2021年6月6日日曜日

スモモの幼果 Young plum fruits

 アンズのサニーコットに高接ぎしてある「いくみ」が色づき始めました。梅雨明けの7月10日頃に完熟になる予定です。カタログのキャッチコピーとは裏腹に、小粒、かつ食感はズルズルの果肉に水っぽい味。なので、本体は処分してこの一枝しか残っていません。花粉が多い品種なので授粉用に残してあります。

'Ikumi' grafted onto an apricot tree.  This variety ripens in the first half of July, just after the rainy season.


上の写真の同じ枝を下から見上げると、こう。


10号鉢に植えてある「彩の姫」は今年が結実2年目で、カタログ通りの豊産性。おまけにとても美味しい品種なので大変気に入っています。
'Saino-hime' grown in a pot.  This variety comes into season after Ikumi, in the second half of July.  It is not only prolific but also very delicious.


こちらは「サマーエンジェル」、8月の完熟品種です。いろんな都合から今年は日陰気味なので、実が小粒っぽいです。去年、生った実を食べたら、スーパーで売られているのよりも小さいけど樹上完熟だったのでこちらの方が美味しかったです。
'Summer Angel' ripens in August.  The fruit is very large and sweet.


ローガンベリーのワイマテはブラックベリーのように雨に弱くて、もたもたしていると樹上でカビ始めます。収穫したあとも、実がとても柔らかいので貯蔵性はありません。なので、その日に生食するか、即冷凍しています。対して、ジョーン・スクワイアの実は、個々のツブの皮がしっかりしているので貯蔵性があります。
'Waimate' (loganberry) and Joan Squire (raspberry).  Waimate gets spoiled by rain easily.  Moreover, it has no shelf life so I have to either consume right away or freeze for later use.  In contract, Joan Squire's skin is firm and keeps very well.