最寄りのサミットストアでデュラム粉がたくさん入荷していたのが、売れないので店員さんがヤキモキしていたので、私は買い物に行くと2度に1度は1袋買って帰りました。結局、恥ずかしくて言えないくらいの在庫を抱えてしまったので、製パンや料理に積極的に使っています。食パンの生地を作るとき、一部をデュラム粉にするとフワフワの仕上がりになります。また、ニョッキのときは100%デュラム粉にするという贅沢ぶり。
今日はケーキ。やはりデュラム粉100%で300 g, 卵3個。後でシロップを掛けるので、生地に入れる砂糖は100 gの抑えめ。その他はシードオイル100 mlとミルク100 ccにバニラエッセンスと塩少々。(私のレシピは憶えやすいように、最後の数値はゼロ。53 ccとかは無い。)
300 g very fine semolina flour, 3 whole eggs, 100 g sugar, 100 ml seed oil, 100 cc milk, vanilla essence, pinch of salt
180度のオーブンで40分。焼き上がると結構、膨らみます。
Baked at 180° for 40 minutes.
Well risen.
ケーキが焼きあがる直前に作った熱いシロップを、生地が熱いうちに掛けます。このシロップに入れる砂糖の分も踏まえて、生地の砂糖は控えめになっています。
Pour 200 ml warm syrup while the cake is hot.
シロップが吸収されて冷めたところで型から出してみました。
型がフッ素加工のスチールなので、ちょうど良い色合いに焼けていますが、ステンレス型だとこういう色は出ません。
中央のエントツ部分も万遍なく色づいています。
Thoroughly baked.
ケーキを焼いている間に用意しておいたクリームを冷蔵庫から出します。これは、スーパーで200円ほどで買えるチューブ入りのコンデンスミルクに、アンズジャムを混ぜてアンズの酸味で半凝固させたものです。ずっと前、アンズを店で買ってきて一部を使って何かのスイーツを作ったあと、残りはジャムにしましたが、「平和」だったらしく殺人的な酸っぱいジャムができました(アンズは加熱すると酸味が増すところ、平和だと強烈)。いつもならコンデンスミルクにレモンの搾り汁を使うのですが、今日はそのアンズの酸味を利用しました。
A mixture of condensed milk and home-made apricot jam, left in the fridge for half an hour. The acidity turns the milk into a thick cream.
Perhaps too much acidity?
切ってみました。
生地がとても美味しいです。また、クリームのほうも、アンズの爽やかな酸味とコンデンスミルクの相性がよくて大変気に入りました。
Excellent taste. The cake is fluffy, while the cream adds flavour to the cake.