2019年9月28日土曜日

公園で At the park

今日は朝のうちは清々しくて、公園では秋の雲が見えました。
Typical autumn cloud

涼しくなるとワンコたちが元気になります。特に夕方の散歩ではなかなか帰りたがらない。


タイガの首がきつそうに見えますがそれはノドの皮がたるんでいるだけで、首輪はゆるゆるです。以前の首輪と同じブランドでワンサイズ上のを注文したら、秋田犬に使えそうな巨大なのが来ました。幅広なだけでなく、皮の厚みが以前の2倍近くあります。でも、着けたとたんタイガがとても嬉しそうな顔をしたので一応満足。

公園ではヒガンバナがやっと咲き始めましたが、例年よりも花数が少ないような印象です。
 でも綺麗。
'Higanbana' (Japanese spider lilies)

公園の上のほうへ続く道を歩いていたら急にタイガが立ち止まったので、ふと見るとケアンテリアのチャンプがいました。この写真の直前の瞬間まで後脚立ちでこちらを見ていたので、危ない、危ない。
Champ, male Cairn Terrier, trying to catch our attention
 早く降りるようにルール違反のオヤツで挨拶は終わり。




ドッグランに着くと、朝の8時台は「魔の時間」でガラガラ。ついさっきまでは賑わっていたそうです。顔まで真っ黒い柴犬のラムネちゃんが近づいてきましたが、今朝のタイガは遊ぶ気分ではないようです。犬は気分屋です。
The dog park was almost empty.

タイガは他のワンコの臭いとりばかり。ラムネちゃんはつまらなさそう。
Taiga not in a mood for running, and Lamune, female Black Shiba, is disappointed.

高齢コーギのポーラちゃんは後脚が動かなくなったので今ではオムツの生活。自分で動けなくなると飼い主さんたちが留守の日中は退屈するので、前足を舐めているうちに涙焼けのように毛が茶色く染まってしまいました。
Paula, female Corgi, has lost the use of her hind legs due to old age.

ポーラちゃんが帰るのでタイガが挨拶。
Paula leaving the dog park to go home.

タイガと同時にランに到着したウィペットの2頭も近づいてきました。
Everyone comes to say 'Bye-bye'.
 2頭は別々に保護されたオスたちですが、今の飼い主さんの元で安心して暮らせるのでとても穏やかな性格です。




昨日の洋ナシを使ってチーズケーキのパイを作ることにしました。ビスケット生地でシェルを焼きましたが、最初のは出来が悪かったので手前のはやり直しで作った2個目。向こうのは自分用にします。
Baked a sweet pie crust (front) to make
a cheese cake with the European pear that I bought yesterday.

レアーチーズケーキの溶液を流し込んで冷蔵庫で冷やし固めます。ここまで来るとかなりヘトヘト。

洋ナシ2個のうち大きいほうは中が茶色で使い物になりませんでしたが、もう1個は大丈夫でした。これでは洋ナシ農家の経営は厳しそう。まず日本の高温多湿の気候が栽培に合わない。収穫した時点では、実は青くて石のように硬いので追熟が必要。消費者の立場からは、買った果物は直ぐに食べたいのに何週間も待たなければならないとなると、棚に並んでいる他の果物に手が伸びてしまいます。おまけに単価が決して安くない。実際に食べてみると、不味くはないけど日本には他に美味しい果物が豊富。


とにかく頑張って仕上げました。小さいほうの実を可能な限り薄くスライスして枚数を稼ぎました。ツヤ出し・乾燥防止とスライスした実を固定させるためにゼリー液を塗りましたが、その際、洋ナシにはタンパク質分解酵素があるのかチェックする余裕もありませんでした。なので無理矢理完成。(キウイやハニーデューメロン、熱帯フルーツの多くにはタンパク質分解酵素が含まれているので果肉を一旦加熱しないとゼラチンが固まりません。)
Sliced pear as topping

人に上げるために作ったものなので、今回のは一切れ切った写真はありません。
No photo of a cut portion, since I made the pie for a friend.

