2016年6月12日日曜日

セキセイの雛(5日目)  Budgie baby (Day 5)

私が小鳥の部屋に入っていかなくても、私の気配を感じただけで、ドアの向こうで「ご飯くれーっ!」と大騒ぎします。動物の赤ちゃんの生きようとする意欲ってすごいなあと思います。

尾羽もだいぶ伸びて、ときどきケージの中で翼をバタつかせるようになりました。初飛行まであと数日だと思うので、それまでこの成長日記を続けます。

挿し餌をもらった直ぐ後でも、シードをついばもうと、止まり木に登ろうとします。まだジャンプはできないので、クチバシをひっかけて体を持ち上げます。

殻剥きシードなので、ヒナには食べやすいです。




満腹になってウトウトし始めたら、

そのうち片足立ちで眠り始めました。握力がしっかりしている証拠です。

キウイ幼果  Kiwi young fruits

レインボーレッド苗に残した3個の幼果は肥大を続けていますが、ツルが全然伸びないことと、幼果のうち苗先端の2個が下の方の1個よりも小さいので、幼果の存在が苗の成長に相当、重荷になっているようです。そこで、上の2個を摘果して1個だけ残すことにしました。

先端に着いた、これら↓ 2個を摘果。

下の方の実は、前回は私の人差し指の頭ほどだったのが大きくなって、キウイらしい形になっています。果皮に産毛が全く無いのが嬉しいです。

摘果した先端のうちの1個と比較すると、大きさの違いがはっきりしています。

2016年6月11日土曜日

セキセイの雛(4日目)  Budgie baby (Day 4)

ヒナがすこしずつ綺麗な羽になってきました。握力も発達しているようで、翼を伸ばしてストレッチ運動をするときも、しっかりと止まり木につかまって安定感があります。また、私がケージに近づくと、セキセイが反射的に「嬉しい」を表すときの翼をわずかに上げるしぐさもするようになりました。だいぶ慣れてきたようです。

挿し餌の後、すこし遊ばせました。ヒナの負担に成り過ぎない程度にスキンシップを図ります。

尾羽が少し伸びてきました。

サヤに包まれていた頭の羽が広がってきました。サヤは透明のフケとなって床に落ちるので、毎朝、雪が降ったかのように真っ白です。

私の手をハミハミして甘えるようになりました。セキセイの雌は凶暴なので、ハミハミは今のうちだけで、おとなになると私の手や耳たぶを遠慮なくガブリとやって流血沙汰になります。

ヒナが疲れないうちにケージに戻します。ヒナの後方に置いてあるのはインコ用の鉱物の配合で、すでに食べ始めています。皮剥き餌と鉱物を食べ始めたので、排泄物も少しだけおとなのものに近づいています。でも、挿し餌期間はまだまだ続きます。

公園で  At the park

ヒナの世話が大変で睡眠不足気味です。いつもより遅めの6:30時に公園に着くと、トイプーとアメリカンコッカスパニエルがいました。スパニエルの方はアゴの毛が白くなり始めていて、飼い主さんは「まだ6歳なのにぃー」と残念がっていました。家では飼い主さんにピタッとくっ付いている子だそうで、すこし羨ましくなりました。タイガは外では他所の人にベタベタ愛嬌を売りまくりですが、それで愛想を使い果たすのか家の中では自分のスペースを確保して孤独を楽しんでいます。

Toy poodle, & American Cocker Spaniel
 どちらも前に1度会ったことがある、落ち着いた子たちです。




帰りしな、久しぶりに会った軍団。

小型柴のゴンちゃんは、ひし形のつぶらな目をしています。
Small-sized Shiba inu: Gon

極小で生まれたドーベルマンのエマちゃんは、しばらく見ない間にすっかり大きくなっていました。とくに脚が長く伸びて、以前はタイガと体高が同じだったのが今では段違いです。
 Doberman Pinscher: Ema,  Corgi: Pola,  Kai ken mix: Jaz

 ジャズ君がカメラ目線になってくれるのは、ゴキゲンなときだそうです。

2016年6月10日金曜日

セキセイの雛(3日目)  Budgie baby (Day 3)

今朝2度目の挿し餌のために小鳥の部屋に入ったら、ヒナが自力で手前の止まり木に乗っていました。私を見てすぐにケージの奥に逃げてしまいましたが、握力はしっかり発達しているようです。エサやりのあと遊ばせる際に、私の人差し指に乗せて握力の様子を見てきましたが、こんなに早く上るとは思いませんでした。

ヒナは幼いうちは、暴れてケガをしないよう、また保温のために、巣の代替として「ふご」に入れて安静にさせるのが通常ですが、うちでは歩きたいだけ歩かせるために、ふごは使わずにパネルヒーターで暖めています。その利点は、ヒナが排泄した後は自由に移動して体の清潔を保てることと、運動によって脳に刺激を与えることです。一旦、止まり木を利用できるようになると、排泄後に移動する必要はなくなるので快適なはずです。それでも、クセからか、最初のうちは排泄直後に止まり木の上で足踏みしながら横に移動するのが可愛いです。

baby food

親の体温程度に温めたベビーフードを大騒ぎしてガツガツ食べた後は、パタッと静かになります。私に慣れるよう、ケージの扉を開けておいたらまたしても取り木に上っていました。羽を伸ばしたり、羽づくろいをしたり、

