2018年4月14日土曜日

公園で  At the park

早朝散歩の途中、タイガが違う方向に引っ張り始めたのでその先を見ると、仲良しのグレイシー君に似たハスキーが歩いていました。初めて会う子で、ハル君、8歳だそうです。
Haru (8-year old, male Husky)
 ちょっとピリピリした挨拶の瞬間。
A slightly tense moment.
 もうすぐ5歳のタイガよりも、8歳オスで体も大きいハル君のほうが優位なはずなのに、タイガが低姿勢を見せないので、
As Taiga did not show enough respect to an older, stronger Husky,
 ハル君がちょっとマナーを教えました。決してマウントしようとしているのではなく、自分の力を見せているだけです。
he decided to show her who was the boss.




その後公園の上のほうを歩いていたら、崖下の道を行く可愛いコーギがいました。壁に足を掛けてこちらを見上げています。
As we were walking along a ledge,
a corgi kept looking at us from the road below.
 その後、古代家遺跡の近くでさっきのコーギと出くわしました。
Later, we happened to run into each other.
 まずはタイガと挨拶。
まん丸の目をしたシュート君、3歳だそうです。
Shoot (3-year old, male Corgi)
 タイガにガンを飛ばしながらも
Eyeing Taiga, before

私の脚に前足を掛けてきました。
putting his feet against my leg.
 よほど鼻が利くのか、私の右ポケットに入っているチキンジャーキーを見つけたようです。
He can smell the treat in my pocket.
 またしてもタイガにガンを飛ばしています。
Again, being on his guard.




シュート君と別れたあと、やはりコーギのピリカちゃんがやって来ました。
Pirika (female Corgi)
 飼い主さんと立ち話をしていたら、久しぶりに会うフラットコーテッドレトリーバー・ミックスのジュディも来ました。タイガは子供の頃、群れのボスのジュディに躾けられたのを忘れずに丁寧な挨拶。
Judy (female Flat Coated Retriever mix)
 こんな狭い道で長話していろいろ情報交換ができました。




その後はドッグランへ。平日は夜にしか行かないのでドッグランでの写真を撮れるのは週末だけです。

顔なじみがたくさんいました。左から、ドーベルマンのエマちゃん、一緒に飼われている甲斐犬ミックスのジャズ君とコーギのポーラちゃん、タイガの手前は柴犬のライ君。なぜか、タイガの背中の毛が立っています。
Lots of familiar faces in the dog park.

毎晩会うケアンテリアのチャンプが寄ってきてもタイガの背中の毛が立ったまま。
ライ君の背後に見慣れない子がいました。
Rai (male Shiba Inu)

黒柴ですが、顔面まで黒い。名前はラムネちゃんで、1歳と8か月だそうです。
Lamune (1year+8 months old, female Shiba Inu)
 ラムネちゃんはタイガと挨拶しようと近づきますが、
Lamune tries to greet Taiga,
途中で「やめとこ」と思ったのか、
but has a change of heart
 一目散に走り去りました。逃げるものを見ると無意識に追いかけるタイガ。
and runs away.  Taiga instinctively chases the running creature.


それでもラムネちゃんは遊びたい気持ちもあるようで、チャンプとタイガがこうやってお互いを狙い始めると、空気を読まずに間に何度も入ってきました。
Still, Lamune seems to want to join in the game.
 タイガが狙っているのはあくまでもチャンプですが、ラムネちゃんの接近も気になるようです。
She places herself where she is not wanted.
Taiga and Champ (Cairn Terrier) take no notice of her.
 チャンプが突進してラムネちゃんをはじき出しました。
Champ charges at Taiga, pushing Lamune out of the way.
 ラムネちゃんは蚊帳の外。


ニューフェースの到着に気付いてチャンプが駆け出しました。
A new face arrives and Champ is distracted.
 1歳のトイプードルで、名前は「トクゾウ」君だそうです。年上の犬たちに囲まれてすっかり緊張しています。
Tokuzou (a year old Toy Poodle), looking scared.
 コーギのポーラちゃんもチックしに来ました。
Pola (9-year old Corgi) comes to check him.


トクゾウ君の挨拶が済むと、タイガとチャンプの睨み合いの続きです。またしてもラムネちゃんがKYの状態です。
Taiga and Champ back to their game, with Lamune hanging on.
 チャンプがタイガとワンプロの体勢に入りました。
Champ attacks Taiga,
 ただ、身長が違い過ぎるので、
in his own style.
 タイガは余裕でヘラヘラ笑っています。
Taiga appears to be laughing.

