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2016年10月16日日曜日

ナツメその他  Jujube etc

盆栽素材のナツメの小苗も実が色づき始めました。
Bonsai sized Jujube tree

今年2度目の収穫まであと少しです。
Second crop of year






フェイジョアはまだ落果が始まっていません。地植えのニキタとウィキトウは木が幼いせいか、大果を成らせたことがありません。ニキタに寄せ接ぎしたアポロは期待を裏切らないサイズです。
Feijoa: Apollo



9号菊鉢で育てていたグランドレモンを小さく切り詰めて、一回り小さい鉢に移しました。犬友に上げるためです。グランドレモンは豊産性なので、地植えのベルガモットに高接ぎした枝で十分だと思います。
Grand Lemon, a present to my friend

5個あったグランドレモンは自分で消費したのと、犬友に嫁に出す苗の「持参金」として1個あげたのとで、今では2個だけ残っています。写真↓上の方の2個がグランドレモン、下に写り込んでいるのはベルガモットです。グランドレモンは5か所に高接ぎしてあるので、その枝を上手く育てれば、鉢植えの親苗に負けないほど将来沢山成るでしょう。
Grand Lemon grafted onto Bergamot

2016年5月26日木曜日

フェイジョアの花  Feijoa flowers

フェイジョアの花が咲き進んでいます。毎朝の犬散歩から帰ると人口授粉をしています。庭にいると、通りかかる近所の人たちから「何の花」か聞かれます。毎年、同じ人たちが同じ質問をするので、私も「ブラジル原産のぉ............」と、壊れたレコードのように同じ返事をしています。道路からの目隠しに植えていますが、この時期は却って人目を引きます。


去年はあまり花が着かなかったニキタにもまだまだ沢山蕾があるので、今年は開花期間が長くなりそうです。去年までは、木を大きくしながら枝数を増やすことを優先していましたが、今後は収穫後に木の天辺を軽く剪定して、樹高を低く保つことに専念します。そうすれば自動的に下の方の枝が増えるはずです。

Feijoa:  Nikita



ウィキトウも最低限目指していた枝数を確保できたので、今年の秋からは樹高の管理へと重点をシフトします。絆創膏のように主幹に巻かれたテープは、ある実験のためで、来年の春まで結果待ちです。
Feijoa:  Wiki Tu


2016年5月21日土曜日

フェイジョア開花  Feijoa flowers

フェイジョアが昨日から咲き始めました。15年くらい前までは6月7日頃が開花の目安でしたが、それと比べると随分早くなっています。夕方、涼しくなったら百均へ行って梵天つきの耳かきを数本買う予定なので、それまでは授粉作業ができません。

去年、枝がスカスカのウィキトウに対して初夏のうちに鬼剪定をしました。今年は主幹近くで枝がワサワサしているのと、蕾がどっさり出ています。
過去に、マンモスやアポロの成木に対して収穫後に鬼剪定をしたら、翌年は蕾がほとんど出なかったし、咲いても実が成らなかった経験があります。
したがって、今後、樹形を改造したいときは初夏にします。

Wiki Tu


ニキタもやっと主幹あたりでワサワサする樹形になりました。主幹と高枝に寄せ接ぎしたアポロにも蕾が出ていて、もうすぐ咲きそうです。アポロの枝は、写真の右上の枝と、写真下の方の主幹に着いています。正直、寄せ接ぎは美しくないです。フェイジョアの高接ぎができれば理想的ですが、フェイジョアの接ぎ木は難易度が高いそうなので、まだ試したことがありません。

Nikita



家の北側通路に勝手に生えてくるヒメオウギも咲き始めました。ジャリで敷き詰められて西日しか当たらない砂漠のような場所なのに、毎年増えています。
 写真では白っぽく写ってしまいますが、今年はピンク色が強く出ています。先日買って来た赤花の種がもうすぐ熟す頃なので、このあたりに蒔けば来年から混色で楽しめそうです。

2016年4月24日日曜日

フェイジョアに蕾  Feijoa flower buds

フェイジョアの蕾が伸びてきています。

ウイキトウは去年まではアポロの日陰になっていたので枝がスカスカで、今年もあまり多くの実は期待していませんが主幹が順調に太っているので嬉しいです。

Feijoa:  Wiki Tu



ニキタはアポロ並みにグニャグニャと枝が伸びるので、去年は主幹から50cm以内に切り詰めました。その結果、樹姿が密にまとまってきたので、これからも同じように管理していきます。

