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2019年10月6日日曜日

新疆ナツメ Xinjiang jujube

今年の夏に輸入した新疆ナツメ(下の写真7月19日)は、苗が配達された直後に葉っぱが丸まって枝の落下が始まりました(最終的に残った枝は、写真右下の短い枝のみ)。水やりしても暫く土の表面に水がたまったままだったので、もう失うものはないと判断して土を完全に落とし、根っこを洗ったあと愛用の土で植え替えました。同時に鉢のサイズも18cmへと格上げ。


Xinjiang jujube plant when it was delivered in July this year




植え替えのショックからか苗はさらに1週間ほど弱り続けましたが、1本だけ残った枝が落ちることもなく、その後ポツリポツリと新芽が出てきました。おまけに新芽が15cmほどの小枝になってくるにつれ蕾も出てきて開花が始まり、結構な数の幼果がつきました。でも苗は相変わらず小さいので、先に結実した粒ぞろいの4個だけを残して体力を温存。今ある小枝は全て落葉期には付け根から落ちてしまうタイプのもので、恒常的な枝はまだ無い状態です。
It nearly died once but recovered as it is now.

4個の実は、最近まで濃い緑色だったのが少しずつ薄くなってきました。写真右上の実が一番最初に熟しそうです。

11月には完熟になるでしょう。大実品種のはずですが、苗が小さいので実のサイズに関しては贅沢を言えません。ゲージで測ると長さ3cmちょい。
Ripening in November?

2019年7月19日金曜日

グアバなど Guava flowers etc

黄肉グアバの花の最後の2輪が今朝咲いていました。今年は開花3年目ですが、ここ1か月の開花期間中、ほとんど雨だったのでどれだけ受粉するか心配でした。でも、現在10個以上の幼果がついています。初年度の開花で4個の実が収穫まで行き、2年目の去年は8個が生りました。この苗は10号鉢なので、今年は10個以内に収まるよう摘果する予定です。


今日の正午ころから日差しが出てきたので、今朝の雨のあと花粉が乾燥して最後の花も受粉できそうです。


Last 2 flowers of yellow-fleshed guava
 苗のあちこちに幼果があるので、まんべんなく日に当たるよう、ときどき鉢を回そうと思います。



これ↓ は昨日届いた苗。新疆のもうひとつの有名なナツメの品種です。業者に依頼して持ち込み輸入してもらったのですがとても小さく、あまりのショックに今日まで放置していました。地上20cmくらいしかありません。
Another variety of jujube from Xinjiang, just bought

しかも高いところで接いであるので、本体は3cmほど(下の写真の赤い部分)。状態を確認するために今朝になって接ぎ木テープを剥がしてみたら、テープ自体はカチカチに劣化していたし、接ぎ穂の接着面が心もとない状態だったので、スミチオンで消毒したあと乾燥したところでニューメデールで巻きなおし。さらに、念には念をで、梱包用の紐で固く縛っておきました。成長が確認できたら梱包用紐はほどく予定です。


苗の今の状態は、実質的に葉っぱが4枚出ているだけ。羽状複葉のように、今出ている小枝は秋には付け根から全て落ちてしまうものです。この苗が将来的に成長するには恒常的な枝が出てこないと始まりません。


なので、ちゃんと成長が確認できるまでは名無しの苗のまま、栽培リスト上でも存在を認識しないことにしました。
Currently, only 3cm tall - the length of the scion.
Even worse, there is no permanent branch at the moment.



スーパーで見かけたサマーエンジェルを買ってきました。この品種は、去年の暮に届いた苗のうちの一つですが、美味しい品種であることが確認できれば世話に気合が入ります。
Plums bought in the shop - 'Summer Angel' -
I have just started growing this variety.

