2014年11月30日日曜日

セミノール&ミネオラ  Seminole & Mineola

今年が初成りのセミノールです。2年前に、コガネ子によって根っこがツルツルにされましたが、徐々に回復しています。今なっている実は小粒ながら、粒ぞろいです。収穫は来年の4月を予定しています。

Seminole



セミノールと同時に購入した、ミネオラも今年が初成りです。これも一度は枯れかけたところからの回復なので、多くを期待していません。ただ気になるのは、実の形がどれも真ん丸なことです。ミネオラの特徴は、デコポンのように突起があることだからです。

そこで、英語版 Wiki を覗いてみたら、実の形状について以下の説明がありました。

"Most Minneola tangelos are characterized by a stem-end neck, ......"

"Most" というなら、中にはベル型でないミネオラも有り得るということなので、来年の春に味見するまではミネオラとして扱うことにしました。地元スーパーでは、毎年4月上旬には米国産のミネオラとセミノールが同時に入荷し、いつも味比べをしているので、両者の風味の違いは判別できます。

Mineola





番外編のブラッドオレンジのモロ。樹高1mもないけど、地植えパワーで沢山実を着けています。
まだまだ黄色い段階ですが、来年の2月頃には果皮が黒味を帯びた濃い赤になります。冬の間、真っ赤な実を眺めるのも楽しいです。
Blood orange: Moro

2014年11月29日土曜日

退屈な雨の日 Raining outside, Taiga is bored

今日は朝の9時頃から雨が降り出して、タイガは退屈し切っていました。
アクビをして締まりがありません。顔だけ見るとアメピ(アメリカンピットブル)のような表情になることがよくあります。でも外を歩くと、小学生たちはいつも「狼だー!」と言って騒ぎます。どこが?

Kai ken Taiga, 1 1/2 years old

毛布の下のホットカーペットで暖まって、だんだんまぶたが重くなってくる。。。。。。

ついに眠り始めました。お弁当をほっぺたに付けたままで。
爆睡すると薄目を開けて「ヒクヒク」言って脚を蹴り始めたかと思うと、そのうち「ウゥ~ッ」と唸り始めます。起きているとき、怒ったり唸ったりは絶対しないのに、夢の中では何かに唸るようです。

突然起き出して、しばしボーッと座っていますが、これは私に「背中を撫でろ」というポーズです。

 大好きな牛の骨を齧って暇つぶし。歯磨き効果を狙って、毎週、新しいのを1本与えています。

 急に私の横に来て甘えん坊になり、またしても「撫でろ」。

 ちょっと女の子らしい表情。

そのうち、後ろ脚を私の脚の上に乗せて、またしても眠ってしまいました。

2014年11月23日日曜日

佐世保温州の試し取り Sampling Sasebo Unshu

ミカンの佐世保温州が濃く色づいてきたので、1個だけ試し取りしてみることにしました。
先日、電話で姉に「ミカン送ろうか」と言ったところ、「レモンの方が良い」との返事で拍子抜けしましたが、「いや、この佐世保温州という品種はだな.........」 とうんちくを語って付加価値のあるものにしておきました。

そうやって期待をもたせたからには、味を確かめてからでないと送れません。タイミング的には、今日の味見で十分甘ければ、姉の本命のレモンが「真っ黄、黄」に色づくであろう12月上旬頃までには更に甘味がのっているはずです。


小さめの実を取って半割にしたところ、果汁があふれ出しました。甘くてとても美味しいです。
初なり、かつ今年が冷夏であったにも拘わらずこれなら、来年以降はもっと良いはずです。
強いてこの品種の難点を上げるとしたら、木が全然大きくならないことです。庭植えで大きく育てて沢山収穫したいのですが、2m位になるには何年かかるか分かりません。鉢植え栽培の人には、是非お勧めの品種です。

2014年11月22日土曜日

秋深まる公園で  Autumn advances in the park

今日は雲一つない秋晴れ。今年の秋は晴れの日が少ないので、天気の良い日を活用します。
午後3時頃に、今日で3回目のトイレ散歩に出かけました。

城北公園の入り口あたりは、ハゼの木が紅葉の真っ最中です。

柿の実は随分少なくなりました。

初めて見るチワワとご挨拶。寒がりな子だそうで、内側がモコモコのフリースの服を着ていました。
 タイガは臭いチェック。
 飼い主さんにも撫でてもらいます。

公園の上の方へ上がる道は、タイガの気に入りスポット。人影のないときは、タイガはこの↓ 土手のような部分を得意顔で歩いて上まで行きます(私は下の道を歩きますが)。今日は人出が多いので止めさせました。タイガは崖のような高いところが好きです。

