2019年7月6日土曜日

紅筋ヤマユリ開花 Yamayuri lilies

紅筋ヤマユリの花が今朝、開き始めました。まだ香りが家の中まで漂ってこないほどの開花直後です。



花びらの幅は細くて、6枚ほぼ同じの個体です。
ちなみに、紅筋ヤマユリに似た花で、オリエンタルハイブリッドのディジー(Dizzy)という品種があり、たぶんそちらのほうが丈夫で育てやすく、また花も長持ちすると思います。ディジーは「改良ヤマユリ」という表現で業者が過去に販売していたことがありますが、ヤマユリしか育てていない私には違いが分かるような気がします。個人的にはこの山野草のきゃしゃなところが気に入っています。東京の暑い環境では2、3日で花びらが散ってしまいそうな儚さがあります。
Benisuji yamayuri (a mutant variety)

こちらは栽培4年目くらいの普通のヤマユリ。今年の春に買った普通ヤマユリの球根からは地上部は出たものの、蕾は無しでした。でも、花を見ないうちから気に入っています。葉っぱが細くて、口紅ヤマユリや紅筋ヤマユリと同じくらいです。対して、こちら↓の葉っぱは非常に幅広で、花びらも3枚が極端に幅広。そこで勝手に想像しているのですが、細葉の普通ヤマユリのほうは、花びらも私好みの細いタイプなのでは、ということです。来年に期待。
Yamayuri (normal type)

2019年7月3日水曜日

プラムのフランジパニ Frangipane tart

フランジパニというとアンズを連想しますが、訳あってプラムのフランジパニです。アンズが旬の時期にいつもたくさん店先に出している八百屋さんへ行ってみたら売り切れたばかりで、しょうがなく「太陽」とラベルの着いていたパック入りのプラムを買ってきました。こんなに早く収穫できる太陽なんてと、興味本位からです。


まずはタルトのシェルを焼きます。今日のは膨張を抑えるために卵黄なしの生地。
Bake a 20cm pie crust

プラムのパックを開けて手に取った瞬間、「太陽ではない」と感じました。半割にしてみると、どう見てもハニーハートです。ハニーハートは酸味が少なく美味しい品種ですが、甘さを追加するためにグラニュー糖をまぶしておきました。
Large plums called 'Honey Heart', sprinkled with sugar

フランジパニの生地の出来上がり。粉末アーモンドがたっぷり入っているところが、通常のケーキ生地との違いです。
Frangipane batter

タルトシェルに生地を詰め込み。

最後にプラムを乗せてオーブンへ。
Top the batter with plum halves.



焼き上がり。中央のプラムと、脇の1個が生地の中に完全に埋没してしまいました。
Baked


匂いにガマンできず、完全に冷める前に一切れ試食。



半割の大きなプラムが入っているので、生地が少なめに見えます。


オセージが2個熟していたので、添えました。
Garnished with Osage berries from the garden.
 

味見すると、フランジパニの生地はいつもの通りアーモンドケーキの食味ですが、ゴロゴロ入っているプラムが最高に美味しかったです。アンズやサクランボ入りのよりもはるかに美味しく感じました。これなら、将来、ミラベルやレーヌ・クロードが収穫できるようになったら同じように利用して味比べが楽しみです。
Large plum halves are absolutely delicious.

2019年6月30日日曜日

オセージなど Osage blackberry etc

3日前から毎日2、3個のオセージを収穫していますが、今日は一度に8個が採れました。栽培2年目ですが、苗は果樹の間で日陰、かつ風通しが最悪なのにウドンコ病にもかかっていません。なにより、樹勢が暴れないので管理が楽です。実のサイズは、トリプルクラウンよりは小さいけど、昔育てていたソーンフリーに近い大きさです。


味は、天候のせいで去年ほど甘くなくて酸っぱめですが、多少の早採りでもフルーティーで美味しい。でも、ブラックベリーなのでタネがゴロゴロで、食べるときは寸止め。その点、ラズベリーは生食で有利です。
Blackberry: Osage





ラズのルビービューティーは、今年の3月2日に届いたときはこんな↓だったのが、
Raspberry: Ruby Beauty (aka Shortcake) as at 2 March 2019


今ではすっかりワサワサになっています。当初あった前年からのケインは、実を収穫したあと除去しました。なので今あるのは今年出て来たケインばかりで、来年の開花・結実のためのものです。
Ruby Beauty as it is is now.

