2013年5月25日土曜日

ポポーの幼果 Paw Paw young fruits

NC1は、一番年数が浅いですが、2、3年前から急激に伸び始めて、今はひょろりと2.5m超になってしまいました。葉っぱが巨大で、最終的には40cm位の長さになります。たぶん、木は巨木になる品種なのでは。
NC1

葉が大きい割には、実は今のところ小さくて寸詰まりの形をしています。
NC1

 ウェルズは、ここ2,3年、樹高の伸びがほとんどストップしていて、今も2m位です。その代わり多果性で、狭いスペースでは有難い品種です。
 Wells

 ポポーは夏になっても生理落果があるので、上と下の写真に写っているような、小さい方の実は、そのうち落ちる運命にあります。
 Wells


下の写真は、去年の春に、プロリフィックの枝をウェルズに寄せ接ぎしたものです。11月に切り離した後、無事に越冬したようで、葉っぱが元気に展開しています。プロリフィック本体の方は、10号ロングスリットで7年くらい管理していましたが、今年の春には衰弱して枯れてしまいました。ポポーは移植を嫌うので、鉢植えで根っこを整理して植え直すのは困難なため、高接ぎで種の保存です。
Prolific

皐月ツツジ品評会 Satsuki azaleas exhibition

地元JAで、毎年この時期に皐月ツツジの品評会があります。


一部の作品は販売用として並べられています。どれも見事なのですが、プロの目からすると意味ある差があるらしく、写真↓手前の棚のは、びっくりするくらい安いです。


奥へ進むと受賞作品が並んでいます。


緑色の花は、どうも花に見えないですが、選抜してここまで来たのでしょう。

絞りバラ咲きの苗。

私が最も惹かれたのはこの作品↓でした。お値段も立派で37,000円也。これの数分の1バージョンの苗がお手頃価格でありましたが、やはり盆栽仕立ての松の木のような樹姿なので、果樹園芸で主幹型しかできない私には、とても管理できません。
綺麗な菊咲きです。

樹高が1m以上あり、花柄も巨大なので、近くで見ると圧倒される大きさです。

特賞は、この作品でした。花の大きさは、直径10cm位ありました。

栽培者のお一人です。
 
5月26日
買ってしまいました。
 
昨日見た菊咲きの作品に未練タラタラで、今日も品評会を見に言ったら、販売用の苗として新たに株立ちのものが出ていました。これなら、盆栽の知識なしでも、ただ株立ちで維持していけば良いので私でも管理できます。これは、「はなびん」という名で2007年に発表された、比較的新しい品種だそうです。
さっそく水やりをして玄関先に置いてみると、すっかり馴染んでしまいました。

2013年5月23日木曜日

西洋クワ  European Mulberry

西洋クワの実が1個だけ色づいてきました。樹高は、苗が配達されたときは30cm弱でしたが、今は40cm位になりました。小苗に実を着けさせているので、成長がゆっくりなのでしょう。でも、桑はイチジク同様、ビュンビュン伸びるので、樹勢を抑えながら育てる予定です。


生理落果が1個もなく、根本の複合芽の実も未だに健在です。これなら、豊産性のある品種で間違いないでしょう。

最近、2階の東洋クワが野鳥に「発見」されてしまったので、早めの収穫です。味は、酸味が少なくて多少ボケた感じですが甘いです。東洋クワの方も第1果は大したことなかったのが、最近の収穫のは濃厚な味で、文句なしの美味しい実です。ただし、糖度そのものは、いずれの品種もカタログの15 ‐18度レベルでは決してないと思います。
                    東洋クワ                         西洋クワ











 
5月30日
西洋クワが熟し始めたので収穫しました。今回はちゃんと酸味もあって美味しいです。
ちなみに、東洋クワの方は、収穫の中盤以降は濃厚な風味になって、甘味と酸味のバランスが素晴らしいです。
 
 

2013年5月20日月曜日

ニキタ開花  feijoa: Nikita

去年の5月25日に届いたフェイジョアのニキタが1年で開花に至りました。樹高25cm位でスタートして、まだ1m弱ですが、苗全体に蕾が着いています。苗の販売元では「晩成」となっていましたが、やはり海外サイトの「早生」の方が正しいようです。元からあるアポロの方は、まだまだ蕾が小さいので、オシベが熟し次第、花をむしって冷凍庫で保存しないことには、今年はフェイジョアの収穫なしになってしまいそうです。

Nikita
(developed by Nikita Botanical Garden, Yalta)

今朝から咲き始めたばかりなので随分と赤い花で、花弁は、マンモスやアポロのよりもかなり小さいです。


 


