2017年5月3日水曜日

柿苗: 陽豊    Persimmon: Yoho

地植えの夕紅は、去年、初めて4個だけ蕾が着きましたが全部落花。今年は1個も蕾がありません。もう、何年たったか数えるのも腹が立つほどなので、今後は主役を交代させることにしました。

今あるのは夕紅の他に、いずれも去年の春に買った「さえふじ」と「富有」で、10号鉢植えですが、将来の主役として「陽豊」を選びました。陽豊は富有と、これまた美味しい次郎柿との交配で作出された品種で、富有の甘さと次郎の果肉の固さを持ち合わせ、しかも豊産性だそうです。

箱を開けていたら、たまたま近所の広大な庭のある家のご主人が通りかかって、タイガやうちの果樹のことで話が弾みましたが、そのお家では以前、陽豊も含めいろんな柿を植えていたそうで、陽豊は確かに美味しい柿だそうです。

今後の計画としては、柿の接ぎ木ができるようになったら(?!)、地植えにした陽豊に富有、夕紅、さえふじを高接ぎして統合する予定です。接ぎ木は主に柑橘類でしか上手くいっていない私ですが、成功率を高めるために、ニューメデールとかいうテープも買いました。

で、今朝届いた苗。高さ150cmの箱一杯に詰まって送られてきた太い苗です。


お店は、今回初めて利用した新潟県のお店で、気候の違いのせいか、苗はちょうど芽吹き始めたところです。

根っこはこんな感じ。この時期にこの根っこからスタートは、かなり不安があります。しばらくバケツ水につけておいたあと、鹿沼土多めに、肥料なしで「花と野菜の土」とで植えつけました。花と野菜の土自体には多少の養分が入っているそうなので、根っこが回復するまでは施肥は無い方が良いでしょう。本当は一晩、水に漬けておくのがベストだと思いますが、今日の夕方に仕事の資料が送信されてくる予定なので、今しかありません。いつもはヒマな私ですが、毎年ゴールデンウイークは同じ仕事が決まっています。