2019年9月27日金曜日

果樹苗 New fruit trees

ガーデニングでの駆け込み消費です。
スモモの「彩の姫」とキウイのヘイワードが届きました。
New arrivals

彩の姫は、スモモには珍しく受粉相手を必要とせず自家受粉で豊産性、かつ香りが良い品種だそうです。今うちにある品種のなかで香りのあるプラム/プルーンは無いので楽しみ。しかも、7月中旬頃からもう収穫が始まるそうで、サマーエンジェルなど中・晩成の品種を待つあいだの早生の品種になります。
Plum: Sai-no-Hime

「何で今さらヘイワード?」という感じもありますが、レインボーレッドの収穫が終わったあとの楽しみとしての品種です。寒い部屋で保存すれば春先までもつそうで、冬でも柑橘類以外の果物を楽しめることになります。スペースが無いので、高接ぎの高接ぎ。もうすぐ収穫できるレインボーレッドは、シマサルナシ台の早雄に高接ぎしてありますが、キウイ台と比べてシマサルナシ台は評判どおり威力を発揮しています。
なので、このヘイワード苗もシマサルナシ台のを選びました。
Kiwi: Hayward

箱から出してみると、まあこんなもんでしょう。状態からして、今年の初めに1年生新苗だったものが今まで売れ残って管理されていたようです。

とりあえず10号鉢に植えますが、根っこがビニポットの中でガチガチなので、落葉期にほぐして植え直す予定です。





アコレで見つけた洋ナシ。入荷したばかりだそうですが、棚が甘酸っぱい香りを放っていました。なかでもこの2個は良く色づいていて、樹上完熟近くまで木に生っていたような色艶のよい品です。他のは未だまだ青かったので、この2個を見つけたのはラッキーでした。
European pears

洋ナシなので洋皿に乗せてみました。それにしても良い香り。
先日、近所の犬友から産直の和ナシを頂いたので、そのお礼に洋ナシを使ったスイーツを作ろうと思います。その家は先代の保護犬が老齢で無くなったあと数か月間その子のことを偲んでいたのですが、最近 新たに保護犬を迎えたばかばかりです。もう落ち着いた頃だと思うので初対面も楽しみ。
Very fragrant - sweet and sour
 果重は300gと、しっかりしたサイズです。出荷の際これを選抜するのに何個の実がハネられたのだろうと思うと、日本の果物の値段が高い理由が分かります。ヨーロッパの庶民の市場のように、不揃いの実を紙袋に入れて重さで売れば農家側のムダが削減できるはずですが。
Weighs 300g



気分転換にグラハム粉入りのパンを焼くことにしました。スーパーでグラハムブレッドを買うと呆れるほどの高値で設定されていますが、自分ちで作るとお得です。普通のパンの材料にグラハム粉が少し入っているだけです。
Making Graham bread

このツブツブが腸内の掃除に役立ってくれます。イギリスのグラハムパンはもみ殻を取り除いただけの麦粒も入っているのでナッツ風味で美味しいですが、日本のはフスマっぽいです。

今の気候はパン生地発酵に最適なので直ぐに出来上がり。上の丸い塊の生地が焼きあがるとここまで膨らむので、お店のパンはいかにマージンが乗っているか想像つきます。
Baked!
台所にグラハム粉の香ばしい香りが広がります。