午後から風が強くなり、夜には雨が降り出すとのことだったので、石神井川沿いの花が散る前に、とカメラに収めました。
まだ本当の満開にはなっていないようです。
城北公園の普段は行かない草地を横切ろうとしたら、ボーダーのマグちゃんがハイテンションで近づいてきました。いつもは夕暮れどきにしか会っていなかったので、飼い主さんに言われて初めてマグちゃんだと分かりました。
全身全霊でタイガを誘っています。タイガの背中の毛が立っていないので、超興奮状態の相手がマグちゃんだと分かっているようです。
Welsh Border Collie: Mug (female)
マグちゃんは逆立ちしそうなくらい地面に胸をつけています。
飛びついた瞬間。
夕方散歩のときとは違い、お互いリード付きなのでプロレスも追いかけっこもできずにもどかしそう。
桜の早咲きの木が集中している広場に着きました。写真を撮っていたら、
タイガを呼ぶ声がしたので、見ると夕方散歩で時々会う人たちがお花見をしていました。タイガはすっとんで行きます。
タイガはチワワのイル君のお母さんが大好きで、耳をぺったんこにしています。。
夕方からの天気予報を聞いて、桜が散らないうちにと急きょ、お花見をすることにしたそうです。
Chihuahua: Iru (male)
イル君たちと挨拶の後は、桜並木の道を渡ってドッグランの林へ。
ドッグランの横に咲いている桜のうち、赤味の強い花の個体に目をとられました。
まるで赤い液体を霧吹きで吹きかけたような、または商店街に括り付けられている造花のような、不自然なほど赤い花ですが、ここだけ明かりがさしたような華やかさです。
帰りしな、城北公園から離れたところにある小山の公園にも立ち寄りました。小さな山全体が公園になっています。
急な坂道を上ると、
周りの住宅街が見下ろせます。
公園から降りてきた草地の桜。
公園ちかくの民家のイペーは、まだ咲き始めたばかりでした。イペーはブラジルの国花だそうですが、この個体はかなりの高木なので、どんないきさつでここに植えられたのでしょう。
Ipê Amarelo (Golden trumpet tree)
イペーの手前の庭には見たことない凝った椿が何本も植わっています。この↓ 花は咲き方は雪椿タイプですが、花弁は剣弁、葉っぱはサザンカのように細かいです。他に、フェイジョアも植わっていました。
その界隈は、何とも郷愁を誘うような不思議な雰囲気。
昔、永田町や麹町など都心に住みながら想像していた「練馬区」のイメージどおりの、広い庭のあるのんびりした風景の民家が残っています。