Feijoa:  Nikita



アポロの枝をニキタに寄せ接ぎしたのは うまく着いたようです。写真に撮って初めて融合ラインが見えましたが、肉眼で眺めているとどこまでがアポロなのか分からないくらいでした。

Apollo grafted onto Nikita



アポロの主幹をニキタに寄せ接ぎしたのも外してみました。こちらも肉眼では接着部分がひとつに見えていましたが、写真ではくっきりと線が出ています。ヒモできつく縛っていたのでミシュランタイヤのような状態ですが、これからの成長期の間にもっとスムーズになるでしょう。
両方ともほんの2,3ヶ月で本体から切り離したので、かなり速くできたことになります。

Apollo grafted onto Nikita's tree trunk

2016年1月19日火曜日

雪害  Snow damages

昨日の雪でフェイジョアのニキタが横倒しになっていました。そういえば、2方向から支柱で挟むように支えていただけで、ヒモで括り付けてありませんでした。道からの目隠しにニキタとウィキトウを地植えにしてありますが、ウィキトウは支柱に縛られていたので害なしでした。

Feijoa: Nikita

ニキタの主幹にはアポロを寄せ接ぎしてありますが、
 特に害はなかったようで一安心です。アポロは去年の夏に寄せ接ぎを施して、10月には本体から外したので短期間で完了しました。


バルコニーに置いてあるミネオラオレンジの主幹が真っ二つに裂けていました。鉢植えでなかなか樹高が伸びない苗ですが、これでまたコンパクト仕立てになりました。

Minneola Orange

2015年10月21日水曜日

フェイジョア:アポロ  Feijoa: Apollo

今日の落果のなかに、アポロの最大果が含まれていました。楽しみにしていたものなので、もうこれで今年のフェイジョアシーズンが終わっても良い気分です。


最大果は、前回測ったときから1cm大きくなって8cm弱の長さでした。手に取るとかなりの質感があります。マンモス花粉で授粉していたときの最大果よりも大きいので、たぶんウィキトウからの受粉でしょう。

うちのフェイジョアは、これからは矮性品種の地植え2本(ウィキトウとニキタ)にアポロを寄せ接ぎした3品種で行きます。個人的にはゼリー質が占める比率の大きい品種が食味が良いと思っているので、この3種で満足です。


オマケ編:
ラズベリーのジョーン・スクワイアの秋果は、今年はわざわざ収穫するほどには成っていないので秋景色の一部と思って眺めています。

2015年10月3日土曜日

フェイジョアの幼果  Feijoa young fruits

涼しくなって、フェイジョアの幼果が順調に肥大しています。写真↓ はアポロですが、今年初めてウィキトウの花粉で人工授粉できました。

昔、フェイジョアの実は花粉親の影響を受けるか否かの実験をした人のブログ記事を見たことがあります。実験から得られた結論は、「影響を受けない」というものでしたが、うちのアポロを見る限り、「影響あり」だと思います。マンモスの花粉で結実していた間はマンモスっぽい形をした大きな実が沢山なりました。マンモスを伐採した頃にはアポロもかなり充実した成木になっていたので自家受粉が可能になり、自己の花粉で人工授粉しましたが、いかにもアポロらしいティアドロップ型、粒ぞろい、ただし以前よりも小粒な実が鈴なりに成りました。そして今年はウィキトウの花粉を着けたら、マンモス花粉の頃のような大粒のが成っています。うちの環境ではアポロが完熟落果し始めるのは10月下旬なので、最終的にはマンモス花粉の実よりも大きくなりそうな予感がします。

アポロ  (Apollo)
 現在、大きなものは長さ7cm弱になっています。


ウィキトウの幼果はなかなか変化がありません。晩生だからゆっくりなのでしょうが、今年が初なりなので収穫がとても楽しみです。
ウィキトウ  (Wiki Tu)