一応タイガが地面に引きずり倒されたようなかたちになりました。
Champ manages to bring Taiga down.
 タイガが起き上がろうとすると、
 また地面上での戦いに逆戻り。
 この後は延々とウネウネが続きました。




 やっとタイガが脱走。


ドッグランの外で会った初めての子。ウィペットのフォルトゥーナ(Fortuna)君、8か月の幼い子です。「幸運」や「運命」などを意味する名前の由来は、レスキューされたときパルボに罹っていたのが、それを克服して元気になったことにあるそうです。8か月とは思えないくらい普通のウィペットの体格になっているので、3歳になる頃は相当立派になりそうです。
Outside of the dog park, we met a new face,
Fortuna (8-month old, male Whippet).
ちょうど、いつもタイガに美味しいおやつをくれる人(左)が散歩で通りかかったので、タイガはフォルトゥーナ君との挨拶よりも、おやつ期待で興奮しています。
 今日はおやつ無しにしてもらいました。
 それでもフレンドリーなフォルトゥーナ君は熱烈な挨拶をしていました。




帰りしな通った草地で黒柴のアズキちゃんにばったり。いつも夜のドッグランで追い駆けっこをする相手です。
In the nearby field after leaving the dog park,
we met Azuki (female Shiba Inu).
 小柄でスリムなアズキちゃんは群れ一番の俊足で、こうやってリードに繋がれていても、こちらの目が回るほど素早い動きをします。
Azuki is the fastest runner of our pack.



ひとしきり走り回ったあと、タイガがアズキママに甘え始めました。アズキちゃんはおとなしい子なりにヤキモチを表現します。
After running, Taiga snuggles up to Azuki's mom.
 見せつけるようにデレデレ顔のタイガ。
Taiga looking smug.  Azuki shows her jealousy in her own gentle way.
 アズキちゃんがママの後をまわって、
She goes around her mom,
 タイガを背後から攻撃。何をするにも可愛い子です。
and attacks Taiga from behind.

そこへラブラドゥードルのアルバスも到着。アルバス家の小学生の長男が、最近スペインでのサッカー留学から帰ってきたばかりなので、写真を見せてもらったり、いろいろな話で盛り上がりました。特に、長男を受け入れてくれたホストファミリーのママの美人ぶりには皆圧倒されました。
Albas (male Labradoodle) arrives.
 その間ワンコたちは退屈しきっていましたが。。。
Dogs looking bored as thier owners are engaged in a long conversation.




公園出口の草地で日本スピッツのアンジーちゃんと会って飼い主さんと立ち話をしていたら、見事なサモエドの子がやって来ました。名前はエミルちゃん、2歳半だそうです。これまで何度か遠くから見かけたことはありましたが、近づくのは初めてです。
As we were leaving the park, we met a beautiful Samoyed.
Emille, 2 1/2-year old female

エミルちゃんの大きさに圧倒され気味のアンジーちゃん。サモエドやハスキーも和犬も「スピッツ系」とされているので、何とはなしに良い雰囲気でした。
Angie (female Japanese Spitz) looking overwhelmed.
 タイガは背中の毛を立てることもなく落ち着いて挨拶できました。
 こうやって見ると巨大なスピッツに見えます。
 コートに指を通してみると、毛質はアンジーちゃんのとかなり似ています。雪の中では腹部にダマが着く傾向があるそうです。タイガの毛は雪がまったく着かないし雨やホコリもはじくので、乾いたタオルでさっと拭くだけで済みます。それにしても、とてもおとなしくて可愛いサモエドです。

2018年4月11日水曜日

アンズの摘果  Apricot young fruuits thinning

今年のアンズは数年ぶりに豊作となりそうです。花が咲けば人口授粉をし、雨が降ると聞けばシートで覆って開花中の花を保護した甲斐あって、たくさんの幼果が着きました。
Apricot: Sunnycot
 眺めていても自然落果はしないので、自分で間引きの作業をしました。

摘果の第1弾。これ以降は様子をみながら、勢いのなさそうな幼果を中心に減らしていきます。

去年の夏に買った小ぶりの接ぎ木小刀のおかげで、地植えのビッグオザークとアンズにそれぞれ6か所ずつ、スモモの高接ぎがうまくいきました。夏接ぎは枝が柔らかいので接ぎやすいし、炎天下のなか、結果が直ぐに分かるのが気に入りました。


今年の春になって芽吹いたまではよかったですが、どの枝が何だったか分からなくなりました。ただし、レーヌクロードだけは、芽吹きの時期も葉っぱの形状もプルーンそのものなので見分けがつきます。アンズやスモモの葉っぱに交じってこのように↓ 目出ちます。
Prune: Reine Claude grafted onto Sunnycot

これも↓ レーヌクロードで間違いないでしょう。
ditto

もう1本、例外的に判別できたのはこの枝↓で、メスレーの花が2輪咲きました。この枝だけは太めのを接いだら、今年の春になってからの枝の展開の勢いが他とはかけ離れています。
Plum: Methley grafted onto Sunnycot





午後には狂犬病の予防接種の会場へ向かいました。去年は、タイガが会場の入り口で首輪をすり抜けて脱走したので、今年は革の首輪にチェーンも加えて脱走防止です。


事情を知らずに単なるボーナス散歩だと思っているタイガは、お昼ご飯後の昼寝から目覚めて上機嫌で歩いています。
Taiga on her way to rabies vaccine at a nearby park,
but she thinks she is just out for an extra walk.