横からみると、9号鉢で既にギチギチなのが分かります。今年のケインは太くてがっちりしているので、その集合体の苗は支柱を必要としないのが納得できます。(奥のほうに写り込んでいるタイガが全く動かないので、若い親子が「置物かと思った!」と言って笑いながら通り過ぎました。)
The 29cm pot is already too small for the plant.



玄関横に置いてある西洋ニワトコは、実の房が重力で下向きになってきました。
Berries of European Elder
 ニワトコには全草にシアン系の毒があるそうですが、名前に黒を意味する「ニグラ (nigra)」のつく品種の実は少量なら生食でも食べられるそうです。うちにあるのは普通のブラックエルダー(Sambucus nigra)とブラックタワー(Sambucus nigra 'Black Tower')なので、生の実を少量、味見する予定です。



今年の春に買った2年生の種無しスダチに蕾が出てきました。ちなみに、やはり春に買ったキンカンライムは、鬼剪定の後にも関わらず数個の花が既に咲き終わっていて、試しに3個だけ実を着けさせています。普通、金柑の開花は7月上旬だと思いますが、ライムの遺伝子も入っているので、スダチより一足早く開花したようです。
Sudachi (seedless variety) flower buds

今日も雨 Rains everyday

相変わらず雨のうっとおしい日々が続いています。雨の日は城北公園の人影が少なくて、タイガの友達と会える機会も少なくなります。

そんななか、遠くで用足しをしているカンタを見つけました。


Kanta was the only dog we met this morning, due to the rain.

最近タイガのダイエットのために、私はオヤツを出し惜しみするので、カンタの態度が素っ気ないです。
As I ignored his demands for treats, he wouldn't pose for a photo.
I am being strict, since Taiga is on a diet.

タイガはオヤツが出ないのを知っているので、さっさと飼い主さんに挨拶しに向かいます。
Taiga goes to say 'hello' to Kanta's mom.


不満そうなカンタがタイガと並んでポーズ。
Kanta looks sulking

タイガがなだめるようにカンタに顔を寄せますが、カンタはブイ。
Kanta in no mood to receive Taiga's affectionate greeting.

ほんの一瞬、お互いじゃれ合ったあとは終わり。

タイガがまた得意のスリスリを始めました。






帰宅して、斜め後ろの家のボタンクサギを鑑賞。個人的にはアジサイよりも綺麗だと思っています。でも、うちでは絶対に生えさせません。地下茎で広がる植物なので、直ぐにコロニーができてしまいます。
元々は、うちから見て、道を挟んで斜め前の家にあったものが、アスファルトの道をくぐってうちの左隣の庭に侵入しました。その庭とうちとでは段差が大きすぎたのか、次に左隣の家の背後の家の庭に向かい、そこからうちの真裏の家の庭へ上り、ついにはうへ到達しました。でも、うちでは50cm位の新芽を見つけ次第引っこ抜いているので、それがうちの右隣、そのまた隣、更にうちの斜め後ろの家へと広がって行きました。
今でもうちの庭で冬以外の季節には新芽が出るので、ほぼ一年中引っこ抜いています。
Clerodendrum bungei

2019年6月26日水曜日

ベーキング Baking

YOUTUBEで見たバターミルクパイを作ってみました。米国南部に伝わるスイーツだそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=hqUICwSg9So


まずはパイシェルの準備。冷蔵庫で冷やしてから焼きます。
Pie crust for a buttermilk pie that I saw on YOUTUBE

焼きあがり。生地に含まれていた水分が飛ぶので元の状態よりも縮みます。



パイシェルの準備と同時進行で、ちぎりパンの生地も作っていました。中の具は、調理したひき肉、ガーリック、パセリ、おろしチーズです。
Pull-apart bread dough rising