5月30日に、アポロの枝をニキタの枝に寄せ接ぎしたのが上手くいきました。アポロの枝は2ヶ月もしないうちに本体から切り離してしまいましたが、雨の多い夏だったので枯れずに済んだようです。


これに気を良くして夏の間に、鉢植えのアポロの主幹をニキタの主幹に寄せ接ぎしてみました。アポロの方は、成木から取り木して作った苗です。

接いだ先がグングン育ってくるにつれ、アポロの主幹にすこしずつ切り込みを入れて自根からの栄養を制限しました。針金で縛るよりも分かりやすいと思ったからです。

 接いだ先は、アポロの若木によくあるグニャグニャの伸び放題です。

2015年9月6日日曜日

フェイジョア: ニキタの挿し木苗  Feijoa: Nikita cutting

去年の10月1日に挿し木をして、今年の6月に鉢上げしたのが何とか定着したようです。
梅雨のあと、熱風が吹く毎日が2,3週間続きましたが、その間も弱ることなく育っていたので、もう大丈夫でしょう。

葉っぱはまだ細かいですが、この写真↓ だとちょっと実物よりも良く見えてしまうので、

こちら↓ がもっと現実的です。新梢はどちらも20cm位になりました。もう嫁に出しても安心です

 
ニキタ本体は、あまりにも枝がヒョロヒョロと主幹を軸にして弧を描くように泳いでいたので、梅雨の間にどの枝も主幹から40cm位に切り詰めたら、新梢が噴き出すように出て来て安定感が出ました。今ではそうやって出てきた新梢自体が50cm以上になっていますが、この秋の間に新梢が充実すれば来年は沢山花が咲くと期待しています。
 
なお、フェイジョアは秋に鬼剪定すると、翌年は花が咲かない傾向がありますが、初夏にやった場合の効果をみるための実験です。

2015年6月13日土曜日

ベリーなど  Berries etc

蒸し暑くて何もする気がおきません。時々日が差しても暑すぎて、却って過ごし難い天気です。
そんななか、ラズベリーのジョーン・スクワイアがぼちぼち熟し始めています。今年の実は、カタログどおりの長果がほとんどを占めています。去年のは丸実ばかりだったので、今年のが本領発揮のようです。味も、去年より上だと思います。

Joan Squireは、この品種の作出者(Dr Derek Jennings)の奥さんの旧姓を使った命名だそうです。後続の品種にはJoan J ("J"は"Jennings"から?)や、Joan Irene(ジョーン・アイリーン) (Ireneは奥さんのミドルネーム)、孫娘の名前で命名したTerri-Louise(テリ=ルイーズ) などがあるので、そのうち日本でも紹介されるのでしょうか。

Joan Squire

ジョーン・スクワイアの実の大きさは、今年は満足な水準です。去年、地元園芸店で買った名無しのラズベリー(「サマーフェスティバル」かも?)と比べると、JSの方が一回り大きいです。味は、それぞれに美味しいです。

Joan Squire (left), & Summer Festival? (right)



クワ(左が西洋クワ、右が東洋クワ)は、毎日熟していますが、梅雨の真っただ中なので味が薄くて利用していません。ムクドリのつがいが根気よく通ってきて食べていきます。今日、写真を撮るために収穫したのも、庭に出しておけばムクドリが平らげてくれるはずです。となると、梅雨の影響を受けずに美味しい実がなるラズベリーは貴重な存在と思えてきました。

Mulberries: European (left), & Oriental (right)

 
去年の10月1日に、フェイジョアのニキタの挿し木をしました。半年以上たってやっと芽吹いてきたところです。枝のどの部分が発根しやすいか実験するために、1本の枝を3つに切って挿しました。現在芽吹いているのは、元の枝の先端近くの部分です。
 
フェイジョアの挿し木で成功したことがないので、実際には赤玉の中でどのような状況なのか、全然検討もつきません。新芽が展開して5センチ位に伸びたら、土から出してみようと思っています。
 
Feijoa: Nikita cuttings
 栄養をムダにしないために、このあとハサミで蕾を除去しました。



この時期、毎年庭に顔を出す雑草です。花の大きさはニワゼキショウの数分の1と小さいものですが、大変気に入っていて草むしりのときも一緒にむしらないよう気をつけています。

