2018年7月7日土曜日

スモモのババロア  Plum bavarois


プラムのメスレーは小粒でかつ果肉が「いくみ」以上にズルズルなので、完熟果の皮を剥いて食べることはできず、あまり生食には向かないような気がします。そこでジャムにしましたが、未だ煮詰まっていない段階でババロア用に溶液の一部を転用しました。昨夜のうちに作って、一晩冷蔵庫で冷やしておきました。直径20cmの蛇の目型です。

Bavarois with Methley plum

スモモの果皮は、生食では苦手で食べられないですが、加熱すると全く別物のように美味しくなるので、裏ごししていません。

ただし、ソース用に取っておいた溶液は裏ごししてあります。

一切れ試食してみると、甘酸っぱくてなかなか美味しいババロアです。早朝散歩の後なのですきっ腹にインパクトがありました。


2018年7月6日金曜日

スモモ:帝王  Plum: Teiou



今年初成りで1個だけ生った帝王が、昨日の晴れ間に綺麗に色づいていました↓。今日も雨の予報だったので念のため袋掛けしておきました。




今朝みたら、袋の中で落ちていたのでラッキーでした。帝王のカタログ上の果重は100gということになっていす。この1個だけしか生き残らなかったので大きくて期待していましたが、台所のスケールで量るとちょうど100gでした。

洗ってみると、さっきのブルーム着きのほうが美味しそうに見えました。

食味は糖度が14.2度でカタログの20度には遥か及びませんが、最高に美味しい!
果肉は柔らかいけど、いくみやマンチュリアンのようなズルズルではなく僅かに繊維の存在があって、貴陽をジューシーにしたようなテクスチャー。樹上完熟なので、果皮と果肉の間に香りもあって、マンゴーのような食味もありました。


今の苗は、もともと「帝王」として送られてきた苗の実の果肉が赤で品違いだったので、販売元のe-フラワーが代わりの苗を送ってきたものです。これが正真正銘の帝王であるなら、非常に美味しい品種だと思います。初成りでこれなら、3-4年後の実力が発揮される頃にはもっと期待できるでしょう。

Sugar content 14.2°Bx

追記:
帝王の美味しさに感激して、もう自分の好みに合わない品種でストイックにガマンすることは止めにしました(自分の年齢という事情もありますので)。そこで、イ〇ドウに電話したら、何ともよさげな品種があったので早速注文。同店サイト上、スモモのリストの最初と2番目の品種です(短絡的):マーキュリーとサンローゼス。 電話の説明によると、特にマーキュリーは貴陽のような食感だそうで、かつ豊産性。サンローゼスにいたっては「すこぶる豊産性」とあります。

いずれもサンルージュの自然交雑実生を選抜したものだそうです。授粉用にエレファントハートも注文しておきました。

2018年7月4日水曜日

今日のスモモ  Plums



マンチュリアンのほぼ最後の収穫をしました。他にブラックベリーのトリプルクラウンが少々と、「オザークプレミア」のはずの苗からはキズもなく落下していたものを3個拾いました。


トリプルクラウンはカメムシの被害が多く、少しずつしか採れないのですが、完熟したものは濃厚な味です。でも、カメムシフレーバーなので、冷凍保存で貯めておいてそのうち加工する予定です。


Plums and blackberry Triple Crown



「オザークプレミア」については、今日拾った実を切ってみると果肉が赤なので、品違いを送られたようです。金〇園芸というサイトだったのですが、一緒に買ったメスレー苗についてかなり不誠実な取引をされたので、おまけにオザークプレミアが品種違いとなると、もう二度と関わりたくありません。

皮が果肉と分離しない硬めの実で、味は実家の裏庭にあったハダンキョのような昔タイプのスモモの味です。具体的には酸味ばかりが前面に出ています。食べた瞬間、しかめっ面になってしばらく目を開けられないほど酸っぱい。


何の品種だろうと、いろいろ画像を探した結果、花ひろばのサイトにある「ビューティー」に似ているような気がしました。そこで、金〇園芸のサイトを見ると、今ではメスレーもオザークプレミアも取扱いが無くなっていて、プラム苗はビューティーだけが載っていました。



マンチュリアンは「いくみ」同様、酸味がなくて食べやすい品種です。もう少し糖度が高ければ申し分ないのですが。

2018年7月1日日曜日

公園で At the park



早朝散歩でよく会うハスキーのハル君。暑いのが大の苦手なので、タイガ同様、できるだけ涼しいうちに散歩を済ませるそうです。
Haru, male Husky
 They both hate the heat.