陸上競技場のある上の方の林では、随分と落葉が進んでいました。
 晩秋の弱い光で、秋らしい光景です。
 

石神井川の向こうの教習所跡を見降ろすと、桜の木がすっかり坊主になっていました。

陸上競技場では家族連れがいろんなゲームをして楽しんでいました。

と、そこへ恐ろしくフレンドリーなジャックラッセルがズンズンとタイガを目指してやって来ました。

普通、落ち着いた犬は、初対面の犬にここまで興奮しながら近づかれると、相手をたしなめるか避けるはずですが、タイガは他の犬を叱るということを全く知らない犬なので、ただガマン。

 タイガは、ジャックよりもその飼い主さんの方が好きなようです。
 でも、落ち着いてよく見ると、とても可愛い顔をしたジャックです。

次にやってきたのが小型の柴の「ポン太」さん(牝ですが)。ポンちゃんには、タイガが生後2ヶ月の頃から遊んでもらっています。
 ポンちゃんと一緒にいた小さい女の子が近寄ってきました。この↓ 写真では危険そうに見えますが、実はこの女の子、初対面の犬との接し方を心得ていたのでびっくりしました。私がシーザー・ミランの番組を Youtube でかたっぱしから見て学んだことを、この子はすんなりと実践していました。
 タイガは自分の気持ちを尊重してもらえて大満足の様子でした。

陸上競技場の横の小路はイチョウ並木で、数週間前は熟したイチョウの実が路面を覆って臭いを放っていましたが、今は秋の清々しい空気です。

陸上競技場の横の広場は、売店もあるのでタイガとよく一休みする場所です。
 ここのイチョウやケヤキは、今が紅葉のピークです。



広場で、イタグレとヨーキーを連れた飼い主さんと遭遇。イタグレは生後半年の子犬だそうで、動きが柔らかい。

その近くでセントバーナード犬が、小さな犬の飼い主さんたちの関心を集めていました。
 タイガは大型犬がすっかり苦手になってしまったので、かなり緊張しています。
 何とか、やり過ごしてほっと一息。

緊張から解放された反動で、タイガは木片を見つけるや、咥えて振り回しながら疾走し始めました。
 私が木片をよこすように命令すると、却って刺激されて、右往左往に走りまわります。自分よりも数倍大きいセントバーナードとの出会いがよほどストレスだったのでしょう。

2014年11月16日日曜日

ポーランドのクグロフ型  Polish Gugelhupf

前から欲しかった陶器製のクグロフ型をとうとうポチってしまいました。主な用途は、ババロアの成型です。ババロアは、金属製の型で作ると、金属と触れていた表面の味が気になるのに加え、最悪、金属と反応して一部変色することがあります。他に私が持っているババロアやゼリー用に使えそうなものと言ったら、パイレックス製の長方形や正円のガラス容器がありますが、こちらは気の利いた形にはなりません。

ということで、今日届いたのが写真↓ の左側。外径19cmだそうですが、前から使っているステンレス製の外径18cmのと、容量的にはほぼ同じに見えます。ポーランドのWIZA社が出している、「青いヒマワリ」シリーズのひとつです。


横から見るとこんな感じ。
Gugelhupf by WIZA in Poland

上から見ると、上薬を丁寧に塗ってあるのがわかります。

とても気に入った一品なので、冷菓のためだけに使い、オーブンウェアとして扱いません。また、ババロアなどで使わない普段は、のど飴でも入れてリビングの置物として扱います。クリスマスの時期には、殻付きの菓子クルミやヘーゼルナッツ、ブラジルナッツなどの入れ物にすれば、ムードの演出に一役買うかもしれませんね。(うちの地元スーパーでは、そのようなナッツは買えませんが。)



陶器製のは大事に横に置いておいて、ステンレス製のクグロフ型で菓子パンを作ることにしました。生地は、イタリアのパネトーネのレシピで、写真には入れ忘れましたが、大量のバターを使います。とてもベタつく生地なので、たまにしか作りません。

中にいれる具は、乾燥パイナップルとトマトにクルミです。トマトは「塩トマト」として売られているもので、実際に食べてみると塩気は感じられず、甘酸っぱくてとても美味しいです。チェリーは甘すぎるので、こちらの方を使っています。また、レーズンは、犬には食べさせられないので、タイガが来てからは使わなくなりました。

焼き上がりです。

完全に冷めたところで、粉砂糖を振りかけます。粉砂糖は、市販のはコーンスターチも入っているのであまり使いたくなく、今日は台所にあったグラニュー糖をブレンダーにかけて作りました。

イーストを使うので、2度の発酵に時間がかかりますが、その価値はあります。とても柔らかくて美味しいです。