カラカラは今年が栽培3年目です。去年までは南向きベランダで10号鉢植えでしたが、夏の高温と乾燥で、ハダニが猛威を振るいました。今年の4月に、うちとしては一等地のスポットで地植えにして以来、グングン育っています。去年のうちにミネオラの枝を一か所接いでありますが、将来的には石地と星タンゴールも接ぐ予定です。
あくまでも個人的な経験からいうと、柑橘類は10号鉢でも十分大きな実をつけるけど、4、5年経過した頃から樹勢が極端に落ちて、病気にかかりやすくなります。そこで、いま鉢植えになっているものは全て、充実した枝を採取でき次第、地植えの苗に接いで統合することにしました。高接ぎでも、樹勢の落ちた鉢植え苗よりも良質な実を数多く収穫できると思います。
カラカラは、地植えにしたからには、今年から実をつけさせます。今は花のピークを過ぎてしまいましたが、満開のとき、真っ白い花びらに、メシベの柱頭まで真っ白だったので、ブラッドオレンジのモロとはかなり違う印象でした。なお、高接ぎしたミネオラの枝に出た蕾は、今年は全てむしっておきました。
Cara Cara orange
セミノールを去年、タロッコに4箇所高接ぎしたところ、今年はもう全ての枝で花盛りです。本体のタロッコは、今年は裏年なのか、数輪咲いてもう終わっています。
特に、この↓ 芽接ぎした芽から伸び出した枝の勢いがすごいので、今年はこの枝に実を着けさせようと思います。
Seminole grafted onto Tarocco