ハル君と別れたあと歩いていたら向こうから初めて見るトイプードルがやって来ました。右の白い子はネノ吉、13歳で、名前の由来は奥さんの祖父の名だそうです。左の茶色の子はアラレちゃん、3歳。熊本地震の被災犬で里子として迎えたそうです。
Toy Poodles: Arare (left) and Nenokichi (right)
Arare was a victim of the Kumamoto Earthquake last year,
but now settled in a new home.
 お尻のフワフワの部分は、ハート型にトリミングしてあるそうですがよく分かりませんでした。
Her fluffy bottom coat is trimmed in a heart shape.

うちの近所のペキニーズも通りかかりました。真っ白なので名前はユキヤ君、2歳。
My neighbour's male Pekingese, Yukiya, 2 years old
 いつもはシャッターの瞬間を巧みにかわしますが、今朝はカメラ目線をキャッチできました。

涼しいケヤキ広場を通ります。
Walking through the Japanese zelkova woods.
 タイガはヒンヤリした地面の上で休憩。
The ground is nice and cool for Taiga to rest.




上のほうの草地を通りかかったら、遠目にも子犬の雰囲気満載のバーニーズがいました。生後6か月のレックス君だそうです。
A Bernese puppy!  REX, 6 months old
 バーニーズの子供はこの頭の部分で分かります。そこだけ浮き立って毛が伸びていて、闘牛士の帽子を連想させます。
You only see this on a Bernese puppy's head - looks like a Matador hat.
 タイガに近づこうと興奮しすぎるので、飼い主さんが一旦抑えつけました。
As REX was too excited to approach Taiga,
his owner pinned him down to the ground.
 それでも目がギラギラしています。こうやってみると、大型犬は子犬のときから足が巨大なのが分かります。
 落ち着いたところでタイガと挨拶。相変わらず「帽子」が面白いです。
His Matador hat is adorable.




少し離れたところで、やはり初めて見る子が休憩していました。リキ君、4歳で、なんと琉球犬だそうです。
Another new face, a Ryukyu (Okinawa) Dog, named Riki, 4 years old.
 私がイメージする琉球犬は甲斐犬に似た虎模様の犬ですが、この子のように赤一面の個体もいるそうです。わざわざ沖縄まで行って迎えたそうですが、選ぶ際、虎犬模様の子にするか迷った挙句この子にしたそうです。
近くでよく見ると、ストップが浅めでインドのドールのような野犬の風貌です。
Ryukyuken usually come with brindles, similar to Kaiken,
but Riki's coat is just red.
タイガと慎重に挨拶。
Riki approaches Taiga gingerly.
 リキ君はちょっと緊張気味ですが、
 いったん挨拶が済むと
After sniffing each other,
 まるで旧友同士のようになごみました。リキ君はあくびをして緊張を解いています。
they relaxed like old friends.



公園出口の草地で最後の一休み。
Taiga having another rest just before leaving the park.
 タイガは相変わらず他の犬の姿を探してキョロキョロ。
She never stops looking for other dogs.
 遠くに誰かを発見。
See someone?


近所のジャックラッセルのマーク君でした。お互い狂ったように走り回ったのですが、写真がブレて1枚も残りませんでした。マー君はタイガが赤ちゃんのとき公園デビューした日に会った子で、タイガより1歳上で年が近いこともありずっと仲良しですが、6歳になった今、他の犬に対しては年々気難しくなってきたそうです。特に自分より年下の、はしゃぐ子には怒りんぼの傾向があるそうです。


大興奮で走っているうちに、マー君は遠くのトイプードルに気をとられました。
Neighbour's Jack Russell Terrier, Mark, 6 years old
Taiga and Mark are childhood friends but, suddenly,
Mark's attention is directed towards another.
 初めて見る2歳くらいの男の子ですが、うっかり名前を聞くのを忘れました。
A young male Toy Poodle, meeting for the first time
 マー君の気に入りようは普通ではなく、ヘソ天になってトイプードルにアピール。トイプードルはあっけにとられています。
Mark has instantly taken to him, and tries to appeal to him.

トイプードルの反応がないので、マー君は起き上がって
Not much response from the Toy Poodle,
 「遊ぼう!」のプレイバウをしたり、
but Mark never gives up.
 またしてもヘソ天になったりと、必死です。
In spite of Mark's enthusiasm,

トイプードルもタイガも唖然。
his campaingn ended fruitless.



そうしているうちに以前会ったことのある小柄なシェルティーが来ました。アキちゃん、1歳8か月の女の子。
Aki, a small female Shelty, 1 year and 8 months old
 タイガは飼い主さんに挨拶。
Taiga says 'hello' to Aki's owner.

