2013年7月6日土曜日

ビオレッタ収穫  fig: Violetta

久しぶりに朝から晴れていたので水やりを再開しようとベランダに出たら、ビオレッタの完熟果がありました。アンズの保護に使っていた網を、収穫後にビオレッタに掛けてあったので、今度は野鳥の害に合いませんでした。


勢いで他に2個、収穫してみました。写真↓ 手前の実が上の写真の実で、果重は90gでした。これは甘かった!秋果に負けないくらいの天然ジャムでした。夏果でここまで甘いと、もう、「激甘品種」として売られているものへの関心が消滅してしまいます。ただし、ここまで熟すとスーパーなどへの出荷は完全に不可能なので、一般消費者は他の2個のような、単に甘い段階のものしか手にできないことになります。正に栽培者の特権です。

うちのビオレッタは10号ロングスリット鉢で管理していますが、7月にどーんと収穫した後は、9月末まで断続的に実が成ります。その意味では、エバーベアリング(everbearing)のうちに入ると思います。

2013年7月1日月曜日

初めてのワクチン First vaccination!

タイガは今日で生後8週間になり、1回目のワクチンを打ちに病院へ行ってきました。地元、城北公園へ犬の散歩に来る人たちに聞き取りをして決めた、評価の高い病院です。老犬が病気になっても見放すことなく努力する先生らしいですが、当面、私にとって重要なのは、避妊手術で信頼あることでした。

公園の近くなので、ブリーダーさんからお迎えしたときのクレートに入れて抱えて行くつもりでしたが、この1週間で育ってしまって、窮屈感なしには入らないので、チャリの後ろカゴに乗せて行きました。その際の飛び出し防止に、と作ったのが、写真↓ の超短いリードです。ホムセンで鎖とキーリング2個を買ってつけただけの簡単なものですが、安心して自転車に乗せることができました。

診察台に乗せられて知らない人たちにさわられると、過去1週間の猛獣はどこへやら、とたんにおとなしい子犬になってしまいました。体重は3.7kgで見かけほど重くはなかったです。

Wha, what are you doing?


先生にプチッとやられた瞬間↓ です。体の震えこそありませんが、耳が倒れっぱなしです。

Ouch!

注射が終わってホェー、としたのもつかの間、
I felt that!

今度は骨格の検査です。終始、落ち着いて一言も声を出さずにいたので、先生たちに褒められました。
My bones are fine, leave me alone!

待合室のソファーに戻ると、声をかけてもそっぽを向いたままでした。

At last, back in the waiting room.


放心状態?  まあ、気をとりなおして。あともう一回あるからね。

Feel all right, Taiga?    Not talking to you.


帰宅しても機嫌は直らず、水を飲んだあとはその場にクタッとなって寝入ってしまいました。

Happy to be back home?    Told you I am not talking to you.

バイオチェリー収穫  plum: Biocherry

プラムのバイオチェリーが今年は随分早く色づいたので、もう収穫してしまいました。
今後は、フェイジョアを除いては、授粉作業の要らない果樹(省エネ果樹)だけを育てることにしたため、収穫直後に苗を処分しました。



10号ロングスリット鉢のわりには豊作で、2kg近くありました。今年はアンズのサニーコットと開花時期が重なったので、サニーの花粉を着けてありました。相性は抜群のようで、今までにない収量でした。バイオチェリー自体には花粉はほとんど無いようなので、「授粉樹」というセールス文句は合わない気がします。

収穫後、4、5日追熟させると果肉が軟化して激甘になります。その時点で大半はジャムにし、一部はスモモのババロアにする予定です。ババロアに使うと、非常に美味しいのができます。



2013年6月25日火曜日

3日目  Day 3

夜はケージで眠らせるという計画は、昨夜で挫折しました。朝の1時近くまで暴れた頃には、私の神経がおかしくなりそうだったのと、近所迷惑もいいところなので、私が根気負けしました。あの叫び方は、猟犬だからなのでしょうか、何か壮絶な響きがあります。

