2017年9月5日火曜日

リンゴの現在 Apple trees

 
今年の3月14日に届いたルビースイートは、10号ロングスリット鉢で管理してきました。
 
Ruby Sweet, as at 14th March 2017
 
 
それが伸びに伸びて、今では2.5mは優にあります。樹形は、狭い花壇に植えるためにエスパリエに仕立てましたが、主幹を摘心していません。なぜなら、Youtubeで米国の映像を見ているうちに、密植してリンゴ園を管理する方法のひとつである tall spindle apple tree のやり方に惹かれてしまったからです。その方法だと、最初の2年くらいは摘心せずに、上のほうの脇枝を掻くだけで、スピンドルのような下膨れの樹形になって、苗と苗の間隔が数十センチですむようです。しかも、「フジ」のような日本の開帳性の品種にも適用されています。

currently espalier, but may change to tall spindle apple system

明日から3日間くらい雨の予報なので、それを信じて植えつけすることにしました。時期的には早めですが、根鉢がしっかりできているので大丈夫でしょう。植えつけがうまくいけば、落葉期までに十分根を張ることができるので、来年の成長に勢いがつきます。

植えつけ完了。今年の病害虫の防除は、苗が届いたときに石灰硫黄合材を塗ったこと以外は、台所の米酢を200倍に薄めたものを、5月から7月末まで頻繁に散布していたことだけです。でも8月に入ってから20日間、毎日雨が降っていたのでサボリました。その後8月末になって初めて、コガネが数匹、葉っぱを齧って一部ボロボロにしてしまいました。





今年の4月4日に届いた「メイちゃんの瞳」は最初から地植えですが、やはり石灰硫黄合材と米酢だけでスクスク育ちました。

Improved variety of Maypole
as at 4th April 2017

こちらも2.5mくらいになっています。脇枝は積極的に摘んできましたが、それが正解なのかどうか分かりません。早くあのショッキングピンクの花を見たいものです。