2020年3月7日土曜日

アーモンドケーキ Almond cake

今日の練馬区は一日じゅう曇りで、最高気温が10度くらいの寒い日でした。こういうときはオーブンで何かを焼くとシアワセな気持ちになります。


今日のはアーモンドケーキ。直径21cmのマンケ型で焼きます。
材料は、L卵4個(別立て)、170g強力粉+ベーキングパウダー、150g粉末アーモンド、200gバター、150g砂糖、アーモンドエッセンス。


材料を混ぜたらケーキバターをマンケ型へ。菓子職人なら、絞り袋に入れて型へ絞り出して均一性を確保するところ、私はゴムベラで押し付けるように広げました。なので焼きあがりの形はいびつな膨らみ方が確実です。



バターの表面にアーモンドスライスをまぶしたら準備完了。オーブンへ直行。アーモンドスライスは10g入りのを使い切り。

180度で1時間ちかくかけて焼きあがりました。ちょうど良い色合いです。焼きあがるとアーモンドの匂いが2階へまで到達します。
 膨らみ方がいびつです。

でも、ちゃんとしたケーキ皿に乗せると恰好がつきます。


一切れとってみました。ほわっとアーモンドの香りが広がります。

食べると、バターの香りも混ざってとても美味しいです。
 別立てなので生地がとてもふんわりした仕上がりですが、ここまで要求しなければ、卵を泡立てずに材料を一気に混ぜるほうが気楽・頻繁に作れると思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


去年の秋に買った「彩の姫」に、もう蕾がついて昨日から咲き始めました。自家受粉する品種のようですが、明日あたりからエレファントハートが咲き始めそうなので花粉を交換させる予定です。
Plum: Saino-hime

2020年3月3日火曜日

カラカラオレンジ Cara cara orange

カラカラの苗に初めて、1個だけ実が生りました。もう3月に入ったので味見をしてみることにしました。
Cara cara, first time fruiting and the only fruit of the season

比較対象となるのは、ミネオラとタロッコ。スーパーでカラカラの元の品種であるネーブルを買ってくるのを忘れたので、全て自家栽培の品種との比較になります。
Mineola grafted onto Cara cara

今年のタロッコのうちには果皮が赤く色づいて、果皮そのものにモロのような花の香りのするものもありました。そういうのは果肉もかなり赤くて味が濃厚でした。今も残っているタロッコはごく普通の色づきのばかりです。ミネオラの果皮は毎年、綺麗な濃い朱色になります。
All home-grown oranges

半割りにしてみると、カラカラはさすがに果肉の色が赤いです。左のタロッコの赤味の入っていない部分の色が、通常のネーブルの果肉の色に近いと思います。

糖度計を出して計ってみると、タロッコは15.6度。個人的にはクセの強いモロが好きですが、タロッコもブラッドオレンジらしい風味があって美味しい。
Tarocco sugar content 15.6%

カラカラは16.3度。甘~い、の一言。酸味が少ないので甘さが強く感じられます。
Cara cara sugar content 16.3%

ミネオラは14.7度です。この品種は甘味と酸味の両方が強い。また、姉妹品種のセミノールと違い、香りも強くて美味しいです。
Mineola sugar content 14.7%



昨日の冷たい雨のなか、暖地サクランボが咲き始めました。実着き苗で買った翌年なので、今年は体作りに専念です。
Fruit cherry tree - not many flowers this year



タイガが辛抱強くお昼ご飯ができるのを待っていました。私は甲斐犬のこの光景が好きです。差し込む日差しの中、侘しく素朴に佇んでいる様子、何か昔懐かしい雰囲気があります。
Taiga patiently waiting for lunch
 タイガを迎えた直後に、東京オリンピック開催が決まったニュースを聞いたときは、「あー、7年も先の話か。そのころタイガは7歳にもなってる。」と思っていましたが、今度の5月には7歳になるオバサン犬になりました。

2020年3月1日日曜日

キンカンライム Limequat

キンカンライムがだいぶ色づいてきました。果物は、間近で見るより少し離れたところから見ると実際より大きく見えます。
Limequat as it is today



去年の2月14日に植え付けたときの状態↓ からは飛躍的な成長を遂げました。
As it was on 14th February 2019




幼苗のうちから豊産、かつ耐寒性は金柑なみ。非常に育てやすいです。
New shoots coming out

1個だけ残っていたタヒチライムと味比べをすることにしました。
Last of Tahiti lime

ライムのほうはミカン色に対し、キンカンライムはレモン色。

果長は4cm近く。
Nearly 4cm long

直径は3.5cm弱

ついでに糖度計を出して計ると、7.3度でした。実際に皮ごと食べてみると恐ろしく酸っぱい!ただ、皮の部分はほんのり甘かった。
Limequat sugar content 7.3%

タヒチライムの糖度は13.2度。これならスーパーで売っている普通のミカンよりも甘い、と思って食べてみると、完熟のレモンと大して変わらない酸っぱさ。
Lime sugar content 13.2%



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おまけ編:
今年が栽培2年目のスモモに蕾が着いています。これ↓はサマーエンジェル。他にマーキュリーとエレファントハートにも確認できています。いずれもイシドウから来た1年生棒苗でしたが、もう1本のサンローゼズは、去年そばに地植えにしたイチジクのヨルダンの陰になって枯れそうでした。そこで去年の暮に鉢上げして養生させています。皮肉なことに、初年度・地植えで爆発的に育ったヨルダンは、秋になってあっという間に枯れました。おかげでサンローゼズが1年ムダになりました。
Plum flower buds