で、ケージの扉を放ったところ、部屋の隅へ行って深ーい息をつきながら直ぐに寝入ってしまいました。大暴れしてよほど疲れが貯まっていたのでしょう。
今朝は6時前に私の枕元で声をかけてきたのですが、タヌキ寝をして布団の陰から見ていたら、部屋の入口に設置してあったシートの上を陣取り、うまく用をたしました。今夜からは部屋のドアを開け放って、シートは廊下に設置します。

朝ご飯を食べたあとは、引き続き疲れの解消のためか、午前中ずっと寝ていました。やれやれ。
横たわると、ポンポコリンのお腹が盛り上がってしまいます。食べる量が随分増えました。

写真↓ は、私がパソコンに向かっている間、足元へやって来て爆睡を始めたところです。
将来、落ち着いた犬に育ったら、机に向かう私の足元に寄り添うタイガを楽しみにしています。

 

今、物を噛むのが楽しいらしく、コットンロープを一番気に入っています。ロープを見せると、その場でジャンプしてからトコトコやって来ます。

 一旦、食らい着いたらムキになります。ときどき目が細く残忍な表情になります。コーフンした勢いでか、もう片耳が立っています。

 コレ↓ は、すでに犠牲になったアイテム。首輪をつける練習のために、柔らかい材質のものから、と思って取り寄せたのですが、もうボロボロです。よーし、こうなったら、雨がやみ次第、本格的な革製のを買ってくるからね。
 サッカーボールは、ケージ内で暴れついでに噛んでいたようです。こんなゴムの材質を飲み込まれてはいけないので、これも廃棄処分。
これらはいずれも半年前に買ったものですが、与えて良いものと悪いものについて、私も少しずつ学んでいます。

2013年6月23日日曜日

甲斐犬の子犬が家族に Kai puppy arrives!

去年の11月頃から群馬のブリーダーさんにお願いしてあった子犬が産まれて引き渡し時期になったので、今日、迎えに行ってきました。正確には、今日お邪魔した藤神犬舎さんは、仲介役を務めてくださって、子犬の母親は斉藤犬舎さん、父犬は川島荘さんの所有です。うちなんぞに来てもらって良いのかしらん、と思うほどの血統で、父犬は第128回甲斐犬愛護会展覧会総合優勝犬「榛名の英心」、その父であり子犬にとっての祖父犬は第117回同展覧会総合優勝犬「甲斐黒信」です。「黒信」の血統は優秀で数々の賞歴の犬を輩出しており、孫犬で藤神犬舎さんの代表犬である「神流の天真」は、第127回展覧会総合優勝犬です。

そして、うちの子になったのは、赤虎毛の女の子です。名前は「大賀(タイガ)」。良いことに満ち溢れた生涯を送りますように、との思いを込めてつけました。生まれて間もない頃の写真からして、神経質なところの無い、根性ありそうな子だと想像していたのですが、期待どおりでした。ブリーダーさんのお宅で初めて会ったときから落ち着いていて、すぐに私の手を舐めてきました。帰りの電車の中でもほとんど眠っていて、一度も声を出しませんでした。性質だけでなく体つきも堂々としていて、ブリーダーさんによると、6頭生まれた子犬の中で一番大柄だったそうです。現時点で手足が太くて大きいので、沢山フードを食べれば甲斐犬の中では大柄になるかもしれません。

家へ着いてクレートから出すときもおとなしくて、ふやかしたフードを食べた後はシートに腹ばいになって用をたし、その後はケージで一眠りしました。
 
Taiga, Kai puppy, red brindle female



目をさますと、昼寝の前よりも元気な顔をしていました。
After having a nap, she looks much better
  遊びたいのかと思って外へ出したら、冷たい床の上で横になりたかったようです。
Enjoying the cool of the floor


 いったんシートでトイレを済ませたので、しばらく床の上でまた一寝入りさせました。
夜は、ケージを私のベッドの横に置いて寝るので、子犬の夜泣きはないことを期待しています。
それにしても、子犬って、言葉で尽くせないほど可愛いですね ♡ ♡ ♡

the brindle, Kai ken's hallmark





ブリーダーさんの家は群馬県の藤岡にあるので、電車を3本乗り継いで行ったのですが、途中の景色を車窓から見て、つくづく田舎っていいなー、と思いました。 写真は、東武東上線の竹沢駅の前後だったと思います。往復で6時間半もかかり、出不精で電車の長旅に慣れていない私は、今もヘロヘロです。
views from the train window, on my way to the breeder's

 こーんな道を犬と朝晩ジョギングできたら。。。。。

 こーんな日当たりのよい場所に家があったら、果樹がグングン育ちそう。死ぬほど嫌いなヘビも居そうで怖いですが。






 
 
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これは、迎えに伺ったブリーダーさん宅での様子です。
 
How she was at the breeder's
 
Looking a picture of innocence....
 
