2013年9月15日日曜日

ポポー:ウェルズ&NC-1   pawpaw: Wells & NC-1

台風18号の接近で、東京は明け方からすごい雨です。閉め切った家の中では、落果して追熟中のポポーの甘い香りが充満しています。

写真の実のほとんどがウェルズですが、一番手前の2個とその左にある瓢箪型のがNC-1です。小さいものから落果し始めました。

今年のウェルズはもう何個か食べているのですが、NC-1は今年が初なりでまだ試食していません。手前の2個が香りだしたので、切ってみました。

写真では普通に種が入っているように見えますが、食べてみるといずれも4個しか種がありませんでした。しかも、種の周りの薄皮が口の中で簡単に離剥するのです。これはウェルズやサンフラワーには無い特徴です。

味の方は、ウェルズよりも遥かに甘くて濃厚です。対して、うちのウェルズに限っていうと、当たり外れがあって味の薄い実が時々あります。また、過去に食べたウェルズの最も甘い実よりも、このNC-1の果肉は甘味が濃く、実のどの部位でも均一の甘さと滑らかさでした(ウェルズは、硬くて味の無い部分があることも有り)。
NC-1

NC-1の本命は、この↓ 4個の巨大果です。このサイズで種も少なく、あの濃厚な甘味があるなら、とても優れた品種だと思います。ただ、樹勢が半端なく強いです。大してウェルズは華奢なままで、せまい庭でも暴れません。
NC-1

庭に出ついでに、ブーゲンビリヤもアップ。「木立性の品種」のセールス文句どおりなので、管理しやすく、放置で今は3度目の開花です。秋のせいか2週間前からずっとこの状態で長持ちしています。ガクの色は写真よりもっと濃い赤の蛍光色なので気に入っています。