会場で気張って漏らしたりしないよう、まずは近くの空き地で小用足し。
A small stop, to make sure that she does not have an accident
faced with the needle.

赤要の垣根の道を歩きながら、「コタに会えるよ」と声を掛けると、タイガは大好きなコタロウとの再会を思って何度も私の顔を見ながら嬉しそうにスマイル。(本当はコタの家のすぐ傍にある「羽沢ふじ公園」が狂犬病注射の会場で、そこを目指して歩いています。)
The park is almost nextdoor to Taiga's friend's house
and she thinks we are visiting him.

コタの家近くに到着したのに私が止まらないので怪しみ始めたタイガ。このあとはもうダッコするしかありませんでした。職員さんたちに笑われながらも必死で押さえつけ、何とか済みました。なので写真を撮る余裕もなし。
We are not stopping at Taiga's friend's house,
and she gets suspicious - remembering last year?
After this point, I had to carry her in my arms.

2018年4月8日日曜日

公園で  At the park


早朝散歩で通った屋敷林ではシャガが満開でした。

Iris japonica
朝の冷たい空気の中でいっそう綺麗に見えます。

写真を撮っていたら、背後の竹藪からガサガサ音が聞こえてきました。
 写真右上の角↓ に写り込んでいるのは、この屋敷林の所有者で、孟宗竹のタケノコを収穫しているところでした。今日のJAの野菜売り場に並ぶものだと思います。初対面なので、いつも屋敷林を利用させていただいているお礼を述べることができました。ご主人は城北中央公園で「甲州犬」と私が散歩しているところを日頃から見かけていたそうです。

 ジミな色合いですが、近くで見ると綺麗な花です。




屋敷林のあとは「柿の木広場」へ。写真の柿の木には、とっても美味しい大きな実が成ります。
 果樹に無関心のタイガは小用足し。

ミニ柴のクー君がやって来ました。
 3歳くらいの子ですが、未去勢のオスなのでタイガの目の前でも足を持ち上げてマーキング。




柿の木広場とは細い道を挟んで向かいにある諸山公園にも上ってみました。

八重桜が今満開です。

ハデハデの花ですね。









公園の頂上は小ぢんまりした広場になっていて、早朝のストレッチ運動などをする人をよく見かけます。

モミジの新芽が綺麗だったので、タイガをつないで記念写真。
 他の木の新緑を背景にモミジが浮き上がります。
 秋の紅葉に負けないくらい綺麗です。
Japanese maple

私がモミジの木を撮影している間、タイガを木に繋いでおいたら、
I left Taiga tied to a tree as I was busy photographing trees.
 すっかり退屈して穴掘りをしていました!
She dug a hole in the ground, out of boredom!
 イタズラをいさめて睨みつけていたら、
As I stared at her sternly,
 だんだんとひれ伏して反省しているフリ。
she crouched as if to say that she was sorry (which she was not).


*   *   *   *   *


お昼ご飯前の散歩からの帰り道、見事な鯉のぼりが舞っている家がありました。ちょうど庭仕事中のご主人がいらしたので、許可を得て写真を撮らせてもらいました。写真では伝わりにくいですが、鯉の生地が日差しのなかキラキラ輝いていて動きに勢いがつく印象でした。

Carp streamer
 The blue and green carps represent the family's little boys.






2018年4月7日土曜日

木苺に蕾  Raspberry/Blackberry



ウルトララズベリー」の名前で売られていた苗に蕾が出てきました。葉が芽吹いた節ごとに蕾が出ているので、今年はたくさん生りそうです。


樹形はセールス文句のとおり自立性ですが、極端にスペース難のうちで、しかも地植えをトライするとなると放任にはできないです。そこで、ケインの1本ずつを支柱で支えて、樹環の直径が50cmくらいに収まるようにしました。去年の9号菊鉢よりは環境が改善されたはずです。


Raspberry: Ultra Raspberry
 先端ごとに4個ずつ蕾が出ています。木が2m近くに育って充実した株になれば、山のクマイチゴのように蕾の数も増えるのかもしれません。





去年の10月に届いたブラックベリーの「シャロンズデライト」には一か所だけ蕾が着きました。苗はまだ20cmくらいのチビ苗ですが、お店のサイトによると2季成りで樹高は60cmくらいとあるので、今の苗の状況で満足です。支柱で囲ってタイガのいたずらから守っています。


Blackberry: Sharon's Delight
 夏果が熟したら味見が楽しみです。