 

2013年6月22日土曜日

サニーコット試食   apricot: Sunnycot

アンズのサニーコットが色づいてきて、いかにもアプリコット色になっています。当初は、15個まで摘果するつもりでしたが、粒ぞろいで勢いよく肥大したので、結局、今年は20個も成らせています。樹高はまだまだ1mそこそこですが、地植えだし木が大きくなるのを急ぐわけでもないので、めいっぱい成らせました。


雨の合間に網がけをしたので、鳥害を心配することなく無袋で色づいています。横から眺めると、燈色のランタンがともっているように明るいです。


生産農家なら、これよりも手前で収穫・出荷して、流通段階で追熟させるのでしょうけど、家庭菜園の特権で完熟を楽しめます。そこで、写真↓ 手前の2個を試し取りしてみました。


サイズは去年のとほぼ同じで、横幅約5cmです。半割にしてみると離核で、完熟でした。甘味と酸味が調和して美味しく、また、去年の実よりも肉厚で、極上のデザートアンズでした。やはり店頭のアンズでは、ここまで美味いものは期待できないと思います。
これから毎日2個ずつもぎ取って味わう予定です。

2013年6月15日土曜日

ポンデローザ収穫  Ponderosa

 ポンデローザが4月に開花した後、幼果がどんどん大きくなってきているので、去年の10月開花からの実が負担になるのでは、と思い始めました。
 

 これ↓ が昨年10月開花の実です。
 

 そこで、収穫してみたところ、果重は175gになっていました。

 でも、半割にしてみると、まだまだ早すぎる収穫でした。果肉の部分が全然発達していなくて、細胞もモサモサした状態です。ただ、早取りだったせいか、果皮の香りがライムのように強烈でした。
レモンとしては利用できない状態なので、果皮をサンショウの葉の代わりに、魚料理に使ってみようと思います。
 

梅収穫  Ume Plums

南高梅が落果していたので、花梅の大盃も収穫することにしました。

写真↓ 右が南高梅で、最終的にはたったの1個しか成りませんでした。左が大盃で、サイズは南高梅と同等です。スーパーで梅干し用の梅を買ってきたら、大盃も混入させる予定です。南高の方は、生食してみました。完熟だったので、結構おいしかったです。



こちら↓ の左2本は、1週間前に砂糖漬けした梅シロップの完成です。冷蔵庫から出して果肉を取り除いたばかりなので、ビンの外側に水蒸気が着いていますが、透明液です。右のビンは、冬に作ったカリンシロップの残りです。台所の常温で保存していましたが、カビることなく今も美味しく利用しています。

梅シロップの方は今後も冷蔵庫で保存します。今回は果肉の正味重量の半分の砂糖を使いましたが、このくらいが甘味が強すぎないので最適だと思います。氷を入れた水に溶かして飲んでみたら、最高でした! これからの季節、両方のシロップとも直ぐに消費してしまいそうです。

2013年6月13日木曜日

今日も雨 Tropical low pressure system lingers on

台風3号が熱帯性低気圧に変わった後も、東京地方は雨です。西日本では猛暑だそうですが、こちらは涼しいです。

困るのは、ときどき突風が吹くことです。10号ロングスリットで頭でっかちのバイオチェリーが横倒しになって、実が落ちていました。正直、テンションが下がり始めています。








反対に、アンズのサニーコット↓ に関してはテンション上がりっぱなしです。授粉作業なしで安心して豊産性を期待できるので、こんな楽な果樹はありません。 最近、色づきはじめたので、もしかしたら野鳥に狙われるかもしれません。雨を押してまで網張りをする元気はありませんが。


こちらのビオレッタ↓ はすでに突かれた後です。大して色づいてもいないうちから突くので、陽光面の甘い部分だけを食していきます。ゆるすまじ。

2013年6月11日火曜日

新顔イチジク: ロードス fig from Rhodes Island?

