2015年5月8日金曜日

レモン苗をドナドナ  Donating plants to park

栽培リストから外してあったレモンの「スイートレモネード」苗を公園に寄付することにしたので、職員さんに取りに来ていただきました。今年の4月にオープンした、元キウイ農園で、今は子供専用の公園になっています。敷地の3分の1くらいを新調のキウイ棚が占めていて(古木を何本か残して再配置)、野菜畑もあり、子供の食育にも力を入れるそうです。

寄付する苗はちょっと葉っぱが黄色っぽいですが、これからは地植えにしてもらえるので、元気に育つでしょう。数日前に畑の下見をしたとき、植えるスポットを推薦しておきました。

Lemon: Sweet Lemonade


ついでに、ブラックベリーのトリプルクラウンも持っていってもらいました。ツルが伸びて着地したところで発根していたものです。

Blackberry: Triple Crown
 根っこがスリット鉢の下から出ています。
 達者でなー!



ガーキンは、一番下の雄花が昨日初開花して、今朝は下から2番目にある雌花とその上に雄花が2個咲いていました。さっそく授粉です。日差しが強すぎるので葉っぱが垂れています。

Gherkin

イタリアントマトは、3本のうち1本を、斜め向かいの娘さんに押し付けました。去年、私が保護した子猫に里親様を紹介してくださった方です。
残った2本は10号鉢に植えつけ。苗の先っぽには蕾が出ています。果樹とは違い、夏野菜は直ぐに結果が出るので楽しいですね。
Italian Tomato

2015年5月6日水曜日

オレンジ、ミカン、ガーキン Oranges, Tangerines, Gherkin

庭仕事をがんばって腰が痛いので、異なる分類の植物をひとまとめにしてアップします。
今、うちの庭もバルコニーも、いろんな柑橘が咲き始めて、家の中にいても甘い香りが楽しめます。

ブラッドオレンジのタロッは今年が成り年なので、花がそこそこ着いています。なぜか、今まで見たことのない巨大な花です。
Blood orange: Tarocco

今年が裏年のモロは、みごとに1個も蕾がありません。
Blood orange: Moro


田口早生も開花し始めました。レモンやオレンジとは異なる、丸みのある香りです。真上からみると↓、
田口早生 Taguchi Wase
 横から見ると↓


去年豊作だった佐世保温州も蕾ゼロ。
佐世保温州 Sasebo Unshu



ガーキンは、GW直前にお向かいに越してきた若いご夫婦に、お近づきのしるしに1本押し付けました。残る2本を10号ロングスリットに植えつけました。植えつけ作業自体は大したことないのですが、ベランダで2ヵ所、幅180cmの網を設置する作業が大変でした。ガーキンはスクスク育って本当に丈夫な植物ですね。
ガーキン Gherkins

明日あたり開花しそうな雄花が2個(上と下)と、雌花が1個(中間)、もう出ているので、これ以上定植を遅らせることは無理でした。雌花のふくらみを見ていると、早く取り立てガーキンを食べてみたくなりました。ピクルスにした酸っぱいのしか知りませんので。

2015年5月5日火曜日

ミネオラ開花   Mineola flowers

去年は裏年だったミネオラが、今年はそこそこ花を着けています。

うちの生食用柑橘類の隔年性は以下のようになっています。赤が今年の表年緑が裏年

   ミネオラ  v.s.  セミノール
   タロッコ  v.s.   モロ
   田口早生 v.s.   佐世保温州

スペースの余裕はもう有りませんが、できれば今度の冬に星タンゴールと不知火または石地を買いたいと思っています。冬は柑橘類しか楽しみがありませんので。

Mineola

セミノールは今年は裏年。数個の蕾が出ているだけです。
Seminole

3月下旬に届いたカラカラ(別名ピンクネーブル)は、元からあった葉っぱが全て落ちて、順調に新梢が伸びています。苗が届いたときは狂暴なトゲがありましたが、新梢には今のところ見当たらないので、トゲ無しの品種であることを期待しています。それにしても、柑橘類の新梢が育つのを眺めているだけで幸せな気持ちになれます。
Cara Cara (Pink Navel)




