2014年6月29日日曜日

貸切り状態の公園 Having the whole park to ourselves

 タイガがうちへ来て6月23日で丸1年になりましたが、すっかり生活パターンが定着しました。子犬で迎えたあの当時は、長時間の散歩が無いかわりに、朝から晩まで排泄物の後始末で掃除・洗濯に追われ、同時に家や家具を齧らないよう目を光らせるのに一生懸命でした。今ではすっかり落ち着き、独立心も出てきました。暑い季節のせいか、夜寝るときは涼しい一階のリビングに留まるようになりました。朝になると二階へ上がってきて、私の寝室のドアの外で静かにうずくまっています。


早朝から大雨で目を冷ましましたが、6時頃には小雨になったので、いつものように教習所跡地まで自転車引きしました。雨の日の唯一のメリットは、公園に誰の姿もないことです。
 
 タイガのリードを放してやると、走る、走る。


 走り回ったあとは冷たい草の上でスリゴロ。何か気になる匂いの付いたスポットを見つけたようです。


 教習所跡地にはカリンの大木もあって、秋になると黄色い実がボタボタ落ちて芳香を放ちます。

2014年6月28日土曜日

フロックス: ペパーミントツイスト  Phlox paniculata: Peppermint Twist

雨で庭仕事をできないのでヒマつぶしに地元JAへ行ったら、以前から実店舗で見かけたら欲しいと思っていた花を見つけました。宿根フロックスの「ペパーミントツイスト」です。

ネット上では、業者の写真と、実際に育てた個人ブログの開花中の写真との間に大きなギャップがありそうな印象を受けていたので、現実に咲いているものを確かめてから買いたいと思っていました。ブログで見た残念な写真のは、「ペパーミントツイスト」とも「ツイスター(Twister)」ともつかないような咲き方で、ピンクの模様がぐちゃぐちゃしていた記憶です。
今日みつけた苗の花は、ラベル写真のとおりで満足です。

苗を物色していたところへやって来た他の客が口ぐちに「オイランソウ」呼ばわりしていたのですが、私は「クサキョウチクトウ」の方に馴染んでいます。


フロックスは、業者のセールス文句どおり、盛夏の花の少ない時期を通して咲くので貴重です。開花が終わった花房を除去すると、次々と新たな花房が出てきて、初夏から秋までずっと咲き続けます。
地植えで大株に育てて、来年以降はどっさり花を着けさせたいです。

ロードス  Fig: Rhodes

去年ヤフオクで購入したロードスは、苗が届いた6月11日時点↓ では15cmほどしかありませんでしたが、
as at 11 June 2013


 購入時に植えつけた9号鉢のままで、今は180cm位になっています。樹勢が強いので鉢植えでは窮屈そうですが、バナーネと違い、鉢植えでも実が沢山着くのが利点です。

28 June 2014

越冬した枝に、春先には沢山実が着きましたが、3個を残して全て梅雨前の乾燥期に落ちてしまいました。その後、秋果がびっしり出てきたので今後が楽しみです。

3個の夏果はここ数日で急激に肥大し始めて、そのうち1個が特に柔らかいので収穫してみました。梅雨の真っ最中にもかかわらず、水っぽさは無く甘味が強いです。風味の個性もかなり強いので、ビオレッタとの対比でちょうど良さそうです。

2014年6月27日金曜日

サニーコット  Apricot: Sunnycot

今朝、アンズのサニーコットが1個だけ落ちていたので拾ってきました。サイズは過去のものと同じですが、味はこれまで食べたどんなアンズよりも美味しかったです。甘味と酸味のバランスが最高でした。

 

連日の雨と曇空で日照不足から、今年は色づきが遅いです。
 
 

2014年6月21日土曜日

種無しカボス  Seedless Kabosu

種無しカボスは今年初めて開花しました。花数が30輪ほどしかなかったので、どうせ実は成らないだろうと思い、開花の写真を撮りもしませんでしたが、現在、20個ほどの実が育っています。かなり実止まりの良い柑橘のようです。

