2014年11月9日日曜日

早朝散歩 Early morning walk

今朝はどんよりと曇って肌寒く、11月下旬のような憂鬱な朝でした。
家の前の道路に面したところに植えてある菊が咲き始めています。この菊は、去年の秋に1本仕立ての大輪のを買ってきたものですが、地植えで野放図に育てています。こういうのが好きなのです。

 枝を剪定しないので、さすがに中輪の花になってしまいました。



寒さと曇空のせいか、今朝の城北公園は人影がまばら。

 ラジオ体操はこの↓ グラウンドで毎朝行われるのですが、最近、私はサボっています。体操が終わった後も、写真に写っている小グループの人たちが、敷物の上で屈伸運動を始めます。

けやき林はもうすぐ坊主になりそうなくらい落ち葉が進んでいました。落ち葉の季節、タイガは気が狂ったように地面や枯葉の臭いを嗅いで、掃除機のように顔を地面に這わせながら、のたうち歩きます。

 けやき林で出会ったトイプーの男の子。タイガは口に泡吹いて近寄って行くので、知らない飼い主さんたちに怖がられることがよくありますが、犬同士は大丈夫な相手かどうか、エネルギーで判断できるようです。

坂を上ったところの広場では、イチョウが綺麗に色づいていました。


遠くにお友達の「ひかり」ちゃんを発見。

私はひかりちゃんには、タイガを迎える何年も前から触らせてもらっています。

タイガは飼い主さんとまず挨拶。

次はひかりちゃんへ挨拶に行きますが、タイガはちょっと生意気な姿勢ですね。シッポがピンと立って、耳が前向き、かつ前足を精一杯伸ばして自分の背格好を大きく見せようとしている。

2014年11月4日火曜日

魔性の生き物 - 2  The enchanted kitten - 2

10月19日の記事で、マルコの近況をお知らせしましたが、再度、飼い主さんを紹介してくださった方から最近の写真が届きました。その方とマルコの飼い主さんご家族は近所なので、時々マルコを連れてきて見せて下さるそうです。

昨日のご来訪のときは、ワクチン注射を打ったあとだったせいか、いつもよりもおとなしかったそうです。獣医さんが、「性格がよくてかわいい猫ちゃん」と褒めてくれたそうです。

マルコのご家族は、「マルコのおかげで家の中が明るくなった」と喜んでくださっているそうです。
また、マルコの特徴である、前足の黒い模様について、「アームカバーしてるみたいで、働き者みたい」と、おっしゃるそうです。そう言われてみると、この写真↓ では、なんだか律儀そうに見えてきます。子猫って、反則的な可愛さがありますね。

The kitten found in the park is growing up fast
 
 

2014年11月3日月曜日

朝の公園で  Morning Walk in the Park

城北公園の「けやき広場」では、紅葉がほんの少し進んでいます。東京の気温は、夜と昼の寒暖の差が少なく暖かいので、落葉樹は本当の紅葉状態に至る前に落ち葉になってしまいます。モミジの「大盃」でさえ、茶色っぽいままで冬を迎えるので、東京で綺麗なモミジの紅葉は見たことありません。


タイガは公園へ来ると、他のワンちゃんを探してキョロキョロ。

タイガの変顔。ちょっと運動するだけで、すぐ口のまわりに泡を吹きます。
しかも、時々、ハイエナっぽい顔になります。(でも、ナショジオワイルドの番組によると、ハイエナは、DNA的に、犬よりはネコ科の動物に近いそうです。良かった!)


と、こそへボルゾイのエカテリーナ嬢(右)と、ポール君(左)がやって来ました。ポール君は、今年の6月に生後5か月だったので、まだ1歳にはなっていないはずですが、この数か月で体格が倍になっていました。オスなので、もうすぐエカテリーナ(8歳)よりも大きくなるでしょう。

タイガは大きさに圧倒されてビビリまくりでしたが、突然ポール君が興奮したので、さらに自分の存在を消そうと、私の後ろにいました。


今年の6月15日の写真
このときも、ポール君は興奮ぎみ

2014年11月2日日曜日

ブラッドオレンジ  Blood Oranges

秋の深まりとともにブラッドオレンジの緑色がだんだん薄らいできました。
去年は裏年だったモロは、今年は沢山の実を着けています。数えてはいませんが、20個はありそうです。2-3月の真冬に真っ赤な果皮のオレンジを眺めるのが楽しみです。