NB: This variety is called "Rodos" in Japan.  However, I cannot find any references on overseas sites and I should be grateful if anyone would advise me of the correct name, if there is one. 


「ロードス」は、以前から興味があったのですが、2日前に偶然オクで見つけて落札しました。今日、苗が届いて開封したら、e-フラ流の完璧固定の梱包で、とてもトラックで運搬されてきた苗には見えないくらい新鮮でした。出品者の方、良い苗を有難うございました! m(_ _)m

ロードスは、ネット通販サイトの説明によると、8-10月の秋果専用品種で、一度食べたら忘れられないグルメのための果実。果重は50-90gと小さ目のようですが、糖度は最高30度まで上がる激甘品種だそうです。早速9号鉢に植えつけましたが、この苗なら来年の秋から収穫できそうですね。

Rhodes 9-10月収穫用


こちら↓ は、挿し木苗が活着したので去年の秋に40cmの棒苗にして鉢上げしたバナーネです。葉腋の数か所に、もしかして秋果になりそうなポチが着いています。

Longue d'août 8-9月収穫用


ビオレッタ↓ は、夏果が大きくなってきました。今年の冬は、地植えにしている果樹の大幅入れ替えを予定しているので、パズルのように1ヵ所、場所が空いたらそこへこの苗を植える予定です。ビオレッタは矮性と言われているので、地植えで樹勢を管理できれば、バナーネやロードスを接いで統合したいです。

Violetta 7-9月収穫用


これ↓ は最近出てきたばかりなので、秋果のようですが、勢いよく肥大しています。うちの栽培環境では、ビオレッタは2季成りというよりは、7月にどーんと成った後、9月末までダラダラと成り続ける感じです。

2013年6月9日日曜日

柿の幼果  persimmon: young fruits of Yubeni

夕紅の幼果が着実に育っています。10個開花したあと、2個が自然落下しました。その後、来年以降の望ましい樹姿に向けて地面近くの枝を減らしたので、現在5個の実が残っています。
柿は隔年結果をおこしやすいので、初開花の今年は最終的に3個まで摘果しようと思っています。


今年の春に地植えにして、まだ1m位しか樹高がありません。

2013年6月8日土曜日

青梅  Ume Plum

近所の方から青梅をいただきました。形からすると豊後ではないのに、うちの南高とは比較できないほど大粒の梅で、全部で1.2kgありました。
ちょうど、スーパーで近江生姜の新鮮なのを見つけたので、お礼用に使うことにしました。

梅については、アルコールは苦手なので、梅酒ではなくシロップを作ることにしました。果肉を削ぎ取って砂糖をまぶして、漬物石を乗せて冷蔵庫で1週間もするとエキスが出て、果肉自体はシワシワの抜け殻のようになります。いつもは果肉の正味重量と同じ重さの砂糖を使いますが、今回は容器に入りきれなかったので、まずは500gの砂糖をまぶしておきました。

1週間後にエキスだけを瓶に移して冷蔵庫で保存します。夏は氷を入れた水に溶かしてジュースにすると、クエン酸の効果で疲労回復になります。


新生姜の方は自家製のガリにします。キャベツスライサーを使うと、市販のガリと同じくペラペラにスライスできます。スライスした生姜がひたひたになるくらいの酢を鍋で沸騰させ、好みの量の砂糖で味付けし、そこへ生姜を入れて一煮立ちさせると火を止めて味を沁みこませます。酸性の食材なので、必ずセラミック鍋を使っています。

自家製ガリを作るまでは、市販のものは着色してあるのかと思っていましたが、この↓ アプリコット色は砂糖と酢だけで出ます。

今日いただいた梅に匹敵するサイズのものは、うちではアンズです。最近、浅緑色になってきたので、月内には収穫できるかもしれません。袋掛けはしていません。