5月22日現在
 

2013年5月19日日曜日

ブドウ山椒 Japanese pepper

冬に注文していたブドウ山椒の苗が届きました。箱を開けたとたん、葉っぱの何とも言えない良い香りがしました。

箱から出して枝を伸ばしてみたら、新梢が伸びた部分も含めて1m超えのヒョロッとした樹姿です。梱包直前に、根っこを洗い、用土でサンドイッチしてビニポットに入れてあったようなので、根っこが一時的に機能せず、枝がしおれ気味になっていました。半日陰で2,3日、たっぷり水やりすれば直ぐに回復するでしょう。

写真↓左は先日買った「朝倉サンショウ」、右は「ブドウサンショウ」です。山椒の本命の方の鉢が小さくなってしまいましたが、今度の落葉期に地植えにするまでガマンしてもらいます。どこかのサイトで読んだのですが、ブドウサンショウは地植えでないと、あの沢山の実が着かないそうです。

ちなみに、香りの違いがあるのか比較するために、葉っぱをむしってクシャクシャにしてみました。大いに異なる香りでした!例えるなら、朝倉の香りはローリエのようなドライな香りで、ブドウの方はバジルのようなふんわりした香りです。私はサンショウの葉を、ちらし寿司や押し寿司に活用するので、香りの違いも楽しみながら使えそうです。

土を買いに地元の園芸店へ行ったら、ツツジの鉢植えが入荷し始めていました。もうすぐ品評会の季節です。

絞りのものや

バラ咲きのものもあります。

ネットで見たことがある「コーカサスマツムシソウ」も入荷していました。園芸種のアザミのように大きくて、地上部は50cm近くあります。花は、テンニンギクほどの大輪で、とても存在感があります。こんな立派な苗がこの値段なら、かなり心が惹かれますが、「コーカサス」原産だと東京の夏はムリなんじゃないかと思い、購入を諦めました。
Scabiosa caucasica,   'Perfecta' (?)

そこで、実際に買ったのは、このブーゲンビリアです。定番カラーで、実物は極めて鮮やかな蛍光色です。
ブーゲンビリアなんて、今更、な感じですが、この苗は木立性として品種改良されたものらしいです。大きく育ったら、この色で暑い夏をさらに熱く演出です。

こちらは、帰宅途中の駐車場わきに生えていた野良ヒルガオです。濃いピンクで、私は雑草でも綺麗な花なら育てたいので、種が成ったら採取する予定です。

2013年5月18日土曜日

夕紅の開花 persimmon: Yubeni blossoms

今年初めて花が着いた夕紅が満開です。と言っても、花の数は10個しかありませんが。
現在、開花しているものを近くで見ると、カタログの品種特性のとおり、どれも雌花で、子房が覗いています。この品種の他の特性である、『単為結果性が有り、かつ実止まりがよく、種がほとんど入らない』というのが本当なら、このまま何個か収穫まで行けるはずです。食味は富有とほぼ同じで、糖度が若干こちらの方が高いそうです。秋が楽しみです。

 
 






2013年5月14日火曜日

野良クワ発見! wild mulberry


仕事の納入期限が迫って徹夜をしても、毎朝かかさずに近所の野草を取りに行きます。うちのセキセイ達は、買って来た野菜は2日と同じものを食べてくれないけど、野草なら興奮して食べるからです。この時期は、イネ科の植物(写真↓の下草の一部)が、ちょうど良い具合になっています。

ということで、近所の2,3の空き地を巡回するように通っているのですが、最近、あるアパート(写真↓左)の裏に桑が生えているのに気づきました。ちょうど、昔なつかしい山桑の葉っぱや樹勢です。

見ると、いくつか実が熟れ始めています。しかも、うちの桑より実止まりが良い!

ところどころに、鳥が食した後のようなものもあります。

私もご相伴にあずかることにしました。味は、正直、うちの園芸種(のはず)の桑よりもずっと美味しかったです! 子供の頃に食べた山桑の美味しさは、決して思い出の中で誇張や美化されたものではなかったようで、ものすごく幸せな気持ちになりました。


関連性はないですが、冬の間、ヒヨの食害に会っていたマーガレットが持ち直してきました。9号鉢でちょうど良い具合に株が太ってきましたが、まだまだ成長初期です。

こちらはコバルトセージです。目立たない花ですが、咲くと心が潤う気分です。




2013年5月12日日曜日

津の輝き、麗紅 tangerine: Tsunokagayaki & Reikou

ミカンの津の輝きは、今年はじめて蕾が着きました。その割には沢山着いているので、もしかしたら1個でも収穫できるかもしれません。

初収穫を確実にするために、花粉提供では最強のポンデローザの花粉を付けておきました。



花は微香程度ですが、天気が良いので花ハチもやって来ました。背中に着いているのは花粉?



ベランダの麗紅も開花です。こちらは3年前くらいから、花がゴツゴツ着くようになりました。