2019年3月2日土曜日

ラズ:ルビービューティー Ruby Beauty raspberry

海外のサイトを覗いていたら、矮性のラズベリーでルビービューティーというのを見かけました。米国とニュージーランドの業者が共同開発した品種で、正式な品種名は 'NR7' で、つい数年前のリリースだそうです。また、流通上の品種名は、欧州で 'Ruby Beauty'、米国で 'Raspberry Shortcake' となっているようです。


そこで、国内で苗が販売されていないものか、両方の名前で検索したらルビービューティーでヒットしました。しかも、値下げ!されていました。「値下げ」に弱い私なので迷わず注文しました。


Ruby Beauty (or Raspberry Shortcake in the US)


 ルビービューティーは一季成りで、前年に伸びたケインに花が咲くので、この写真のケインに今年の夏に実が生ったら、来年の早春に除去します。冬ではなく早春に剪定するメリットは、前年に実が生ったケインには芽吹きが無いので、区別しやすいとのことです。
 ビニールポットから出してみると、根っこの状態はまあまあです。水はけのよい土で管理すればひと夏で根っこが張るでしょう。
 イギリスのサイトでは、ルビービューティーを鉢植えにする場合10リットル以上が最適、と書いてありましたが、東京の酷暑の夏には日陰へ移動させたいのでムリムリ。まずは9号菊鉢で様子を見ます。

2019年2月25日月曜日

今季最後のクリロー Christmasrose (last)

ヤフオクを覗くのはもう止めようと思っていたのに、ついアクセスしたら、この↓ 真っ赤な花が目に飛び込んできました。そのオークションが2日前に終了して、苗が今朝到着。


How the flower looked on the PC monitor, in an auction.
Beautiful, deep crimson red.
花型も抜群!


株全体


箱を開けてビックリ! 「ええっ、品違い?」と思ったほど、色が違う。この角度で写真を撮ると光の関係で白っぽく写るのも事実ですが、
The actual colour... you cannot trust digital images.

箱から出してみても、あのオクの写真とは程遠い色です。

オクの写真の花がこれです。今は咲き進んでオシベが落ち初めていますが、まだまだ退色する段階ではありません。
 ウーン、あの真っ赤なクリムゾンカラーが好きで買ったのに。。。。

オクの出品時には蕾だった、右の花が咲き始めています。
 まだ完全には開いていないので、シベも新鮮な段階。
 ベイン入りが好きな人には綺麗な花かも知れませんが、ここまで強烈に入っていると本当に血管を連想してしまいます。
 これは庭植えにして、道から眺めればベインが目立たずに済むかも。



先日届いた「かなりの強芳香性」のゴールド苗は、配達時に咲いていた花は終わって、今は種ができそうな感じです。この段階でも退色して緑色にならないので綺麗な花です。グラデーションではなく、こういうペタっとした色の出方が好みです。右の開花中のは、
 配達時には硬い小さな蕾だったものです。「花かんざし」の花のように、カサカサの造花のようなはかなさのある花で、美しさは今がピーク。ここまで開花が進んでも、香りはほとんどしませんが、綺麗な花なのでまぁいいか。

2019年2月21日木曜日

私を散歩に連れてって Take me out for a walk

お昼ご飯前のトイレ散歩の帰り道、タイガが急にクンクン臭い嗅ぎを始めてウロウロするので、すぐ横に咲いていた民家の梅の花の香りが原因かと思いました。この陽気で白梅が満開。梅の香石鹸の匂いを思い出しました。
Ume plum tree in full bloom
 果樹マニアの私と暮らして6年近く、タイガも果樹の花の匂いに反応するようになったか、と感心していたら、
As I was looking at the blossoms, I heard incessant whimpering.

原因は、この子でした。
A face sticking out of a balcony wall, looking down at Taiga

よーく見ると、2階バルコニーの壁に小さな穴が設けられていて、そこから顔を出しているようです。タイガが必死でしっぽを振るたび、「キューン、キューン」と鼻を鳴らして、壁の向こう側ではじれったそうに足踏みをしている様子も伝わってきます。

ここは新築の家なので、ワンコがいることさえ今まで気づきませんでした。
This being a new house and new family, I never knew they had a dog.
For a second, I thought the dog had her head stuck in the hole.

一見、首が挟まって動けないように見えるかもしれませんが、疲れると時々引っ込んで行きます。
But the head disappears for a moment,


そしてまた、頭がのぞきます。風貌からして、どうやら白柴の女の子のようです。
only to return, with more whimpers.
A female White Shiba Inu?

