2019年10月26日土曜日

公園で At the park

公園の通称「窪地」へ上ると、今日はどこかの保育園が貸し切りで運動会を行うようで、職員の人たちが旗を吊るしたりして会場の準備をしていました。狭い広場ですが、園児たちが走り回るのにちょうど良いし、低い土手に囲まれているので迷子になる心配はなさそうです。また、すぐ近くにトイレが2か所、さらに土手の向こうには水飲み場もあるので、保護者にとって衛生面でも安心です。運動会が進行中のところに遭遇したことがありますが、「イッツ・ア・スモールワールド」の世界です。
A kindergarten is holding a sports day in this tiny field:
preparation taking place early in the morning.




ドッグランに着くとケアンテリアのチャンプが迎えてくれました。ぱっと見、ナタでも担いでいるのかと思いきや、
Champ, male Cairn Terrier, greeted us in the dog park.
 ハロウィーンの衣装のようです。
Champ is dressed for the Halloween.
 いつもならお互い飛びついてじゃれ合うのに、今日は身動きがとりにくいチャンプと、異様な雰囲気を感じているタイガ。
He doesn't look too excited about it.
Taiga hates being dressed, so she is not impressed either.


ウィペットのティガ君、4歳。前から見かけたことはありますが、近づくのは今日が初めて。タイガと同じレッドブリンドルのコートです。飼い主さんと、グレーハウンド、ウィペット、イタグレの来歴について談義しました。
Tiga, 4-year old male Whippet, meeting for the first time

こちらもウィペット。グレーハウンド並みに大きいフォルチュナ君。
Fortuna, male Whippet, and Taiga

元々はネグレクトで衰弱して保護された子とは思えないくらい立派な体です。
Furtuna was rescued as a neglected and starving dog.
Now he is a very happy, handsome individual.

ソロ君はフォルチュナの後に迎えられた保護犬。本当の兄弟のようにいつも一緒に行動しています。
Solo was also rescued and now lives as Fortuna's brother.

ボーダーのカイ君がやって来ました。
Kai, male Border Collie, comes to say 'hello'.
 急にワシャワシャした雰囲気になります。

フォルチュナとタイガがお互い目配せ。
Fortuna and Taiga eyeing each other for a potential chase.

カイ君も参加して追いかけっこが始まりました。
Kai joins in.

一番体の重いカイ君は直ぐに脱落しましたが、その次に体が重いタイガは必至で追いかけます。ティガ(奥)とフォルチュナ(手前)はさすがに俊足です。
As the chase started, Kai soon drops out since he is too heavy.
 タイガは内回りで何とか追い付こうとしますが、ウィペットにはかないません。
Taiga is not a light-weight either but she makes up for it by cutting corners.
 さんざん走り終えて満足そうな3頭。
Having run to their hearts' content, they seem to exchange smiles.



ランからの帰り。公園出口の草地まで、川沿いの道をカイ君と一緒に歩きました。カイ君はカメラが大嫌いなので、
Kai and Taiga walking together towards the exit of the park.
 「おやつ!」の掛け声で一瞬だけこちらを向いてくれました。



帰宅途中で久しぶりに会ったコーギのヒメ子ちゃん。タイガはヒメパパが大好きなので、ヒメもヒメママも眼中になしで突進して行きました。
On our way home, we met Himeko, female Corgi.
Taiga is mad about Himeko's dad.
 ヒメはタイガには興味なしで私に寄ってきてくれました。
Himeko is happier to see me.
 ヒメパパはこの世でタイガに顔を舐めさせてくれる唯一の人なので、心行くまでペロペロしていました。
Himeko's dad is the only human on this earth who allows Taiga to lick the face.




昨日スーパーで見つけた目玉商品のサンフジ。安いのでリンゴのタルトに使うことにしました。超簡単なレシピです。タルト型は直径22.5cm。
Making an apple pie: 22.5cm diameter

まずはカラメルソースを作ります。バターも入っているので、バターキャラメルのような風味になります。
Caramel source with butter

そこへスライスしたリンゴを敷き詰めて、

タルト生地を流し込みます。

170度の低温で焼くと、溶液が漏れ出さない程度に膨らみました。
 冷ましてから食べるほうが美味しいので、夜まで放置。生地が冷えるとタルト型の壁から自然に離れるので取り出しやすいです。
Leave to cool for at leasst half a day.