2019年9月27日金曜日

果樹苗 New fruit trees

ガーデニングでの駆け込み消費です。
スモモの「彩の姫」とキウイのヘイワードが届きました。
New arrivals

彩の姫は、スモモには珍しく受粉相手を必要とせず自家受粉で豊産性、かつ香りが良い品種だそうです。今うちにある品種のなかで香りのあるプラム/プルーンは無いので楽しみ。しかも、7月中旬頃からもう収穫が始まるそうで、サマーエンジェルなど中・晩成の品種を待つあいだの早生の品種になります。
Plum: Sai-no-Hime

「何で今さらヘイワード?」という感じもありますが、レインボーレッドの収穫が終わったあとの楽しみとしての品種です。寒い部屋で保存すれば春先までもつそうで、冬でも柑橘類以外の果物を楽しめることになります。スペースが無いので、高接ぎの高接ぎ。もうすぐ収穫できるレインボーレッドは、シマサルナシ台の早雄に高接ぎしてありますが、キウイ台と比べてシマサルナシ台は評判どおり威力を発揮しています。
なので、このヘイワード苗もシマサルナシ台のを選びました。
Kiwi: Hayward

箱から出してみると、まあこんなもんでしょう。状態からして、今年の初めに1年生新苗だったものが今まで売れ残って管理されていたようです。

とりあえず10号鉢に植えますが、根っこがビニポットの中でガチガチなので、落葉期にほぐして植え直す予定です。





アコレで見つけた洋ナシ。入荷したばかりだそうですが、棚が甘酸っぱい香りを放っていました。なかでもこの2個は良く色づいていて、樹上完熟近くまで木に生っていたような色艶のよい品です。他のは未だまだ青かったので、この2個を見つけたのはラッキーでした。
European pears

洋ナシなので洋皿に乗せてみました。それにしても良い香り。
先日、近所の犬友から産直の和ナシを頂いたので、そのお礼に洋ナシを使ったスイーツを作ろうと思います。その家は先代の保護犬が老齢で無くなったあと数か月間その子のことを偲んでいたのですが、最近 新たに保護犬を迎えたばかばかりです。もう落ち着いた頃だと思うので初対面も楽しみ。
Very fragrant - sweet and sour
 果重は300gと、しっかりしたサイズです。出荷の際これを選抜するのに何個の実がハネられたのだろうと思うと、日本の果物の値段が高い理由が分かります。ヨーロッパの庶民の市場のように、不揃いの実を紙袋に入れて重さで売れば農家側のムダが削減できるはずですが。
Weighs 300g



気分転換にグラハム粉入りのパンを焼くことにしました。スーパーでグラハムブレッドを買うと呆れるほどの高値で設定されていますが、自分ちで作るとお得です。普通のパンの材料にグラハム粉が少し入っているだけです。
Making Graham bread

このツブツブが腸内の掃除に役立ってくれます。イギリスのグラハムパンはもみ殻を取り除いただけの麦粒も入っているのでナッツ風味で美味しいですが、日本のはフスマっぽいです。

今の気候はパン生地発酵に最適なので直ぐに出来上がり。上の丸い塊の生地が焼きあがるとここまで膨らむので、お店のパンはいかにマージンが乗っているか想像つきます。
Baked!
台所にグラハム粉の香ばしい香りが広がります。



2019年9月25日水曜日

グアバ取り木

今日は東京の最高気温が29度だそうで日向は暑いですが、日陰はとても爽やか。
8月末に苗木から切り取って鉢植えにしたグアバの取り木苗は、順調に活着したようです。


写真手前は米国の知人を通して入手した種からの苗が親木。
写真後方の2鉢は米国業者から購入した種からの苗が親木で、右のはひこばえを鉢上げしたもの。
どの苗も小さい葉っぱは8月末以降に出てきた新葉です。