Moro

地植えにして1年ちょっと経ちました。樹高はほとんど伸びていませんが、枝が茂ってきたので鉢植えのときよりもガッシリした樹姿です。

 
 
タロッコは、去年の豊作から一転して今年は2個しか実が着いていません。おまけにエカキムシの害に会い、葉っぱの先々はヨレヨレになっています。モロやさせぼ温州の直ぐ傍に植わっているのに、タロッコだけがエカキにやられました。
Tarocco

2014年11月1日土曜日

アップルタルト  Apple Tart

昨日買った大きなリンゴが、紅玉のように固い果肉だったので、煮てタルトの材料にすることにしました。リンゴだけのタルトでは面白みがないので、カスタードクリームとの組み合わせにしました。

3個全部使って、内径20cmの深鍋でさっと煮ます。水は加えず、リンゴと砂糖だけ。厚鍋は熱効率が良いので、砂糖を絡めながら数分加熱したら火を止めて、フタをして完全に冷めるまで放置すると、砂糖が沁み込んでしんなりします。リンゴが冷えたら鍋から取り出して、果汁を水切りしておきます。この果汁は後で使うので捨てない。

その間にタルトのシェルを準備。ペイストリーを焼く前にフォークでグサグサ突いておくと、生地の膨張を防げます。軽く茶色になったらオーブンから取り出して完全に冷ます。

タルトシェルを冷ましている間にカスタードクリームを作ってシェルに流し込みます。プロは、カスタードクリームをシェルに敷き詰めるとき、絞り袋を使って綺麗に詰めますが、私はゴムベラで簡単に。まだカスタードが完全に冷めないうちに敷き詰めると、何とか隙間ができずにすみます。

完全に冷えたリンゴを、カスタードクリームの上に外側から順に敷き詰めます。中心はそのままだと見栄えがしないので、「花」を作る。これでほぼ完成。

仕上げは、とっておいたリンゴの果汁を茶こしで漉して果肉のゴミを取り除き、ゼリー液を作る。これをハケでタルトの表面に塗ります。こうすることで、より美味しそうに見えるし、冷蔵庫で保存するときの乾燥防止に役立ちます。さらに、ゼリー液がリンゴ片のつなぎ役になるので、タルトを切り分けるときに形が崩れにくくなります。

タルトを切り分けたら、軽くホイップした生クリームを添えて食べます。

生クリームがリンゴの酸味を和らげてくれるので相性が良いです。

外は雨  Boring rainy day

今日は朝から雨で、タイガの散歩も短めに終わらせています。

いつもは早朝散歩の公園からの帰りに、小鳥たちの大好物の猫じゃらしを摘んでくるのですが、今日はそれができなかったので、庭のバジルを与えました。

メスは相変わらずのワガママで、バジルを独り占めです。野菜をさっと水切りして与えると、メスは必ず野菜をお風呂にします。
The female loves vegetable "bath"

野菜についていた水が羽につくと、水浴びの気分になるようです。

逆さになって容器の水を飲んだり。。。。。

オスが近寄らないように睨みを利かせながら葉っぱを齧ったり。
本当はオスだってバジルを食べたいのですが、メスが怖くて近寄れません。



インコのメスがひとりで大騒ぎしている間もタイガは退屈し切って、グアバの横でふて寝。ホットカーペットは、グアバ、タイガ、小鳥のみんなの役に立っています。

Taiga enjoying the electric carpet

2014年10月26日日曜日

ラズベリーアイス Raspberry Icecream

ラズベリーのジョーン・スクワイアは、チョロチョロと秋果を提供してくれています。あまりにも細く長くの収穫なので、採り貯めが面倒でその場で食べてしまいがちです。が、なんとかアイスクリーム1回分の量が集まったので、冷凍庫から出しました。