八重花ハマナスのハンザが開花しました。業者のサイトではいつも「強香」という表示になっていますが、思ったほどではないです。でも良い香り。
Rosa rugosa "Hansa"

原種系なので花の形は改良種には負けますが、この素朴さが気に入っています。私のデジコンでは出せない色ですが、実物はもっと暗い赤で強烈な蛍光色です。

2015年5月3日日曜日

カザンリク開花  Damask rose: Kazanlik

道からの目隠し用に植えている、ダマスクローズのカザンリクがやっと開花しました。香水の原料に使われるだけあって、ほんの2輪が開花しただけでとても良い香りが漂っています。この品種は太陽が昇り切ると香りが飛んでしまうので、早朝が一番よいらしいです。花自体も、翌日には形が崩れるので基本的には一日花です。

Kazanlik
 


こちら↓はカザンリクの隣に植えてある八重のハマナス「ハンザ」です。一か所の花芽に3個ずつ蕾が出ています。
Rosa rugosa "Hansa"

一重赤花ハマナスの種をオクで買って1月に蒔いたのが、先月から発芽し始めました。送られてきた種は20粒くらいありましたが、現在5個発芽しています。自然界では何か月もかけてほとんど全ての種が発芽するのかもしれませんが、うちでは苗2本もあれば十分なので、5月5日に仕事が一段落すれば鉢上げしようと思います。



苗を買ってから一旦弱ったブドウ山椒は、地植えにしたら元気になりました。葉っぱの香りはとてもまろやかな良い香りで、朝倉や葉山椒とは別格です。
Japanese pepper

花はいつ開花したか分からないほど地味で、今あるのは幼果のようです。なかなか肥大しないので、全部落果する運命かも。


先日ポット苗で買ったスイスチャードは随分大きくなって、観葉植物として眺めています。
Swiss Chard



最近買ったラベンダーのラヴェアンナは順調です。最初に咲いていた花はピークを過ぎましたが、後からいくつも蕾が出て来るのでこれからも長く楽しめそうです。今思うと、3月の始めに買って直ぐに枯れてしまった「わたぼうし」は、もしかしたら温室から出されたばかりの苗を雨風にさらしたのが原因かもしれません。
Lavender: Laveanna Grand Purple

2015年5月2日土曜日

アンズとスモモの幼果  Young fruits of apricot and plums

アンズのサニーコット(旧名)は、今年はこの4個の実だけです。
ほうきを逆さに立てたように、枝が木の上の方にばかり着いてしまったので、冬の間に思い切って地上130cmくらいのところでバスッと切りました。その結果、蕾が出たのはこの一枝だけになりました。
Apricot: Sunnycot

春になって新梢が伸びたので、今では地上170cmくらいになっています。相変わらず上の方に枝が集中していますが、以前よりは背が低くなったので、向こう2,3年これで様子を見ます。
サニーコットは初夏にはもう来年用の花芽が出始めるので、徒長枝は早いとこ切り詰めようと思っています。




スモモの帝王は、現在3個の幼果が残っていて、実の軸が太くなっているので順調に育っているようです。一番大きな実は私の人差し指の頭くらいになりました。完熟するとどんな味がするのか興味津々です。

Plum: Teiou (emperor)

10号ロングスリットで栽培していますが、あと2年はこのままでも大丈夫そうです。


先日買った太陽の苗も元気で、葉っぱが青々してきました。幼果はこの1個だけが残っています。最初は上向きに着いていて、また軸も細かったのですが、だんだんしっかりしてきました。実が肥大するにつれ、重みで垂れ始めています。

Plum: Taiyo (sun)