これの親木の葉っぱは巨大なので、業者経由の実生ルビースプリームとは系統が違うような気がします。



業者の種を発芽させて、スペースの制約のために2本だけ育てています。この苗はそのうちの1本が親木。葉のサイズは黄肉グアバと同じような大きさ。



あくまでも実生苗なので、最低でも2本育てて味比べをしてみたいので、これはもう1本の苗から出たひこばえ。この親の葉っぱはもう1本のと全く同じ。それでも、この親の苗はボコボコひこばえを生やしてくる傾向があり、もう1本のは全くひこばえは無し。
 ひこばえ苗がヒョロヒョロと徒長したので10日ほど前に摘心したら、新たにひこばえのひこばえが出ています。

2019年9月22日日曜日

公園で At the park

今朝は台風の影響がまだみられず秋らしい気持ちのよい朝でした。
A pleasant morning, in spite of the impending typhoon.
 公園入口の林の際にヒガンバナが1輪だけ咲いていました。いつもなら秋の彼岸までにはあちこちで満開になっているのに、今年は遅いです。うちのヒガンバナも花芽が上がり始めたばかり。
'Higanbana' (Japanese licorice)

今日は公園の上のほう経由でドッグランへ向かいました。坂道の左脇には秋の花のタマスダレが咲き始めています。
 白いダマスダレに交じって、夏の花のポーチュラカも満開。今年のうだるような真夏に、ひとりの女の人が毎日根気よく挿し芽を植えつけていましたが、それが何とカツカツの土にもめげずに育って今になって満開です。

黄色のポーチュラカ。

オレンジ花。

赤やピンクと、とても綺麗です。感謝、感謝。

坂を上ったところにある古代家の林を通ってドッグランへ。
On our way to the dog park




ランに着くと、ヒナちゃんが出迎えてくれました。同じ甲斐犬でも黒虎なので、赤いバンダナが似合います。
Hina, female Kaiken, comes to greet us.

さっそく追いかけっこ。コーギのピリカちゃんを無視。
A chase begins.

ピリカちゃん、ごめんね。
Pirika, female Corgi, comes to say 'hello' to me.

バーニーズのジャム君もいました。
Jam, male Bernese Mountain Dog, on the sideline


ヒナちゃんとタイガは自分達だけの世界に入っています。
Hina and Taiga totally absorbed in their chase


身軽なヒナちゃんはジャンプ攻撃が得意。


いったん休憩しても、

また追いかけっこ。


タイガが木の根元をホジホジし始めたので私が追いやったら、すかさずヒナちゃんが真似しました。
Taiga was digging a hole so I chased her away.
Hina started the same thing immediately afterwards.

ヒナママに怒られてお終い。
Hina's mom tells her off.

プードルのロン君、2歳が到着。
Ron, an extremely timid 2-year old Toy Poodle, arrives.
 非常におとなしい子なので最初はヒナちゃんに追いかけられましたが、直ぐに落ち着きました。
Hina tries to chase him but finds him too boring.

黒柴のアズキちゃんが到着。タイガが迎えに行きます。
Azuki, female Black Shiba, arrives.
 Taiga is so happy to see her.

アズキちゃんとは幼馴染のヒナちゃんもやって来ました。
Hina also comes to say 'hello'.

俊足のアズキちゃんと追いかけっこを期待しているのか、ヒナちゃんの目つきがすごいです。写真をクリックして元のサイズで見ると目つきがよーく分かります。
Hina cannot wait to chase Azuki - click the photo to see her eyes up close.

ところが、アズキちゃんは今日は気が乗らないのか座り込んでしまいました。
A big disappointment!  Azuki feeling under the weather this morning?
 全然動こうとしないので、ヒナちゃんは手がでない。
Since Azuki will not move, there is nothing Hina can do.
 原因は分からないけど、早く元気になってね。
Hope you will feel well soon.