重さは150g。

糖度は15.6度ありました。実際に食べてみると、とてもジューシーでスモモらしい旨味がありました。これで離核なら最高なのですが。
1個食べただけで満腹感が得られるほどインパクトがありました。
Sugar content 15.6%


2019年6月9日日曜日

オセージなど Osage young fruits etc

オセージは、最初の開花はゾウムシか何かの害で全滅しましたが、2度目の開花で順調に幼果が育っています。
Blackberry: Osage
 少しだけ赤味がさしてきたものがありますが、相変わらず小粒です。



カラカラオレンジに今年初めて幼果が着いています。
Orange: Caracara



西洋ニワトコの受粉は上手くいったようで、ベリーらしい形ができてきました。ヨーロッパでは8-9月に熟すそうなので、東京では8月上旬頃から黒く色づくかもしれません。
European Black Elder

こちらはブラックタワー。苗は9号菊鉢で勢いよく育っているので、葉っぱの色が緑色になっています。
Black Tower
 まだ花柄が少し残っています。



新疆棗王の開花が始まりました。花はとても良い香りです。去年沢山なった実はお世辞にも大実とは言えなかったので、今年は期待しています。
Xinjiang jujube flowers



ミニクリカボチャの幼果が、それらしい模様になってきました。カボチャは初めて育てますが、果実は「ミニ」でも葉っぱは区民菜園で見かける普通のカボチャの葉と全く同じサイズです。また、苗は2本あるのに、雄花と雌花の開花タイミングが合いません。なので、雄花が咲くとシベを採取して冷凍保存して使っています。
Miniature Pumpkin

 これ↓ は昨日咲いた花。





今の天気はイースト発酵に最適なので、パンを焼きました。小麦粉400gに対して水分90%(360cc)なので、チャバッタの部類に入ると思います。
Ciabatta with 90% hydration

2019年5月9日木曜日

石地ミカンが満開 Ishiji tangerine etc



昨日まで2階で仕事をしてた間、この満開の石地や、他にも咲き始めたオレンジやらレモン類の花の香りが漂ってきて、「こんな環境で仕事とは、なんてラッキーな自分」と思いました。
Tangerine: Ishiji (virus free)
 石地は10号鉢で管理していて、去年は初めて1個だけ収穫できましたが、今年は豊作になりそうです。




仕事を納入して今日からまたヒマな日常が戻ったので、じっくり観察できます。
今年はカラカラオレンジにも花が咲いているので、もしかしたら初収穫にこぎつけるかもしれません。カラカラはネーブルの交雑種と言われていますが、果肉はピンクっぽくて、甘味がネーブルより更に強いそうで楽しみです。
Orange: Cara Cara



オセージが1輪だけ咲いていました。去年、十分枝を分岐させたので今年は沢山の蕾が出たのに、何かの虫の害か、ほとんど全て先っちょが腐ってしまいました。なので、この1輪は貴重です。
Blackberry: Osage
 花の色は、実物はもっと濃いピンクなので、小さな野バラのように綺麗な花です。



矮性ラズのルビービューティーには、現在3個の幼果が育っています。
Raspberry: Ruby Beauty (a.k.a. Shortcake)
 根本を見ると、先に出た来年用のケインに加えて、新たに2か所でシュートが顔を出しています。この調子なら2、3年でワサワサの株立ちになりそうです。



去年の秋から、新疆ナツメを試しに地植えにしてみました。ナツメは地下茎を張る植物なので、主幹を中心に半径数十センチで根を切るよう、スコップで定期的に掘って制限する予定です。
南向きバルコニーに置いてある大雪ナツメに遅れて、最近やっと芽吹いてきました。大雪ナツメは1日じゅう日に当り、3月下旬から芽が動き出していたので、やはり太陽の恵みは大きいです。
Jujube: Xinjiang Jujube
でも一旦動きだすと新疆ナツメは成長が速くて、蕾の状態も大雪ナツメに追いついています。


スモモの帝王の幼果もグングン成長しています。開花・結実は「いくみ」のほうが先でしたが、帝王はさすがに大実品種だけあって今ではいくみの幼果の数倍になっています。
Plum: Teiou
 一番大きなのは、既に長さが3cmを超えています。



忙しくしている間に、キウイは風と昆虫のおかげで無事、受粉ができたようです。レインボーレッドと早雄が同時に開花したので理想的でした。
Kiwi: Rainbow Red

2018年10月6日土曜日

新疆ナツメのひこばえ Xinjiang jujube sucker

新疆ナツメの台木から出たひこばえを挿し木にして、それが無事越冬できた状態の写真がこれで(右)、今年の4月現在、まだ20cmもありませんでした。


As of Spring 2018
Sucker from Xinjiang Jujube's root stock (right)




