
 アンジーちゃんがカミナリを落としました。カイ君退散。
She leaves Kai in no doubt how she feels.


ガラスの心臓のカイ君でも、ドッグランで毎晩一緒に遊ぶタイガには物怖じしません。
In spite of his timid nature, Kai feels completely at ease with Taiga,
since he plays with her every night in the dog park.
 かなり強気でじゃれついていきます。
Kai feels bold enough to play
 支配的な態度。
as if he were the dominant of the two.


一旦はタイガに突き放されますが、
Taiga pushes him away.

また「遊んで」と誘います。
It does not stop Kai from trying  again.

 まだまだパピーらしい態度をちょっと見せたあとは、
 またしても支配的な態度です。タイガのようなのんびりしたオバちゃん相手に、ワンプロの練習をしているようです。
 タイガは面倒くさそう。

2018年5月12日土曜日

ナツメが開花  Jujube Flowers

この時期、公園の雑木林ではナツメの花の匂いにそっくりな香りを放つ落葉樹が満開ですが、うちにはナツメそのものが開花しています。何とも言えない良い香りです。身近にナツメの無い人には想像し難いと思うので、例えるなら、日本の野良のスイカズラ(ハニーサックル)の花の香にも似ています。スイカズラの巨大なツルがうちの近所の駐車場に自生していて今満開です。その横を通るたびに、うっとりするような良い香りがしてきます。なので、今、3か所で天然の香水を楽しんでいます。




おとといから咲き始めた新疆ナツメ。授粉作業はしていませんが、ときどき透明な羽の着いた体長1cmくらいの昆虫がやって来るので結実するでしょう。栽培2年目の今年こそは味見をしてみたいものです。
Xinjiang Jujube
 新疆ナツメの花はうちにあるナツメの中で最大ですが、葉っぱは更に群を抜いて大きく、形は丸っこくて、他のとは随分ちがいます。今年の春に伸び出してきた恒常的な枝が立派に育っていて、樹高は昨冬の状態と比べて2倍になりました。
新疆ナツメのひこばえから作った挿し木苗のほうは、蕾がやっと直径1mm超になりましたが、まだまだ写真には写らないほど小さいです。でも、蕾の柄が伸び出してきたので、近々、極小の花が咲くのかもしれません。



こちらは日本ナツメ。枝が伸び出した最初の頃は巨大なトゲが沢山ついていましたが、蕾が開花に近づくにつれ、トゲがほとんど消滅していきました。苗は今もグングン上に伸びていて、新しい枝にはやはり長くて凶暴なトゲがびっしり出ています。
Japanese Jujube



大雪ナツメは順調に育っています。苗が届いたときは主幹がエンピツよりも細かったので驚きましたが、今はエンピツ大にはなりました。この苗の蕾はまだまだ小さいので、開花は1週間先かもしれません。
Super Giant

2018年5月3日木曜日

オセージの花一輪  Osage flower



去年の10月に届いたブラックベリーのオセージに、1個だけ蕾が出ていたのが、今朝の暖かさで開花しました。写真では全然色が出ませんが、実物はピンクのバラのように濃い色です。これが見られただけでも今年は満足です。
Blackberry:  Osage

花は古い方のケインに出ていて、手前の大きな葉っぱは今年の春に伸び出してきたシュートのほうです。栽培環境は、柑橘苗やプラム苗などに埋もれた半日陰で、それらの苗に朝晩の水やりをするたびにオセージにもついでにかかります。



こちらはシャロンズデライトで、3個の幼果が成長中です。幼果の柄がだんだん伸びてきました。今まで育てたブラックベリーはブドウのように房状に実が固まって生っていたので、このように1個1個の柄が長く伸びるのは初めて見ました。
Blackberry:  Sharon's Delight


現在2本のシュートが伸び出していて、葉っぱが巨大です。支柱で囲ってある理由は、タイガが野良ネコに興奮して踏み荒らさないように、の対策です。

2018年5月2日水曜日

柿の太秋が開花  Persimmon flowers

先月の3日に買ってきたポット苗の太秋には、当時3個の蕾が着いていました。うち2個は干からびて消滅しましたが、残った1個は昨日の夕方に開き始めました。早速サエフジの花粉を着けておきましたが、今朝になっても花びらが落ちていないので、念のため再度授粉しました。今朝の状態ではメシベが発達しているので、受粉に適したタイミングだと思います。太秋は雄花も発生する品種だそうですが、生き残った1個の蕾は雌花のようでラッキーです。
Taishu
 上の写真では子房があるように見えるし、また花を横から見ると↓ ガクが大きいので雌花で間違いないと思います。



こちらはサエフジの雄花たち。花全体が小さいだけでなく、ドウダンツツジやスズランのような形で、またガクが非常に小さい。この写真↓ の右上の角に写り込んでいる雌花とは一目で違いが分かります。
Saefuji: male flowers
 サエフジはおびただしい数の蕾が出ましたが、そのほとんどは雄花で、雌花は苗の天辺にポツリ、ポツリと着いているだけです。明日には開花が始まりそうです。先に開花が始まった雄花のほうは8割方終わっていますが、十分な量を冷凍保存してあるので、雌花の開花に生の雄花が無ければ冷凍ものを使います。
Saefuji: female flower buds



富有も開花は明日以降になりそうです。こちらは蕾が沢山出ているので摘果が必要になりそうです。一定の単為結果性があるそうですが、収穫して品種違いでないことを早く確かめたいのでサエフジの花粉を着ける予定です(果樹苗の品種違いを何度か経験して被害妄想気味?)。
Fuyu: produces only female flowers