野鳥の鋭い鳴き声に耳を傾けたり、

そのうちウトウトし始めたので、おやすみカバーをかけてパネルヒーターの傍へ戻しました。

となりのケージに暮らす雄。ヒナを両手に包んで近付けたら、ケージごしにお互いクチバシでツンツンしていました。雄はもうしばらくの辛抱です。でも、6歳年上のオッサンなんだから、そこんところは忘れずに。シツコイようならすぐ別居させるからね。


セキセイインコは野生では捕食される立場の鳥なので、ヒナはあっと言う間に育って巣立たなければなりません。なので、うちのヒナは半日単位で大きくなっています。子犬の期間は短いというけれど、小鳥のヒナの期間は遥かに短いです。その貴重なときを記録するために午後にも写真を撮りました。

いっちょう前に取り木で羽づくろいをしています。私が見ている前でこれをやるということは、だいぶ慣れてきたようです。







2016年6月9日木曜日

セキセイの雛(2日目)  Budgie baby (Day 2)

ヒナを迎えて一夜明け、おやすみカバーをとってみると元気そうでした。タイガにはヒナに積極的に慣れてほしいので部屋に呼び入れようとしましたが遠慮ぎみで、すぐに1階へ戻って行きました。ただし、公園のスズメなどの死骸とは異なる(よって、食べてはいけない)、かつ、私がヒナを大事にしている(よって、いたずらしてはいけない)、という認識はあるようです。


挿し餌をした後は新鮮なシードに取り替え。挿し餌で満腹ですが、好奇心からついばんでいます。

3時間ごとの挿し餌のあと、ケージに敷いてある新聞紙を取り替えます。このヒナの状態からすると10日くらいで初飛行に至るかもしれません。
 午後はケージをベランダのガラス戸の近くに置いて、外の光に慣れさせました。

 人間の手に慣れさせることで手乗りになるので、少しずつ遊ばせます。
 不安でギャーギャー騒ぐでもなく、おっとりしたヒナです。

2016年6月8日水曜日

セキセイの雛(1日目)  Budgie baby (Day 1)

セキセイの雌が5月の始めに突然、お☆様になってしまいました。ペットロスが辛いので、残された雄の世話をしてそれでもう小鳥は飼わない!と思っていました。が、雄にとってはそうはいかないようで、この1ヶ月間、辛そうで、辛そうで.......   雄が死んだ雌を恋しがるあまり自らの寿命を縮めてしまいそうだったので、新たに雌を迎えることにしました。北千住のペットショップまで、電車3本を乗り継いで行ってきました。

本当は先の雌と同じように水色のスパングルを期待していたのですが、昨日お店に入ってきたブルー系スパングル5羽のうち、4羽が水色系でどれも雄っぽい子ばかり。残る1羽は紫色でしたが、雌で間違いなさそうです。

とにかく雌であることが最重要だったので、この子にしました。デジカメでは青に見えますが、バイオレットスパングルで、今いる雄よりもさらに紫色が強いです。

家に着いてケースから出してみると、随分と肝の据わった子です(これも雌らしい側面)。足の握力は相当強いし、しっかりした体なので健康に育つでしょう。

すぐにタイガとセキセイ雄に見せました。タイガは公園でハトやスズメの死骸を見つけるとバリバリ食べてしまいますが、この家の中のものは鳥、家具、私の本や衣類・靴・スリッパなど、一切、いたずらしません。ヒナを見たとたん、目つきが以前保護した子猫を見た目と同じように、母性本能が刺激されたような顔でした。

雄は、というと、ヨダレだらだらという訳ではなく、むしろ怖がって逃げていました。ヒナが成長して雌だ!と分かると態度が一変するでしょう。

Violet Spangle
頭やほっぺたの羽はまだサヤに入ったまま。
このロウ膜(鼻の部分)の色なら雌に間違いないでしょう。



お湯でふやかしたベビーフードをスプーンで3時間おきくらいに食べさせるのですが、うちに着いて最初のご飯を食べた後は普通のシードをジャム瓶のフタにいれて置いておきました。まだシードをご飯にできる段階ではないですが、おもちゃとして散らかしたり咥えて遊んでいるうちにシードに慣れてくるからです。

早速ついばみ始めました。カラの付いていないシードを、すり鉢で軽く擦ってヒナが咥えやすいようにしておきました。



小鳥を連れて帰宅したら、玄関のドア前に包みが置かれていました。袋を開ける前から、甘酸っぱい香りが漂っていました。

梅です。トイプードルのランちゃんの飼い主さんからでした。有難うございます!

計ってみると、3.2kg。これだけあれば、青いものは梅エキス用に、色づいたものは早々と梅干し用に漬けたりジャムやソースにしたりと、用途はいろいろあります。