 Well, I hope you will be out for a walk soon.
 タイガがいる限り、ずっと頭を出したままになりそうだったので、立ち去りました。

2019年2月18日月曜日

卵パン Egg buns

菓子パンが食べたくて、久しぶりに卵たっぷりの甘い丸パンを作りました。
向こう側はアマランサスを振りかけて、手前はチアシードを振りかけて焼いたものです。


アマランサスは値段の張る芥子粒のように小さくて見栄えが良いし、焦げるほど焼くと香ばしいので一番気に入っています。


Covered with amaranthus (back tray), and chia seeds (front tray)



チアシードは水分で湿らすと滑りが出て、ちょっと気持ち悪い食材ですが、こうやって焦げ焦げにすると何とか消費できます。そのうちインコの餌のお下がりと一緒に野鳥の餌台に乗せるかも。
with chia seeds



パンがまだ暖かいので、ナイフで切らずに手で割ってみました。卵の匂いがふ~んわりしてきます。

2019年2月14日木曜日

キンカンライムの植えつけ Limequat

今日から暇な日々が戻ってきたので、数日前に届いたキンカンライムの苗の鉢増しをすることにしました。この↓セロファンカバーを取り外して枝をよーく見たら、去年、実が生っていた後が3か所あったので、結果苗であることが確認できました。なので、今年1年はガマンして枝を繁茂させて、来年たくさん花を咲かせるるために、鬼剪定することにしました。
Before a draconian pruning.....


鉢から出してみると根っこはギチギチではなかったので、9号菊鉢にしました。一緒に届いた黄エビネも鉢に植え付け。植えつけた後は、冬の間、月に1回しか水やりをしないホンコンカポックもリビングから出してきてたっぷりシャワー水をかけます。
 キンカンライムのほうは地上40cmくらいに切り詰めたので、ちょっと見すぼらしくなりましたが、木の成長のための犠牲です。

キンカンライムの植えつけのあと、用土が足りなくなったので、エビネのほうは表土に庭土も混ざっています(タイガの毛も一緒に)。エビネは地面に生える蘭なので、これでガマンしてくれるでしょう。
Ebine orchid (Calanthe discolor)

ホンコンカポックが背景にあるとキンカンライムの様子が分かりにくいので、動かしました。あまりにもタイガがじっとしていて動かないので、通りすがりの親子が「置物かとおもった!」と笑っていました。
Limequat after pruning



黄肉グアバの最後の実が、2日前に自然落果したのを、今日まで追熟させました。1個しかなくても、ドアの開いた台所から2階まで、グアバ臭で充満していました。
Home grown guava

去年の開花で8個の実が生って、その最後を完熟させるために、苗が頑張ってくれたと思うと有難いです。とても酸っぱくて美味しい実でした。

2019年2月9日土曜日

キンカンライム Limequat

今、仕事が入っていて来週の後半までは家で缶詰状態ですが、苗が届いてしまいました。イライラしながらパソコンに向かって仕事をしていると、息抜きに覗いたサイトで、つい.....   ということになってしまいます。


で、今朝届いたのは、キンカンライム苗とエビネ蘭。キンカンライム苗は高いサイトが多いなかで、この苗のお店は何と2千円台で出していました。ついでに、安いエビネ蘭も買ってしまいました。


収穫レポを見ると、キンカンライムは基本的に小さなレモンのような食味で、決して金柑の甘さを期待するものではないようですが、幼苗の時期から豊産性だそうで、四季成りレモンのつもりで育てます。四季成りのカラマンシーは、私の好みからは果汁の質があまりにも低いので使わなくなりました。


箱を開けてみると、葉っぱが細かいので金柑っぽいです。樹高も成長しても金柑のようにこぢんまりだそうで、10号鉢で管理する予定です。
Limequat

今日は雪が降って寒いので、このまま2階の明るい部屋で待機させます。それにしても、値段の割には立派な苗が来ました。大満足です。

同梱で送られてきたエビネ蘭。黄花の品種です。うちの庭は狭いので、赤、ピンク、黄色の目立つ色の花しか植えません。しかも果樹のせいで日陰になりがちなので、エビネのように耐陰性のある花は大歓迎です。
Ebine orchid (Calanthediscolor)
 お店のサイトの写真のとおり、丸々太った花芽もあります。この苗も、私が暇になるまでこのまま。
with a flower bud



今朝降った雪で薄っすら鉢の表土が白くなっています。写真のオレンジの木はモロですが、いま樹上に残っているのはミネオラ(右下)です。左下の部分は11月収穫の田口早生の領域になっていて、残りの本体がモロです。
It snowed this morning.
 ミネオラオレンジ
Mineola Orange grafted onto Moro

こちらはタロッコに接いだセミノール。今年は野鳥の被害が少ないので網掛けはなし。
Seminole Orange grafted onto Tarocco



寒菊が咲き始めています。5月に挿し木で苗を更新しなければならない品種なので、結構面倒で、今年もするかどうか分かりません。
Winter Chrysanthemums
 でも、咲くと綺麗。
 黄色は蛍光色なので、花色の少ない冬には嬉しいです。



2日前に届いたときのクリロー。この冬最後のクリローの買い物です。オクの出品者は「かなりの強芳香性苗」とうたっていたのですが、届いた苗は????でした。 期待とのギャップがすごくて、ズッコケてしまいましたよ。まあ、実店舗でないと、香りまでは自分で確認できないです。
Scented Christmasrose
 それでも、交配親の情報を見ると、「かぐや姫」が母親になっています。まだ蕾が2個あるし、来年以降の開花にも期待。