2018年4月30日月曜日

柑橘類の開花 Citrus flowers

暑い季節、タイガはお昼ご飯のあとは玄関のタイルの上で昼寝です。私が庭に出るから一緒に出ようと誘っても、なかなか起き上がれないほどダルイようです。
Taiga enjoying the chill of tiles after lunch




昨冬に大ダメージを受けた香酸類に先駆けて、生食用の柑橘類が咲き始めました。


これ↓ は今年初開花の星タンゴール。鉢植えで苗が弱弱しいせいか、花が随分みすぼらしいです。
Hoshi Tangor



やはり鉢植えの石地フリーも初開花。星タンゴールと石地はおととしまで2階バルコニーに置いてあったのですが、夏の高温乾燥でハダニの害がひどくていまだに枝ぶりが弱弱しいです。これら2品種は、ゆくゆくは地植えのカラカラオレンジに高接ぎして統合する予定です(カラカラ自体はまだ幼くて、私に接げるような充実した枝はあまり無い状態)。
Ishiji (virus-free)


去年10個の実を着けたセミノール。これも鉢植えで2階バルコニー時代はハダニで葉が真っ黒になっていましたが、タロッコに接いでからは生き生きしています。
Seminole grafted onto Tarocco
 ditto



こちらはタロッコに統合した佐世保温州
Sasebo grafted onto Tarocco



タロッコ本体は、3年前くらいから蕾があまり出なくなってしまいました。木の裏側の陽光面でないところにチョロチョロ着く程度です。このような充実していない枝に咲いても結実まではいかないと思います。
Tarocco




こちら↓ はモロに統合した田口早。2年前に接いで今年が初開花ですが、花に勢いがあるので結実しそうです。
Taguchi grafted onto Moro



こちら↓ はモロに接いだミネオラ。セミノール同様、バルコニー時代はハダニで真っ黒でしたが、今は清潔で大きな葉っぱが出ているので、これも結実しそうです。
Mineola grafted onto Moro
 ditto



モロもタロッコのように、地植えにしたとたん体ばかり大きくなって実が生らなくなりました。現在の樹高は2m近くですが、今年は天辺のあたりにかたまって蕾が出ました。これだけしっかり花が着けば1個くらいは生るでしょう。
Moro



門から入ると、左にモロ右にタロッコの配置です。将来、両方に赤い実が生ることを夢見て世話していきます。

 Moro on the left, Tarocco on the right

2018年4月29日日曜日

公園で  At the park

早朝散歩でマラミュートのラッキー君を見かけましたが、いつもと外見が違っていました。これ↓ は、今月の2日の状態。
Lucky, 9 years old male Alaskan Malamute
As he was on 2nd April 2018

今朝のラッキー君は、遠くから後ろ姿を見るとサモエドのように真っ白でした。近づいてみると頭は以前と同じですが、体全体はバリカンで短くされていました。本当はもっと短くして欲しかったそうですが、バリカンがアンダーコートに食い込んで動かなくなるので諦めたそうです。ラッキー君はアラスカ出身の犬種なので暑い気候が大の苦手。家に帰ると冷房がキンキンに利いた部屋で一日中寝ているそうです。

As he is now, with a summar trimming
 タイガが飼い主さんに甘えようと近づいて行きました。ラッキー君はお父さんに関してヤキモチ焼きなので、一瞬唸りましたが、
Lucky is very jealous of his dad and does not like Taiga snuggling up to him.
 お父さんにたしなめられて、おとなしく座り込み。
As Lucky snarled a bit, he was told to sit down.
 トリミングの先生に着けてもらった花が何とも可愛いです。
Flower given by the trimmer

おばあちゃんと早朝散歩の小さい子が「撫でていい?」と言って近づいてきました。
A little boy passing by wanted to stroke Lucky.
 皆の注目の的となって嬉しそうな顔のラッキー君。
Lucky seems content being the centre of attention.




そこへ以前会ったことのあるハスキーのリュウセイ君がやって来ました。1歳7か月だそうですが、前回見たときよりも体が大きくなっています。前回のあと、配色がそっくりな巨大ハスキーのグレイシー君とも初対面があったそうですが、グレイシーにこってりシメられたそうです。
Ryusei, 1 year and 7 months old male Husky arrives.
 この強気な態度なら、10歳のグレイシーがたしなめずにはおかないでしょう。
Ryusei is full of himself.
 タイガと力比べの遊びになりそうでしたが、
As he was going to show Taiga how strong he was,
 リュウセイ君の気が他にそれました。
his attention was diverted


ボーダーのカイ君が到着。タイガとカイ君はいつも夜のドッグランで会っているのですが、明るいなかで会うのは久しぶりです。
by the arrival of Kai, a 10-months old Border Collie.


まだ生後10か月のカイに対してリュウセイが力試しに行きます。



前足を掛けて自分の優勢を示そうとするリュウセイ。
Ryusei tries to show off his superiority.


 

カイ君がワンプロを放棄してリュウセイママのほうへ避難。
Kai gives up and runs to get Ryusei's mom's protection.


カイ君は甘え上手で、いつもドッグランで他所の人の足元へ来てはその人の足の上で座り込んで甘える世渡り上手な子です。 とても未去勢のオスとは思えないくらい可愛い性格です。
Although Kai is an intact male, he is a very sweet boy
and knows how to charm humans.