2020年10月19日月曜日

金柑苗 Cumquat plant

 スーパーの帰りに寄ったJAで入荷したばかりのこの苗を見てしまい、つい持ち帰ってしまいました。ラベルには単に「金柑」とだけありましたが、近くの棚に並んでいた「大実金柑」に引けを取らないほどの立派な実でした。また、別の棚には「四季成り金柑」としてカラマンシーの苗も並んでいましたが、かなり見劣りしていました。にもかかわらずこの苗の値段は、観賞用品種の大実金柑や生食に向かないカラマンシーより遥かに安い1,500円。もう抵抗できませんでした。

味のほうは食べて見るまで分かりませんが、ニンポウ系金柑なら甘いはずなので、とにかく来年の2月頃の収穫が楽しみです。

I found this cumquat plant in the nearby shop this morning.

私のハイテンションをよそに無表情のタイガ。

色づき始めた実の直径を測ると3.3cm はありました。
The fruits are very large: 3.3cm in diameter, and

同じ実の果長を測ると3.7cm くらいです。これだけ大きいと、スーパーで売られる例の有名品種に負けていないと思います。
lengthwise about 3.7cm.

午後から冷たい雨が降り出したので、鉢への植えつけは明日にします。
Cumquat fruits mature around February, so there is a long wait till then.


もうひとつ嬉しい発見。リンゴ売り場にブラムリーの袋詰めがありました。お店で見るのは初めてです。イギリスの民家の裏庭にはよく料理用リンゴの木とデザートアップルの木が植わっていますが、料理用にも品種はいろいろあります。日本に入って来ているのはこのブラムリーを含め2、3品種だけのようで、苗が一般のガーデナーにも買えるようになったのは近年のことです。

うちではリンゴの木は絶対に無理な事情があります。近くの道にビャクシン類が街路樹として植わっていて、そこで越冬した病原菌が春になると飛んできてリンゴ苗に寄生するというパターンが繰り返されます。もう何度も失敗しました。なので、リンゴは買うものと割り切っています。
Apples: cooking apples Bramley (left), and dessert apples Tsugaru (right)

うちの台所はこの2袋で甘酸っぱい匂いがいっぱいです。
The green ones are Bramley apples.  In recent years, Bramley plants became available for amateur gardeners in Japan, but I had never seen the fruits in the shop before.

もうひとつの袋のは「サンつがる」。時期的に早めなのか、ちょっと青臭そうな香りもします。