2019年11月10日日曜日

キンカンライム Limequat

キンカンライム苗は今年の2月に配達されて、それを鬼剪定した後の姿はこう↓ でした。届いた苗の枝をよーく見ると、前の年に実が着いていた跡があったので、今年から結実する期待はありました。
Limequat (right) when it was delivered in February this year


今ではこんな↓ に枝がワサワサしていて、30個くらいの実が着いています。6月の開花は随分と花数が少なかったので3個だけ実を着けさせましたが、その後チョロチョロ咲き続けて、11初旬まで咲いていました。。温度さえあれば四季成りになるかも。
As it is now - it has grown a lot.
 結構な豊産性です。枝を切り戻しても、その先からまた枝が伸び続けて、その先っちょに開花・結実します。なので、収穫が終わったらいくらでも鬼剪定して自分の望む樹形にしながら収穫できそうです。
Very prolific - it keeps flowering, followed by young fruits.

こちらはタヒチライム。ベルガモットに高接ぎしてあります。
Tahiti lime grafted onto Bergamot

味を比較するために1個ずつ採ってみました。タヒチライムのほうは例年なら今の時期まだ青いはずですが、今年は早いです。しかも今年は種が入っている。キンカンライムのほうは、いかにもライム、という色です。
絞ってそれぞれ味見したところ、全く同じでした。この時期の酸味と苦みはライムそのもので、目隠しして味見するとどれがどれだか分からないと思います。タヒチライムは3月頃まで樹上に置いておくとレモンのように甘味が出るので、キンカンライムも同様に長く楽しめそうです。
英語版のWikipediaによると、作出されたのは1909年だそうで、もう100年以上も出回っていることになります。そうなると、同じ品種名の元でも苗によって多少の変異はあるかもしれません(うちのキンカンライムの実はラベル写真の楕円形ではなく、まん丸で大粒の金柑のような外観です)。
Tahiti lime and limequat
They may look different, but they tasted exactly the same.

ライムのめちゃくちゃ酸っぱい絞り汁の後は、口直しに極甘のレインボーレッドを食べました。今年のヒット商品のひとつです。こんなに美味しい果物があるなんて感激。とりわけ、真ん中の白い部分が甘くてクリーミーなのが嬉しい。
Kiwi: 'Rainbow Red', an extremely sweet variety,
fruited for the first time this year.



先月に届いたローガンベリーのワイマテは元気に根っこを張っているらしく、赤い新芽が25cm以上に伸びて来ました。冬芽をたくさん出させれば、来年から開花・結実するのではと期待しています。
Loganberry: Waimate's new bud growing



先日、地元園芸店で見つけた四季成りイチゴも元気そうです。
Everbearing strawberry

実が土に付かないよう、マルチングをしてあります。
花は綺麗な二重咲きですが、ガクまで二重です。