私はご飯は超テキトーに作るズボラ人間ですが、事、スイーツとなると、几帳面に材料を量って作ります。その際、ヒントを得るのがこの↓ 本。1980年代に住んでいた町のセインズブリーで買ったものですが、ずっと使っています。もう、紙が変色して、各ページのふちが黄ばんでいます。冷菓からケーキや熱々のプディングまで、様々なレシピが載っています。単位も、インペリアルではなくてグラムなので使い易いです。


今日参考にしたのはストローベリーアイスのレシピですが、ラズベリーを使っているので、フランボワーズのアイスクリームになります。(ちなみに、写真下、左側のは、『イタリアン・ヘーゼルナッツアイス』で、ものすごーく美味しそうな内容です。でも、うちの苗はまたしてもコガネ子にやられて枯れました。)

材料はこれだけですが、オプションで香り付けにラム酒を少し入れると更に美味しくなります。ミルクと卵黄と砂糖でカスタードを作り、完全に冷めたら、ブレンダーに掛けた果実を混ぜ込み、ホイップした生クリームと混ぜ合わせて、これを凍らせるだけです。


出来上がり! 
Icecream made with Joan Squire

アイスを崩しているうちに溶けはじめる程度の凍らせかただったので、ちょうど良い感じです。
種を裏ごしせずにブレンダーで砕いただけだったので、ワイルドな香り高くてとても美味しいです。


私の顔に穴が開くほど集中してタイガが見つめていたので、少しおすそ分け。タイガは、自分が欲しいものがあると、私のそばに座りこんで静かに待つという習慣を、教えもしないのに赤ちゃんのうちから身に着けました。無言で、目ヂカラだけで催促するときのまなざしは本当に笑えます。

小皿に入ったのを綺麗に舐めて、欲しい度合をデモンストレーションしています。

しょうがないので、もう少し追加。

グアバの保温対策  Keeping guavas warm

毎冬、寒さと水のやり過ぎでグアバ苗を弱らせていますが、今度の冬は床暖で保護してみることにしました。といっても、うちは備え付けの床暖房装置なんて無いので、ホットカーペットで保温です。

畳1枚相当(90cm x 180cm)のホットカーペットを注文しましたがカバー付きではなかったので、地元のスーパーで 130cm x 180cm のカバーを買ってきました。小鳥の部屋で使うので、試しにインコのエサの殻をこぼしてみたら、ホウキで簡単に掃き取ることができました。また、タイガの毛を生地にこすり付けてハンドクリーナーで試したら、掃除機ほど強い吸引力ではないので、カバーの生地が吸い込まれることもなく、ちょうど良い具合に掃除できました。これなら、毎朝の掃除がさほどストレスにもならず、たぶん来年の4月いっぱいまで、この状態で行けそうです。

さっそくオンにしてみたら、あったかくて、分厚いカバーがフカフカで心地よく、ゴロリと横になってグアバ苗を眺めて幸せな気分に浸りました。

写真左の9号菊鉢が斑入りグアバ、真ん中のと手前のがブラジルグアバ、右端の10号ロングスリット鉢が赤実グアバです。

ホットカーペットは、オンのままで6時間放置すると自動的にオフになるそうで、真冬は朝方には冷えてしまいそうですが、これまで使っていた小さなパネルヒーターよりは効果があるのではと期待しています。

Guavas placed on the electric carpet



こちらは取り木を外して鉢植えにした、斑入りグアバの現在。地上20cm位のところまでは生きています。これで越冬できるのか、というくらい衰弱していますが、保温と水やり管理さえしっかり行えば大丈夫でしょう。

Air-layered Guava Variegata

ジャボチカバの蕾  Jaboticaba flower buds

ジャボチカバの蕾がなかなか大きくならないので、2階部屋に取り込みました。ガラス戸越しの光になりますが、気温重視です。この部屋は使っていないので冬は無加温ですが、ガラス戸が部屋の東と南側にあるので、天気さえ良ければ朝から温度は高くなります。


蕾はあちこちに出始めています。今のところ、片方の幹に集中していますが、もう一方の幹にも3ヵ所に出始めています。蕾をみると、これからも世話する意欲が湧いてきました。