カボスは香りが肝心なので、8月中旬から9月中旬の青いうちに利用するようで、ということは、後2ヶ月ほど持ちこたえれば収穫できるはずです。




葉っぱの形状は、波打ってあまり美しものとは言えません。5月の葉っぱの更新の時期にもほとんど落ちなかった古い葉が、今になって汚くぶら下がっていますが、とても丈夫な品種という印象です。今年初めの2度の積雪のときも、ベランダ放置で平気でした。

梅干しの準備 Ume plums pickling

今年も南高梅が店に出る季節になりました。梅干し用にちょうど良い具合に熟したのが売られていたので、いつものように2kg購入しました。さっそくヘタ取りをした後は、8%の低塩で漬け込みました。

赤紫蘇はまだ出回っていないので、紫蘇葉を加えるのは先のことです。紫蘇葉は20%の塩で揉むので、梅の塩分濃度が最終的には高まりますが、それでも低塩なので、出来上がった梅干しは果実の味が分かって美味しいです。

Ume plums ready for pickling


美味しそうなメロンも見つけたので、アイスクリームも作りました。ラム酒で香り付け。ブレンダーで液状にした果肉の一部はソース用に取っておきました。

今朝仕込んで午後4時には凍っていたので、試食してみると、激ウマ!の一言。普通、メロンを食べた後口の中に残る独特のえぐみが、アイスクリームになると、クリームのまろやかさと競争してかなり自己主張が強いです。

Home-made melon icecream

2014年6月15日日曜日

「月光」再び  Cornus Honkongensis "Gekkou"

春先に買った常緑ヤマボウシ「月光」が枯れてしまったので、違うお店で買い替えました。前回のは25cmほどの接ぎ木苗でしたが、今度のは4年生だそうです。

Cornus Hongkongensis "Gekkou"

2本の株立ちに近い挿し木苗のようです。鉢植えで管理するので、剪定せずそのままにしておきます。

同封されていた説明書に従い、鹿沼土と腐葉土の組み合わせで植えつけ。鉢は10号ロングスリット鉢です。

前回の苗よりも花数は少ないですが、花柄の大きさから確かに「月光」のようです。この苗はまだ咲き始めたばかりですが、開花が進むにつてて花弁が大きくなり、白くなります。


ちなみに、「月光」とただのホンコンエンシスとの違いは、近所の植木で確かめられます。

これ↓ は個人のお宅にある2.5mほどの木で「月光」です。秋には真っ赤な実が鈴成りです。
(従来のホンコンエンシスは、道を挟んで向こうに写っているマンションの脇に植わっています。)

Cornus Hongkongensis "Gekkou" 
 花付きがよく、また花柄が大きいのが「月光」。この木は毎年1ヶ月近く花が持ちます。


マンション脇のホンコンエンシス↓ は2m弱の樹高で、花は下の方に数輪着いてるだけです。
Cornus Hongkongensis

 花柄はとても小さく、また花弁のように見える部分(厳密には苞)が4枚揃いではなく5,6枚のものがあったりで、バラバラです。

新しいお友達  Meeting new friends

公園でボルゾイの2頭引きの子たちに初めて会いました。白黒の方が8歳の「エカテリーナ」嬢で、左の小柄な方は生後5か月の「ポール」君だそうです。
Borzois

5か月の子犬の方は元気一杯。

近くの花壇に咲いていた花。黄色と青紫の組み合わせが奇抜で好きです。


早朝散歩のいつもの草地へ行くと、初めて見る小型の黒柴がいました。
Black Shiba

この3匹の中では、1歳と1ヶ月ちょっとのタイガが一番年長者です。早速じゃれ合います。

こちら↓ も初めての子で、ハバニーズだそうですが、生後数か月で既にコートが長くてどんな顔なのか全然見えません。
Havanese



遅れてやってきたジュディーをタイガがつかまえて、いつものプロレスが始まりました。 皆がいるど真ん中でこれをやるので迷惑します。
 
 