それが夏の間にビュンビュン育ったので9号菊鉢に移したのですが、更に勢いを増して現在は120cmを超えています。
Currently

何度か開花を経て、最終的にこれら2個の実が残りました。
Two fruits

うち、色づいた1個を味見してみました。甘味は普通にありますが、酸味が強くて、正にリンゴを食べているような食感です。普通、皮にナツメ独特の匂いがありますが、この実は、たぶん小さすぎるのと味が濃いのとで、全く気になりませんでした。


これが、ネットで出てくる野性の酸っぱいナツメなのでしょう。個人的には、今まで食べたどの品種よりも美味しいと思いますが、実が小さ過ぎるのが残念。
Tart, but very sweet at the same time

2018年9月2日日曜日

一才ナツメ Dwarf Jujube

ヤフオクで買って今年が栽培3年目の一才ナツメは、今年も沢山の実を着けています。樹高30cmも無い小さな苗で場所を取りません。
Dwarf Jujube
 大き目の粒は新疆棗王の現在の実のサイズと同じくらいです。(ただし、新疆ナツメのほうはまだ浅緑色の実なので、もう少し肥大するかもしれないし、摘果したおかげで粒揃いです。)

苗の裏側はこんな感じ。

赤く色づいている1個を試食してみました。いままでにない濃い味で、甘酸っぱいリンゴに似た美味しい実でした。今年が収穫3回目ですが、年々美味しくなっている印象です。

2018年7月28日土曜日

ナツメ Jujubes



今年は新疆ナツメが遂に収穫できそうです。栽培初年度の去年は結実ゼロ、しかも苗に恒常的な枝が1本も出ないばかりか、樹高は全く伸びませんでした。去年はたぶん、根っこを張ることにエネルギーを集中させた年だったのでしょう。


栽培2年目の今年は、5月に一斉に咲いた花からは全く着果が無かったので今年もダメかと諦めていましたが、6月後半にチョロチョロと開花が再開して、その後にあちこち結実が始まりました。苗は主枝が2本出て、ビュンビュン樹高が伸びるので、120cm位のところで摘心しましたが、その後も伸び続けて今は160cmほどになっています。その伸び伸びになった樹姿の状態であちこちに実が着いているので、けっこうスカスカの外観です。
Xinjiang Jujube
 現在50個ほどの幼果がありますが、小粒なので8月に入ったら大き目のを20個ほど残して摘果する予定です。現在の幼果の形状からして、新疆ナツメのうち、和田玉棗ではなくハミ棗になりそうです。



大雪ナツメのほうは、初年度ながら6個の実が着いています。
Super Giant
 新疆ナツメ同様、幼苗なので実が小さいです。



ヤフオクで買った盆栽素材の一才ナツメは今年が栽培3年目ですが、相変わらず安定性を発揮しています。樹高は25cmほどしかありませんが、12個の実を着けていて、最大果は新疆ナツメの大き目の実よりも上を行っています。
Dwarf Jujube
 最も遅くに芽吹き・開花して、最も早くに色づきます。9月下旬には収穫できます。

2018年5月23日水曜日

ナツメ、ラズベリー  Jujubes, Raspberry



去年の夏に新疆ナツメ王苗のひこばえを挿し木にしたものが、越冬したあと順調に育っています。昨冬の樹高と比べて1.7倍くらいになりました。まだ30cmにもなっていませんが、枝の分岐が旺盛なので、主幹だけのヒョロイ苗になる心配はなさそうです。

Sucker from Xinjian Jujube's root stock

葉っぱが極小なのに加え、花もまた小さいです。それでも虫がやって来るらしく、受粉後、幼果への移行中のものもあります。

ひこばえ(左)と本体の新疆ナツメ王(右)を比べると、こんなに違います。よくこんな一才ナツメのような台木に、ナツメの中でも最大級の品種を接いであるなと驚きます。
Comparison between sucker (left) and Xinjiang Jujube (right)







今日のウルトララズベリー。赤い実が増えてくると結構、観賞価値があります(写真では大したことないように見えますが)。
Improved wild raspberry

 今日の収穫。夕飯あとのヨーグルトと一緒にいただきます。