2014年10月20日月曜日

柿: 甘秋(PVP)  Persimmon: Kanshu

注文していた柿苗の「甘秋」が、今朝届きました。
地上部はとてもしっかりした新苗で、元気な葉っぱがあるので枯れていないことが確認できて安心です。
(数年前の冬に、落葉果樹の苗を柑橘苗と一緒に千葉県の業者から買ったとき、植える際に地上40cmのところで切り詰めたら、主幹がカラカラに枯れていました。電話でクレームしても、「生きているから来年の春になれば芽吹く」の一点張りで、結局、枯れたままでした。なので、落葉樹の購入は、まだ葉のあるうちか春に芽吹いてから、と決めています。)

カキ苗 甘秋(甘)

品種特製については、通販ショップの記述は、どの品種についても都合のよい部分だけを選んで誇張した上で書いてあるようなので、下記の試験研究結果の記事がより現実的かもしれません。業者の品種特性よりも、抑えた内容です。(無断で転載していますが、出所を明らかにしているので、問題ないと思います。)


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実施機関名
(主査)      農業総合研究センター暖地園芸研究所果樹研究室
(協力機関)   (独)農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所

甘秋
「新秋」に「18-4」( 「富有」× 「興津16号」) を交雑し育成した完全甘ガキ品種である。
収穫期は10月上中旬頃で、「伊豆」並である。
雌花の着生は多く、雄花も少し着生する。種子形成力、単為結果力ともに強いので、早期の生理落果は少なく結実率は良い。
果実は果頂部がやや扁平で、扁円形と方円形の中間の形になり、果重は平均200g程度である。
糖度は16~ 17Brix% で肉質は緻密で食味は良好である。
条紋、へたすき、果頂裂果の発生はほとんどないが、汚損果の発生が多い。

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ビニールポットから出してみると、根洗いした後、水はけの悪そうな土で根っこを固めて発送したものだったので、土を全て落としてから、中粒赤玉と鹿沼、および野菜用の土で植えつけました。元肥は有機配合肥料と牛糞。

ゆくゆくは、地植えの夕紅に高接ぎして統合したいので、その前に接ぎ木の練習です。



タイガの散歩で行く城北公園では、柿の実が色づき始めています。直径4cmほどの野良柿のような実ですが、それでも下の方の枝は、もう実が無くなっています。

Persimmon tree in the park

上の枝の実は、野鳥のエサにちょうど良さそう。

2014年10月19日日曜日

魔性の生き物 - 1  The enchanted kitten - 1

以前、里親様を募集していた子猫のその後です。

8月27日の記事で紹介した子猫は、保護した翌朝はこんな感じで、寂しそうにペットボトルのゆたんぽにしがみつくように眠っていました。米粒のように小さくて本当に生き続けるのか不安でした。

Right after the kitten was found in the park.....

でも、子猫用のミルクを与えるたびに一生懸命に飲んで、また鳴き声も大きく、生命力の強さをみせていました。
A very vocal and mobile kitten
 



うちに居たのは1週間ほどで、すぐに飼い主さんが決まりました。
今日、飼い主さんを紹介してくださった方から、現在の写真を送っていただきました。
育ってみると男の子だったそうですが、「マルコ」という名前をもらいました。男の子なら、「まる子」ではなく、マルコ・ポーロの「マルコ」だと思えば全然、違和感ありませんね。

ご家族みんながマルコに夢中で、元気なやんちゃ猫として、毎日甘えっぱなしだそうです。ノドを撫でてもらうのが大好きで、うっとりした顔で眠っている写真もありました。

うちにいたときは最後の日以外は目が閉じていたので、開いた目がこぼれそうな今の顔からは保護当時の子猫とは分からないほど成長していますが、前足の模様でわずかに認識できます。また、上の写真↑ で左目の斜め上にある黒い部分は、今は目の真上に移動してきて眉のようになっていますね。それにしても、可愛い!!!

里親さんが見つからずにこんなに可愛くなるまで私が世話していたら、きっと手放せなくなっていたと思います。でも、うちでは一人の人間が小鳥2羽、犬1匹に加え、ペットの次に大事にしている果樹の世話とで、愛情が分散してしまうのに対し、マルコはご家族みんなの愛情を独占して暮らしているので、比較にならないほど幸せな環境にいます。マルコの飼い主さんを紹介してくださった方にも、飼い主さんたち同様、感謝、感謝です。

Having found a home, he lives as an idol of the family