こちらは去年の春に実着きで買った暖地サクランボ。ヒヨドリにいたずらされながらも少しは咲きそうです。
Cherry flower buds

2020年2月29日土曜日

グラハムパン Graham bread

寒い日はパンを焼くと家にいるシアワセを実感します。今回のはグラハムパンで、味や香りが良いだけでなく腸内の掃除に活躍します。


小麦粉400g、グラハム粉100g、水75%、塩小さじ2杯、ドライイースト小さじ1杯。
オーブンに入れる直前につけた切り目が縦横同じ深さでなかったので、膨張の仕方にも出ました。
Ingredients: 400g bread flour, 100g Graham flour,
75% hydration, 2 tea spn salt, 1 tea spn dry east

また、最終発酵前に生地を折りたたむときの重なり具合も、焼きあがったときの形に影響します。今回のは左半分が右側よりも大きくなっています。

外側が超バリバリになるよう、1時間もかけて焼きました。
Baking time: 1/2 hour in Dutch oven, 1/2 hour exposed
 この↓ 地殻変動のような部分が一番美味しいです。口の中に小さな切り傷ができそうなほど硬いです。
This hard crust is the best part.

切ってみました。
 外側のガチガチの皮とは対照的に、なかはしっとりモチモチです。
Soft and moist inside




---------------------------------------------------------------------


グアバの発芽。黄肉グアバの大苗が今年の1月下旬に枯れました。10号ロングスリット鉢で数年やってきたので、根詰まりだったのかもしれません。試しに細い支柱を挿そうとしたら、キチキチで入らないほどでした。急きょ、生っていた実を採って種を蒔いておいたらもう発芽したので、休眠要求はないようです。過去に種まきしたグアバはどれも郵便で送られてきた乾燥種で、初夏に蒔いても発芽まで延々とかかったので、今回の速さには驚きです。


念のためビニールポット9個にも蒔いてあるので沢山の発芽が予想されますが、世話が大変なので最終的には3個だけ鉢上げする予定です。
Yellow-fleshed guava seeds germinating

2020年2月26日水曜日

ブルーベリーケーキ Blueberry bundt

スーパーで冷凍ブルーベリーの大袋を見つけたので買ってみたところ、大変美味しくて大感激です。冷蔵庫でゆっくり解凍したものをそのまま食べても十分美味しいのですが、たっぷり1kg入りなのでケーキにも利用してみました。


直径22cmの型で1時間以上かかって焼けました。材料はバター200g、砂糖200g、小麦粉250g、全卵3個、レモン果汁大サジ2、残っていた自家製コテージチーズ+ヨーグルト約200cc、そして冷凍のままのブルーベリー250g以上(様子を見ながら投入したので300g近くかも)


22cm diameter cake tin
 材料が多めだったので、型から盛り上がって中央のエントツが塞がるほど、しかし吹きこぼれない程度のギリギリのところでした。

塞がった中央の部分は取り除いてリングケーキらしくなりました。大皿は縦28cm、横32cmあるので、ケーキが小さく見えてしまいます。

横から見るとこんな感じ(なぜか斜めに写っている)。

一切れとってみました。

ブルーベリーの水分が生地になじんで、とてもしっとりした食感です。
Moist texture

ブルーベリーの分布を見たくて全体的にスライス。

このどっさり集中している部分を食べてみたら、とても美味しかったです。香りの高いブルーベリーですが、良い意味で洗練されていない風味で、ほっこりする食べ物です。風味的にはちょっとだけジューンベリーと似ている。
Comfort food

使ったのはこれ↓。 裏に「カナダ産」と書いてありますが品種は不明。とても大粒の品種です。
Canadian blueberries (frozen) - huge fruits with rich flavour

2020年2月18日火曜日

今日のパン Bread baking


コンパクトデジタルカメラを買い替えたので、試し撮り。マニュアルを読まずに適当にいじったので、まだ日付もちゃんと入力できていません(日付の入力を飛ばして作業をしようとすると、しつこくリマインドしてくるので最初に出てきた2026年の日にちになっていると思います)。今回のカメラは CANON IXY200。 当モデルの発売から時間が経っているのか安かったです。


さっそくカンパーニュを焼いて被写体にしました。


粉400g、水75%、塩小さじ2、ドライイースト小さじ1杯。他は何も入れません。これがフランスパンのバケットなどのレシピです。


焼きあがると窯伸びが抜群で、オーブンに入れる前につけた切り目の面積のほうが大きくなります。


Ingredients: 400g plain flour, 350g water, 2 tea spn salt, 1 tea spn dry east


オーブンに入れるときは平たい生地だったのが盛り上がっています。
 外はバリバリ、中はもっちり。小麦粉と塩しか入っていないので、使った小麦粉の味がよーく分かります。




タイガは家の中に充満したパンの匂いを感じているはずですが、そっぽを向いています。「早く散歩にいこうよ!」と言いたげ。
Taiga can smell the bread being baked, but pretends not to notice.
All she wants is to go out for a walk.