2020年5月12日火曜日

香酸類の開花 Citrus flowers

今日、練馬区役所へ行ってきました。マイナンバーカードの申請手続きです。
今年の3月に確定申告書を作成したとき初めて気づいたのですが、去年6月の誕生日で運転免許証が期限切れだったのをうっかり更新していませんでした。きっと通知書が郵送されてきたのに、気づかずに迷惑チラシと一緒に捨てたのでしょう。車を運転する気は全くなくても免許証は小さくて持ち運びに便利な身分証明書でした。元々、ン十年も前にイギリスで取得した免許に基づくものだったので、今更日本で厳しい試験に受かるとは思えません。
ということで、マイナンバーカード。おらが区役所↓ までチャリをこいで行ってきました。


Went to the Ward Office to apply for the so-called 'Individual Number Card'.
It is the last place you want to be, where you get stuck for hours,
but I needed the Card.
 私が住んでいる桜台は商店街らしきものがない田舎風のところなので、練馬駅周辺の街並みをみてお上りさん気分。申請手続きを今まで遅らせたのは「コロナが落ち着いたら」と思っていたためですが、これ以上待つと気候が暑くなりすぎで秋まで行けないからです。でも、職員の説明を聞いてタイミングの悪さに気づきました。マイナンバーカードには有効期限があるそうで、今年の6月の誕生日にはもう切れるそうです。しかも、カードが発送されるまで1~1.5月もかかるそうで、届いたらすぐに更新の必要がありそうです。やっぱり秋まで待てばよかった。

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外出することに慣れていないので帰宅するともうヘトヘト。庭の柑橘類を見て癒されることにしました。まずは去年の春に玄関そばに植えたリスボンレモン
After returning home, I wanted to relax by looking at my citrus trees.
Lisbon Lemon that I planted in spring last year.
 まだ1メートルもないような幼苗なので、今年花がたくさん咲いても不完全花だらけです。
As the tree is still young, most of the flowers are without stigma.



こちらは鉢植えの星タンゴール。去年は裏年だったので、今年は生り年のようで花が沢山咲いています。
'Hoshi Tangor'
 でも綺麗な咲き方ではなく、ショボイ花が受粉すると直ぐに花びらが茶色くなってボロボロになります。
Powerful self-pollinator - as soon as the flower is pollinated, it drops the petals.



こちらはお向かいさんから一枝いただいたトゲ無しの花柚子。ベルガモットに接いであります。花柚子は厳密には柚子の仲間ではなく、果汁の風味はレモンタイプ。本柚子は12月には終わってしまいますが、この花柚子は3月まで樹上に置いていてもカスカスになりません。
'Hana Yuzu' grafted onto Bergamot

こちらはベルガモットに接いだアレンユーレカレモン。リスボンの花ほど大きくはないのと、V字型に接いだのを覚えているので、判別が容易です。
Allen Eureka Lemon grafted onto Bergamot

いろいろ見て回っていると、タイガが散歩の時間と勘違いして(勘違いのフリ)、尻尾を振っていました。私が長時間留守にしても家の中で絶対にイタズラしないので、ご褒美に早めの夕方散歩に出ることにしました。
Since I had been out for hours, Taiga wanted me to take her out for a walk.
She is always well behaved in the house in my absence.



まずは茂呂山公園。いつもの階段が今日は芳しい香りで一杯。スイカズラが咲き始めています。私のなかで、この時期の3大芳香の花:スイカズラ、シナノキ、ナツメ。
Moroyama Park - beautiful fragrance as we went up the stairs.
 日本の山野で普通に生えている野生種です。イギリスでは花の首の部分が紫・ピンクの園芸種が人気で、「ジャパニーズ・ハニーサックル」と呼ばれているようです。
Wild honeysuckle in bloom.

階段を昇り詰めると、すっかりモミジの緑が濃くなっていました。

茂呂山公園から降りてきた草地で会ったホワイトレトリーバーのレックス。かなり高齢なので靴を履いてゆっくり散歩していました。7年前、タイガが子犬だった頃のレックスを覚えている私には感慨深いものがあります。
Rex, male White Retriever, in his old age
 タイガもいつかは。。。



城北中央公園の林をただひたすら歩いて、私はもう動けないくらい疲れました。「帰ろう?」と促してもタイガは何かに気を取られて忙しいフリです。帰宅したあとは夕飯の前にひと寝しました。
Taiga enjoying herself and not wanting to go home, though I was exhausted.