2015年5月30日土曜日

フェイジョア授粉作業は続く  Pollinating feijoas

フェイジョアの授粉作業は、現在、道のりの半分くらいです。昨夜の土砂降りの雨以外、最近は全然雨天がないので、毎日1回、授粉をできています。温暖化のおかげで梅雨の前に授粉作業が終わりそうで嬉しいです。

今年こそはウィキトウの初収穫を期待しています。ちなみに、サ〇タで先の冬からウィキトウの苗を販売し始めているようです。嬉しいことに、とてもリーズナブルな値段で、サンプル苗の写真によるとまともそうな苗なので、今後はもっと普及するのではないでしょうか。

Wiki Tu
 

下の写真↓では、手前がニキタ、一番向こうがウィキトウで、その間に移植したアポロが植わっています。スペースが狭いので、最終的にはアポロの枝を数本、両側の苗に寄せ接ぎして、アポロ本体は撤去する予定です。

試しに寄せ接ぎ第1号を実行しました。ピンクの枝がアポロで、先まで伸びています。黄色の枝はニキタで、寄せ接ぎした先は切断してあります。接触面は8cm位で、接ぎ木テープでグルグル巻きにした上を、キヨナールを塗って乾燥防止しています。また、アポロ本体からの栄養を制限するために、針金を巻いて締めてあります。今からどれくらいの期間を要するのか、検討もつきませんが、針金の元の太さよりもその先の方が遥かに太くなれば、アポロ本体から切り離してもよいのでしょう。
Apollo being grafted onto Nikita
 

 ニキタの根本付近で掛けた取り木が中々うまく行かないので、今度は上の方にも1ヵ所、設置しました。
Nikita air-layering

2015年5月24日日曜日

フェイジョア開花  Feijoa blossoms

フェイジョアのアポロ、ウィキトウ、ニキタが咲き始めました。5月18日(月)から開花が始まったので、今年は随分早いです。15年くらい前、今は無いマンモスだけを花木として育てていた頃は、6月10日頃から咲き始めていたので、温暖化の影響を実感しています。


2年前にウィキトウとニキタを地植えにしたときアポロをその間へ移動させたのですが、その際、地上1.3mくらいで殆ど棒状に切ってしまいました。その影響で去年は花無しでしたが、今年は両側の品種に花粉を提供しています。アポロの主幹は現在、直径8cmくらいあるので、支柱なしに真っ直ぐ立っています。



ウィキトウは直立性で管理が楽なのに対し、その真逆を行くのがニキタ↓ です。枝は水平に泳ぎまくっています。湾曲しながら伸びた枝の先に花がつくので、狭いスペースでの管理には苗が幼いうちから厳しく剪定をするしかないようです。

Feijoa: Nikita (from Yalta)

そこで去年の11月に 一枝をバツンと切り詰めて坊主枝にしてみたら、春になって沢山の蕾が出てきました。この枝↓は、上の写真で主幹の先から右上に向かって伸びている枝です。今度の秋からは、下の方の枝でも毎年2、3本ずつ同じことをやって行くつもりです。一辺にバツバツ切ると、アポロのようにへそを曲げてしまうおそれがありますので徐々に。



2015年4月26日日曜日

ニキタの取り木  Air-layering feijoa

フェイジョアは大好きな果樹なのに、あまり記事に取り上げないのは気おくれしているからです。
御世話になっている方に取り木苗を作って差し上げたい事情があるのに、なかなか上手くいかないので、その義理を果たさない間は、蕾が出るこの時期になっても浮かれていられません。なかなか発根しないのなら、苗を買ってお送りしたいところですが、ニキタはもう販売されていない幻の品種となっているようです。


去年の5月末に、取り木ハサミを購入して仕掛けた枝です。数か月後の10月1日に外してみたら未だ発根していなかったので、新鮮な水ゴケで再度包んでおきました。

Feijoa: Nikita

冬越しした今はどうなっているか確認してみました。剥皮した部分は硬い皮で覆われていて、発根の兆しすら見えません。

ただし、剥皮した箇所よりも下の方で、去年の10月1日には1個だけあった白いポチが、今は3個に増えていました。これは今後も湿らせておけば発根しそうな気がしてきました。

ということで、清潔な水ゴケに取り換えて秋まで様子見です。