2019年10月23日水曜日

グアバ Guavas

未だそんなに寒くはないですが、毎年10月中旬からグアバを屋内に取り込んでいるので、先週末にグアバを小鳥の部屋へ移動させました。冬の間は小鳥の部屋で新聞を読んだり、たまーに入って来る仕事をしたりするので、昼間は小鳥と私が排出する二酸化炭素をグアバが吸収して酸素を供給してくれる共存が成り立っています。
Yellow-fleshed guava tree
 黄肉グアバは、今年は収穫が始まって3年目なので木がかなり大きくなっています。なのでこの苗だけは軽い剪定で、実生ルビースプリームは鬼剪定で小苗にしました。実の数は15個までは数えたので、今年度は十数個と把握しています。完熟は年末以降になるでしょう。寒い東京の冬では1個ずつ熟すので、2月末頃まで楽しめると思います。
The fruits ripen one by one during end Dec-late February.
 ワタカイガラムシがついているのを写真で発見。毎朝小鳥の部屋を掃除する際、棚と同じようにグアバの枝にもハタキをかけてホコリがたまらないようにしています。害虫防止だけでなく、ガラス戸から入る日光は貴重なので、少しでも光合成を助ける目的もあります。
The plants stay indoors (budgie's room) during winter.



一才ナツメは例年だと8月末頃から熟していましたが、今年は8月上旬に一旦すべての幼果が落ちたあと、ちょうど8月末に始まった新疆ナツメの開花と同時にまた花が咲いたので花粉を交換させてみました。他家受粉の効果か、実どまりが良いです。樹高は25cmくらいしかありません。
Dwarf jujube, 25cm tall
 今朝食べてみたらちょうど良い時期です。新疆ナツメとはまた異なる風味の甘酸っぱさです。



おとといJAに立ち寄ったらまたピンクの食用菊が出ていました(写真右)。同じ「もってのほか」という名前がついていましたが、今回のは濃いピンクでこれこそ私が買いたかったほうです。花柄も先日の淡い品種よりは若干大きいので綺麗。棚ではもうほとんど売り切れで、この苗ともう1個が残っているだけだったのでラッキーでした。
 濃いピンクの「もってのほか」が欲しくて通販で苗を眺めていたところだったので嬉しいです。先の苗のような枝別れが無いですが、宿根草は冬芽が沢山出て冬の間に根っこが張れば、来年は大株になるので気にしません。

野紺菊もぼちぼち咲いてきました。
 これを山野で見かけたら、さぞ綺麗でしょう。

2019年10月20日日曜日

公園で At the park

以前、道端で一度だけ会ったことのある、日本では珍しい犬種の子に久しぶりに会えました。スキッパーキ(Schipperke)と呼ばれるベルギー原産のスピッツタイプの小型犬です。「多産性」の逆を行く犬種で、一度に生まれるのは1-2頭だそうです。実際、この子の母親は一度の出産で2頭を産んだ後は産めなくなったそうです。


初めて「スキッパーキ」という名を聞いたとき、とっさに船長を意味する英語の「スキッパー(skipper)」を連想しましたが、ウィキペディアによると、小さな船長」説は、本種をオランダはしけ犬と混同したイングランド人たちによって、誤って広められたものであると考えられている。とありました。紛らわしいです。なので私はもうひとつの呼び方の「シッパーキ」のほうが好みです。


この子の名前はライヤちゃんで、もう12歳になるそうですが若々しい外見です。気も強いので、タイガの背中の毛が立っています。
Laiya, 12-year old female Schipperke
 タイガを見据えたあと、
 真向から唸り始めました。
As Laiya started growling at Taiga,
 飼い主さんに怒られてストップ。
her dad told her off.

私がタイガを横に押しやって手の甲を差し出すと、一瞬臭いを嗅ぎましたがあとは落ち着きました。
I let her sniff the back of my hand, and she calmed down.
 シッパーキの特徴だそうですが、コートは全体的に短いけど首の周りは毛皮を巻いたように長め。
Short coat, except around the neck, which is the hallmark of this breed

道の横から「キュンキュン」と甘え声が聞こえてきました。ビーグルのココロちゃん、1歳未満です。ライヤちゃんに近づきたくて網を超えようとしていました。
We heard a whining from the side of the road.
Kokoro, less than 1 year old female Beagle, wanting to join in.

勇気を出して飛び越え。
She plucks her courage and jumps over the mesh fence.

ライヤが近づきます。
Laiya approaches Kokoro.

ココロちゃんは赤ちゃんのときから朗らかな性格なので、相手が気難しかろうが一向にかまわず遊びを仕掛けてきました。子犬だと分かるのか、結構喜んでライヤが相手をしてくれました。ライヤの丸っこいオシリが何とも可愛いです。
Kokoro being a happy puppy, she invites Laiya to play.
Laiya's roundsih bottom is so cute....