マー君はトイプードルが去ってしまったので今度はアキちゃんにアピール。
Mark redirects his attention to Aki.
 マー君の頭の中にはどんな気持ちが過ぎっているのか分かりませんが、
Whatever thoughts were in Mark's mind,
 とてもシアワセな早朝散歩だったと思います。
he seemed a happy dog.

2018年6月30日土曜日

公園で At the park

MORNING


梅雨開けして以来、朝の暑さを避けて以前よりも更に早い時間に早朝散歩を済ませるようになりました。いつもは朝はドッグランを利用しないのですが、週末なのでタイガの知っている子がいるか確認しに寄りました。早朝過ぎてガラガラ。

シェルティーのパルちゃんがいました。
Pal, female Shelty, greeted us at the dog park.
 パルちゃんはカメラのシャッターが押される瞬間を狙って視線を外すのが特技です。その瞬間以外はニコニコして私の目を見ているのですが。

タイガはパルちゃんの飼い主さんに挨拶。
Taiga says 'hello' to Pal's owner.


初めて見るラブラドゥードルのアンリ君、3歳、がやって来ました。タイガの友達のアルバスとは同じ犬舎で血縁関係にあるそうです。
Henri, 3-year old male Labradoodle arrives.

これも初めて見るアイリッシュセッターのビナちゃん、2歳。
Bina, 2-year old female Irish Setter, comes to greet Taiga.

タイガは遊びに誘いますが、直ぐに飼い主さんのところへ戻って、ボール投げを要求しました。
Taiga invited Bina to play, but she went back to her owner for fetching ball.

タイガは今度はアンリ君に遊びを仕掛けます。
Taiga now invites Henri to play,
 but it's slow going.
 イマイチ息が合わないようです。





早めにランを切り上げて帰宅途中の草地で一休み。夏は冷たい草の上で涼しむのが大好きなようです。
After leaving the dog park early, Taiga enjoys the cool of the grass.
 それでも四六時中ほかの犬の姿を探します。
All the time, she looks for other dogs.




EVENING


夕方は四中(開進第4中学)横の草地へ行きました。非常に暑い1日のあと、草地では涼しい風が吹いていて犬も人間も楽しそうです。
After a very hot day, dogs and humans enjoying the cool breeze.

久しぶりに会うシュナウザーのマノンちゃんがタイガに近づいてきました。
Manon, female Miniature Schnauzer, comes to greet Taiga.

私にも挨拶に来たので、無理やりパチリ。
She also came to me.
白いミックス犬のチーちゃんと黒いシュナウザーのトムも挨拶に来ました。
Chie, female white Shiba-mix (left), and Tom, male black Schnauzer (right)


アラスカンマラミュートのエミルちゃん。夕闇の中で真っ白なコートが映えます。向こうにいるのはゴールデンレトリーバーのユメちゃん。
Emille, female Samoyed, stands out in the dusk.
 スピッツを巨大にしたような外観です。
She looks like a giant Spitz.

ラブミックスのゴロウ。サマーカットで、尻尾はライオンスタイルです。
Goro, male Labrador-mix, with a summar cut.

ゴロウとエミルちゃん。
Goro and Emille

チワワの林太郎。ユメちゃんの家の前に「置かれていた」子で、警察に届けたあと現在は正式譲渡前の保護期間の状態ですが、すっかり新しい家に馴染んでいます。誰もが関心するほど処世術にたけた子で、チワワ特有のギャン吠えは一切なく、健気にまわりに溶け込んでいます。さらに、本来犬が嫌いなご主人には、朝夕、玄関で見送り・出迎えをして、すっかりハートを掴まえてしまいました。
Rintarou, male Chiuahua
He was found abandoned but now perfectly happy in a new home.
 私がカメラを向けて名前を呼ぶと、ちゃんとポーズをとってくれます。

ラブミックスのコタロウが到着。
Kotarou, male Labrador-mix, arrives.
 林太郎は臆することもなく大型犬のコタロウに挨拶に行きます。
Rintarou is friendly and comfortable with  any dogs.

おやつの気配に数頭が集まってきました。青い明りがタイガです。
Treats!  Taiga wears blue-light collar.
 タイガは真ん前を陣取っています。
Taiga has secured the best spot.

だんだん暗くなってきたので明りが映えます。ゴロウのは1本で複数の色が灯るので「クリスマスツリー」と呼ばれています。この明りをつけ始めた当初は「まるで東北のスナックのような」という形容詞で呼ばれていましたが、それでは東北に失礼だということで今では「クリスマスツリー」になりました。
 写真では見えづらいですが、実物はとてもカラフルです。
Goro's light is multi-coloured and we call it a 'Christmas tree'.