発酵が終わったので、卵の黄身をゆるめたものを塗ります。
Ready for baking



そこへ、ちょうどバターミルクパイが焼き上がりました。熱い状態でいただくよりも、一晩、冷蔵庫で冷ましたほうが美味しいそうです。空いたオーブンにちぎりパンの生地を入れます。
Buttermilk pie baked, to be chilled in the fridge overnight



パンの焼き上がり。花の形にしたつもりですが、パン生地だとパフペイストリーとは違って形にキレがないです。
Bread baked - contains cooked minsed meat, garlic, parsley and cheese

パンが焼きあがったのが夕方の5時過ぎなので、夕飯までにはちょうど良く冷えるでしょう。
Just in time for supper, and the smell is wonderful



涼しい玄関でひとり退屈していたタイガですが、台所から漂ってくる大好きな臭いはしっかり嗅いでいるはずです。
Taiga has been bored but can smell her favourite smells coming from the kitchen.


まずは夕方散歩で体をうごかしてからね。
We need to do some exercise before supper.

2019年6月25日火曜日

公園で At the park

タイガが退屈そうにしていたし、また、ここ1週間以上シャンプーをしていなかったので臭い始めていたので、タイガを洗いました。
Taiga was bored, so I shampooed her and



シャンプーの後は自然乾燥の旅で公園へ行きました。けやき広場は人影が少なくてほとんど貸し切り状態。
took her to the park to dry her coat in the sun.

けやき広場の奥のほうはコケむしていてひんやりした空気です。


上のほうの「陽だまり広場」へ移動。

たまに会う黒柴のソラちゃん(5歳)が大きな石の上で涼しんでいました。
Sora, 5-year old female Shiba, was enjoying the coolness of a  rock.

タイガも石の上に登りたそうな雰囲気を察して、目ヂカラで「やめとけ」と警告するソラちゃん。
Sora senses Taiga wanting to get on the rock
and sends a warning with her eyes 'Don't even think about it'.

タイガがなかなか諦めそうにないので、柴独特のワオワオが始まりました。ソラちゃんはよく喋る柴です。
As Taiga sniffs around the rock, Sora becomes vociferous.

警告を無視してタイガが石の上に乗りました。ちょっと腰を曲げながら緊張気味に舌なめずりしています。
Taiga jumps on the rock anyway.
Nevertheless, she looks a little tense.

ふたり仲良く並ぶのかと思ったら、
Just as we thought that they were going to share the rock,

タイミングを見計らってソラちゃんが追い出し作戦に。
Sora starts pushing Taiga off the rock.
 本当によく喋るソラちゃん。
Sora wins with her attitude.




そのあと野球場横の散歩道でシュナウザーのトムに出くわしました。久しぶりなのでタイガがトムの飼い主さんに挨拶。
Afte that, we met Tom, a male Miniature Schnauzer.
Taiga says 'hello' to Tom's dad, but Tom is extremely jealous and possessive of his dad.

トムは非常にヤキモチ焼きなので、シュナ独特の甲高い声で抗議しています。
Tom keeps shrieking in protest.

トムが騒げば騒ぐほど、タイガはこれみよがしに甘えをエスカレート。
Taiga thinks it fun to make Tom exasperated, and ups her snuggling.

 後脚立ちになってトムの飼い主さんの顔をなめようと必死。トムは抗議に必死。
Taiga stands on her hind legs trying to kiss Tom's dad.

とうとうトムが切れました。 タイガは勝ち誇ったようにトムをからかいながら走り回ります。
Tom lost it.
 トムはリードに繋がれているので、タイガが走り回る輪の内側をクルクル回るだけでタイガに届きません。
Taiga circles Tom and his dad, but Tom being on the leash, cannot reach Taiga.


ちょっと一休み。タイガは頭をブルブル振るって仕切り直し。
A short break.

またタイガがスリスリを始めました。
Taiga starts showing off again in front of Tom.
 飼い主さんとタイガに上手くからかわれているトムですが、本気で怒っています。
Tom is too mad to realise that he is being teased by his dad and Taiga.
 タイガは調子に乗って甘えているうちに、
As Taiga kept snuggling,
 目がうっとりしてきました。
her eyes became dreamy.

またしてもトムが切れました。おかげでタイガにとって良い運動になりました。
Tom lost it again.  Thanks to Tom, Taiga got a lot of exercise.