2015年5月1日金曜日

公園で  At the park

仕事が入っているのでいつもより早起きして公園へ行ったら、もうたくさん集まっていました。

ジャックラッセルのパッチとは久しぶり。タイガと年齢が近いので、タイガが子犬の頃はいつも遊んでもらいました。

いったんおやつが出ると、あとはもう犬まみれ。



帰りに、近所のバラが綺麗だったのでパチリ。うちのカザンリクとハンザも、もうすぐ咲き始めます。

2015年4月29日水曜日

グランドレモン  Grand Lemon

去年の12月に実を収穫した直後に出た花房がやっと咲き始めました。温度さえあれば四季咲き性のようです。この3輪だけでも、とても甘い香りがあたりに漂っています。


春になってからは、他にも蕾がゾクゾクと出てきました。

去年この苗を買ったときは貧弱な樹形でしたが、今年は成長の年になりそうです。

ミカン: 田口早生  Tangerine: Taguchi Wase

去年は裏年で花がほとんど着かず、汚損果のような実が2個だけ成った田口早生は、今年は表年なので沢山の蕾が出てきました。反対に、去年が初なり豊作だった佐世保温州は、今のところ1個も蕾がありません。


去年の秋にイチジクのビオレッタを引き抜いたその跡地に最近植えつけました。嫌土現象が出ないように、半年かけて自己流の土壌改良をしました。効果があったかどうか、結果は今年明らかになるでしょう。

2015年4月28日火曜日

リンゴンベリーの開花  Lingonberries

去年の暮に購入した2株のリンゴンベリーが元気に越冬して、現在開花中です。

花はブルーベリーよりも一回り小さくて、ひっそり咲いています。
北欧原産の植物なので、東京の夏を乗り切れるか分かりませんが、あの赤い実が成ればメジロが喜ぶかもしれません。


2015年4月26日日曜日

ニキタの取り木  Air-layering feijoa

フェイジョアは大好きな果樹なのに、あまり記事に取り上げないのは気おくれしているからです。
御世話になっている方に取り木苗を作って差し上げたい事情があるのに、なかなか上手くいかないので、その義理を果たさない間は、蕾が出るこの時期になっても浮かれていられません。なかなか発根しないのなら、苗を買ってお送りしたいところですが、ニキタはもう販売されていない幻の品種となっているようです。


去年の5月末に、取り木ハサミを購入して仕掛けた枝です。数か月後の10月1日に外してみたら未だ発根していなかったので、新鮮な水ゴケで再度包んでおきました。

Feijoa: Nikita

冬越しした今はどうなっているか確認してみました。剥皮した部分は硬い皮で覆われていて、発根の兆しすら見えません。

ただし、剥皮した箇所よりも下の方で、去年の10月1日には1個だけあった白いポチが、今は3個に増えていました。これは今後も湿らせておけば発根しそうな気がしてきました。

ということで、清潔な水ゴケに取り換えて秋まで様子見です。

種まき野菜苗  Young vegetable plants

3月に種まきした野菜の発芽苗のポット上げを済ませました。苗を販売している業者のサイトによると、最低気温は15℃となっていますが、もう外に出しっぱなしで大丈夫でしょう。苗がもう少し大きくなったら、最終的な大鉢に定植する予定です。

勢いの良いもの順に写真をアップすると:

ガーキンの発芽率は驚異的でした。心を鬼にして、この3株だけをポット上げして後は処分しました。
ガーキン Gherkins


イタリアントマトも発芽率が極めて高かったです。また、寒さにも強い感じです。
イタリアントマト Italian Tomatoes


ミニキウリは、かなり寒さに弱いです。種の袋に入っていたのは数個の種だけ! うち、発芽したのはこの2個だけ。また、ここまで来る過程で2度、寒さで枯れそうになりました。
ミニキウリ Miniature Cucumbers


ふだん草は、丈夫で育てやすいと言われている割には、成長が遅いです。
ふだん草 Chard


赤紫蘇は、袋の種のほんの一部を蒔いたらうじゃうじゃ発芽しましたが、ポット上げが大変なので、この6個だけにしました。残った種は来年また蒔きます。年越した種の発芽率が下がっても、梅干し用には十分発芽するでしょう。紫蘇は、自家採種で苗を育てても、年ごとに香りが薄くなっていくようなので、買った種で苗を作るのが一番良いと思います。
赤シソ Red Perilla (Red Shiso)