新顔の到着。この子を含めて保護犬ばかり5匹を飼っている若いご夫婦が連れているワンコたちです。この子はアラタ君、1歳。足の白いソックスが特徴的です。遠くから見ると甲斐犬の血がちょっとだけ混ざっているようにも見えますが、野犬の子だったので素性は全く分からないそうです。
A family of 5 rescued dogs arrive.
This one is named Arata, 1 year old male, born of a feral dog.
 恐る恐るタイガの臭い嗅ぎ。


この子はシェルティーのアムちゃん、推定8歳。珍しいブルーマールなのに捨てられていたそうです。飼い主さんたちの推測では、パピーミルが産ませるだけ産ませたあと捨てたのだろうということです。
A purebred female Shelty named Amu, estimated to be 8 years old.

このこはチワワのムータ君、推定4歳。この子もパピーミルだそうです。
A purebred male Chihuahua, thought to be 4 years old.

こちらの2頭は沖縄から引き取られたそっくりさんですが、兄弟ではないそうです。手前の大きいほうがレンタ君、1歳、向こうの小柄なほうはサンタ君、1歳。
Two dogs from Okinawa, both 1 year old, but not brothers.


初めて見るボストンテリアの子が到着。ランに到着するまでよほどノドが渇いていたのか、いきなり水を飲み始めたと思ったら、
A Boston Terrier arrives and starts drinking the water.

アラタ、レンタ、サンタの軍団がやって来て水を飲み始めました。
The 'brothers' muscle in.

集団に押されてボーゼン顔で水飲みの番を待つボストン。
The Boston looks on helplessly.


グレーのシュナウザーが到着。サンタと白いプードルのロンが臭いチェックにやって来ました。おとなしいロンでも一旦軍団にはいると堂々としています。
A grey Schnauzer arrives and gets greeted.

ヒナちゃんとアラタにも挟まれました。
Hina and Arata checking the Schnauzer.


更に新顔の到着。スタンダードプードルの生後10か月の男の子。飼い主さんに名前を尋ねたら、ちょっと恥ずかしそうに「タケオ」という返事が返ってきました。
Another new face arrives - Takeo, a 10-month old male Standard Poodle.
 こうやって軍団に迎えられると、新顔はおとなしく状況を受け入れるしかありません。
 The newcomer can do nothing but to submit himself to the pack.
 集団チェックが終わると、今度は個別の面談。まずはアラタと。

次いでレンタ、

そしてヒナちゃん。

やっと解放されました。
Released at last!


タービュレンのルイ君が到着。
Louis, male Belgian Tervuren, arrives.

早速ヒナちゃんがやって来ました。ルイ君はいつも公園で服従訓練をしているので、こうやってランで遊ぶのは珍しいことです。
Hina is excited to see Louis.

 ヒナちゃん得意の飛びつき。

獲物を狙うようにルイ君の周りで円を描いたあとは
Hina circles around Louis as if he were a prey animal.

無理矢理の攻撃。ルイ君はタイガより1歳下の5歳なので、年下のヒナちゃんに優しい。

新たな到着。ピットプルのロン君と「妹」のジニーちゃんをタケオ君が迎えに行きました。
New arrivals - Ron, Pit Bull, and his 'sister' Genie, greeted by Takeo.

ロンとジニーが一旦中に入って来ると、
Takeo was initially pleased to greet them, but

ロン君のすごみに圧倒されるタケオ君。
he gets intimidated by Ron's Pittie aura.
 お互い生後10か月なのですが.....
They are both 10 months old....

タケオ君を挟むようにロン(手前)とジニー(後)がチェックしています。
Takeo is sandwiched by Ron and Genie.

生後6か月のジニーちゃんも堂々とタケオ君をチェック。いつも強い兄ちゃんのロン君に守られているので怖いもの無しのジニー。
Genie, 6-month old, feels bold enough to sniff Takeo,
since she is always protected by her Pittie brother.