 
 タイガは換毛が終わり、すっかり夏毛になりました。蓑毛は相変わらずキラキラしていて、触るとサラサラです。

2014年6月14日土曜日

イチジク挿し穂を鉢上げ  Fig tree cuttings

わたなべさんからいただいた「ゴールドファイガー」の挿し穂がだいたい落ち着いたようです。2月18日に届いて、春先には葉っぱが出始めましたが、5月の暑さと乾燥で全て落ちて、その後新たな葉っぱが出て今の状態になりました。2度目の芽吹きで発根が確実になるので、ちゃんとした用土に植え替えすることにしました。

ちなみに、「ゴールドファイガー」という品種を海外で探してみると、仏、英、米のサイトでは見当たらず、近そうなものはドイツのサイトでこういう↓ 乾燥イチジクでしか見つかりませんでした。

http://www.keimling.de/goldfeigen.html

乾燥果をよーく見ると、日本の「ゴールドファイガー」苗のサイトにいつも出てくる黄色い実の写真から、「乾燥後」のバージョンとしてうなづけないこともありませんが、上掲のサイトはスペイン産の乾燥イチジクを販売するものなので、「Goldfeigen」は、品種名というよりは俗称的なものに思えます。
ちなみに、カタカナ表記すると「ゴルトファイゲン」。単数形(1個の実)なら「Goldfeige (ゴルトファイゲ)」。また、dの後に母音が着いていないので、濁らない「ト」になります。結局、来歴は不明なまま。

3本の挿し穂のうち、手前の2本が生きているようです。

後ろの1本は完全に枯れていますね。

鉢から出してみると、根っこは予想したよりも少ないですが大丈夫でしょう。
この後、有効な挿し穂をそれぞれ7号鉢に植えつけました。

トリプルクラウンのシュート  Triple Crown shoots

ブラックベリーのトリプルクラウンは、地植えにした勢いで数本の太いシュートが出てきました。長いものは1.2mくらいあるので、写真を撮った後は摘芯しました。こうすることで樹高を抑えるだけでなく、枝の分岐が起きて来年の花数が増えると見込んでのことです。
 
Blackberry:  Triple Crown

苗の購入元の井戸園芸さんの話では、「地植えにすると収量アップ」とのことでした。今年の様子を見ていると、後から続々と新梢が出てきて花房を付けるので、いつが開花のピークか分からないくらいで、なるほどこれなら収穫量が増えるでしょう。

グアバの発芽その後  Guava seedlings revisited

一週間前から発芽が始まった実生ルビースプリームが、今朝で17個になっていました。
20個入りのビニールポットを買って来たので、間引きをかねて10個だけ鉢上げすることにしました。勢いの良いものほど早く発芽するわけではないかもしれませんが、約50個の種を蒔いたので、ギチギチになる前にスペースを開けるためです。

「発芽苗は2葉がついているうちなら移植しても弱らない」という内容のことをどこかで読んだ記憶があるので、2葉だけしかない今ですが鉢上げを実行。

Guava: Ruby Supreme seedlings

個別のポットに移動しただけで、苗が大きくなったような錯覚を覚えます。今の気候はグアバにとって最適な条件がそろっているので、ポットに植わって伸び伸び育つでしょう。

実生苗なので、発芽したもののうち3個は2葉の真下の部分が赤いものがあります。これは将来、実がなったとき、果肉が他のものよりも赤い可能性があるので、少なくとも1本は最後まで育てる予定です。


先日、挿し穂を卒業し普通の用土に植え替えられたブラジルグアバは順調で、大きい方の苗は地上50cm位のところで摘芯しました。使用している鉢は、8号鉢です。

葉っぱは、これまで見たことないくらい巨大です。

2014年6月8日日曜日

ラズベリー新顔  Raspberry new plant

今朝、地元のJAで見かけて、あまりに安かったので買ってしまいました。品種名無しで出品されていました。。


実がたくさんついています。

下の写真↓ は、左が今日買った苗のもの、右がジョーン・スクワイアで、食べ比べをしました。さすがにジョーン・スクワイアの方が、食味は良いです。種が小さく、風味も優れています。が、用途が多様なラズベリーはいくら収穫しても困ることはないので、これも大歓迎です。(注:後日、いろいろ調べているうちに、どうやらこの苗はサマーフェスティバルのようだと思えてきました。)

Variety unknown (left),   & Joan Squire (right)