上のほうへ移動すると、古代家の林の木が少しだけ黄葉し始めていました。
 暗い朝なのでなかなか黄葉が再現できません。
Leaves are slowly turning yellow.

道を渡った陽だまり広場のキンモクセイの花が香っています。
Osmanthus fragrans
 青空を背景にすると映えますが、曇りなのでとなりのイチョウの木をバックに。
Powerful scent
 ここ3・4日間の雨のあと、花が散り始めています。

2019年10月19日土曜日

ローガンベリー苗 Loganberry plant

何か月も前に注文して支払いも済ませて、すっかり忘れていたものが前触れもなく今朝届きました。ローガンベリーの「ワイマテ」です。届いたときの箱が長かったので期待して開けたら、視線がストンと下に落ちました。

Loganberry: Waimate, developed in New Zealand

でも、苗は元気そうです。

中型犬と比べると、こんな感じの樹高(いい加減な比較)。





ニュージーランドで80-90年代に、ボイセンベリータイプの新種を作出するための活発な活動が行われたそうですが、その結果としてリリースされた数種のうちにワイマテが含まれていたそうです。

The New Zealand HortResearch Inc. program was one of the most valuable and aggressive programs in the 1980s and 1990s as it developed “Boysenberry-like” cultivars and developed the ‘Lincoln Logan’ source of spinelessness (SfL) (Hall et al. 1986a; Hall et al. 1986b; Hall et al. 1986c; Hall et al. 2002).
‘Ranui’, ‘Waimate’, ‘Karaka Black’, and ‘Marahau’ have been the notable recent releases from this program (Clark and Finn 2002; Hall et al. 2003; Hall and Stephens 1999).
Source: Genetics, Genomics and Breeding in Fruit and Vegetable Crops- Berries  Ed. K.Folta,  'Chapter X: Rubus'


これら↓ はWaimateでググるとよく出てくる写真で苗の業者に使い回しされているようなので、勝手に掲載しました。交配に使われた品種の一つであるタイベリーのような長果で、実の色はボイセンよりも明るい色になりそうです。ツルの管理方法はYoutubeで探すとイギリスの映像で見つかります。
Loganberry 500「LOGANBERRY WAIMATE」の画像検索結果

2019年10月18日金曜日

キウイ試し採り Red Kiwi

キウイの葉っぱは夏の間にコガネムシの成虫にボロボロにされてしまいました。ダメ元でマラソンを散布してみたらいっぺんに姿を消しました。そこでいつも被害にあっているスモモの葉っぱにも同様に散布したら、以後、秋にかけてすっかりコガネムシがいなくなりました。来年はもっと早くから手を打ちます。

日当たりの良いほうのツルで1個触ってみたら柔らかかったので試し採り。他のはまだまだ石のように硬いです。
Red Kiwi: 'Rainbow Red'

ちっさーい。初成りだし、葉っぱがダメージ受けたし、文句は言えません。

切ってみると色は薄めですが、ほぼ全体的に柔らかくなっていました。何より、芯も軟化していてクリーミーで甘かったのが嬉しい。食べた後の感想は、もう感激ものの美味しさでした。これを食べたあとでは、黄肉系のは物足りなく感じるかも(昔うちにあった黄肉キウイは、これに比べるとあっさり系でした)。
Extremely sweet: in fact, sweeter than green or yellow varieties



園芸用の支柱を買いにJAへ行ったら、ピンクの食用菊が出ていました。ずっと昔に育てていたことがありますが、その後、もっと豪華な観賞用の菊に目が移ってボツにしてしまいました。でも、今は黄色の食用菊を気に入って育てているので、ピンクが加われば色が冴えます。黄花のほうは随分と大株になったので、今年こそは一部を味見しようと思います。
Edible chrysanthemums: yellow and pink (new)

ピンクのは「もってのほか」という名前の品種。以前食べた印象では、ちょっとアクがありました。
New addition

黄花種ももうすぐ咲き始めます。

タイガがあまりにも協力してくれないので、無理矢理 苗を横に置いて記念撮影。

うちには今年から野菊もあります。「野紺菊」という名札がついて園芸店で売られていた小苗を今年の春先に買って植えておきました。まだまだ咲き始め。写真では薄紫ですが、実物は濃い紫色。個々の花の開花直後は、花びらの中心近くは白く端っこの濃い紫色とのコントラストが綺麗で、キラキラした印象です。私の簡易カメラでは再現できません。
Wild variety