フェイジョアのマンモスの跡地に、今年からは柿の夕紅を植えています。写真右側に写り込んでいるのがマンモスの切り株で、自然に腐敗するのを待っています。切り株を揺さぶると、既にグラつくようになっています。このスポットはもろに北風が当たる場所なので、グニャグニャのマンモスは、植木屋さんに支柱を複数の角度からしてもらってやっと立っていましたが、雪のたびに大変なことになっていたので、遂に諦めました。その点、直立性の落葉樹の柿なら冬も安心です。
夕紅は単為結果性があり、種はほとんど入らずまた実どまりが良く、汚損果も少ないとのこと。さらに実だけでなく、葉っぱも紅色に染まるので、観賞価値も期待しています。ただし、過去2度の秋の経験から言うと、東京の秋は夜と昼の寒暖の差が少ないからか、雪国で見られるような紅色の柿の葉にはなりにくいです。
柿の蕾は、その年の春に伸び出した枝に着くので、冬の間のポッチを観察しても花が着くかは判断しにくいですが、今年こそはーっ、と期待しています。