2020年5月11日月曜日

公園で At the park

午後にタイガのシャンプーをしたので、自然乾燥の散歩で公園へ行きました。今日はあまりにも暑い日なので、シャンプーは遅めにして公園に到着したのは午後の4時。もう西日の時間です。
After Taiga's shampoo in the afternoon, we went out to dry her naturally.

日陰は涼しくて、しかも乾燥した空気なので非常に快適でした。
In the shade, the air was cool and dry.

川風を期待して石神井川沿いも歩いてみました。今は春シオンの開花期なので、細いけもの道の両脇にびっしり咲いています。
Walking along the Shakujii River
 シオンは野草とは言え、群生して咲いているのは綺麗です。
Wild flowers



ドッグランの横を通って、閉鎖が解除されていないかチェック。閉鎖が始まったのは3月だったので未だ落葉樹が本格的に芽吹いていなかったのに、今はすっかり濃い影を落としています。
Checking to see if the dog park has been re-opened yet: not yet.

シナノキ(科の木)の花が咲き始めていて、何とも良い香り。ナツメの花の香りと似ているので、毎年楽しみにしていますが、ランの中に入れないのが残念。
Dog park's Japanese linden (Tilia japonica) in full bloom - what fragrance!


ランの横でくつろいでいるグループがいました。シェルティー2頭のうち、奥はキーナちゃん、手前はチビキ君。2頭の模様もサイズもそっくりです。左の黒柴はソラ君。
A small gathering outside the dog park
 久しぶりに会うソラ君。カメラに向かってビッグスマイルしてくれました。
Sora, male Black Shiba Inu, gave me a big smile.
 そのあと座り込みマジ顔でモデル代を要求。
Now he expects a reward for the modelling job.
 この子は初めてみるシュナウザーのワサビちゃん、2歳。タイガのサイズにちょっと引いていました。
Wasabi, 2-year old female Schnauzer, taken aback by Taiga's size




皆と別れたあとは上のほうの野球場横を通りました。
Passing by the side of the baseball field which is also closed
 ここも閉鎖されているのでひっそり。でもびっしり地面を埋め尽くしながら咲いている三つ葉の花が綺麗です。
The unused ground is covered with clover flowers.
 別の野球場横で初めて会ったボーダーコリーの親子。左の子は父親でラルク君、13歳、右はその娘でシェリーちゃん7歳だそうです。
New faces: Border Collie dad, 13 years old (left) and daughter, 7 years old (right)


さらに行くと、初めて見るラブラドゥードル2頭がやって来ました。左の薄茶の子はブレイディ君、4歳、右の白い子はシャルマンちゃん、1歳。2頭とも大柄なのと毛が長いので、シープドッグかと思いました。
More new faces: Australian Labradoodles, 4-year old male (left)
and 1-year old female (right)
 歩くとフワフワの長い毛が風に揺れるので優雅です。
Their long hair gracefully flowing in the breeze as they walk

広い公園の外側を回るようにして歩いたので、かなり疲れました。タイガは暑さがこたえているようで、木陰の草の上にへたってしまいました。
As it had been a hot day (max temp. 29℃), and after a long walk,
Taiga planted herself on the ground once we reached a shade.
 キツイけど私は早くうちへ帰って冷たいものを飲みたいので「帰ろう」と促すと、そっぽを向いて聞こえないフリ。
As I said to her 'Let's go home', she looked aside and pretended not to hear.
 私が強引にリードを引っ張ろうとすると、ゴロリと横になって踏ん張ります。
When I tried to pluck her off the ground, she resisted by lying on her side.
 「帰るぞっ!」と強く出ると、しおらしい態度で抵抗。結局、私も尻もちついてゆっくりと休みました。
When I nearly told her off, she used her charm and I had to give up.
We had a nice long rest in the shade.

2020年5月10日日曜日

ベルガモットのマーマレード Bergamot marmalade

ベルガモットに接いだ数種の香酸類が咲き始めたので、負担を減らすために残っていた4個のベルガモットを収穫しました。
Harvesting the last of Bergamots, since
various citrus varieties grafted onto the Bergamot are starting to flower.



計ってみると、どれも約190gの粒揃いでした。ベルガモットがそこにあるだけで、台所じゅうに何とも良い香りがします。
Each weighing around 190g

格闘のあげく完成。使ったのは果皮と果汁。まずはスライスした果皮をひたひたの水で柔らかくなるまで煮ます(果汁はコップにとっておく)。同時に、べクチンを抽出するために、絞った後の果肉やワタ及び種は別鍋で煮て、その煮汁を濾す。果皮が柔らかくなり水分がかなり飛んだらペクチンの溶液と果汁を加え、その後、砂糖を加える。今回は果実をさばく前の総重量約800gに対して、砂糖200gにしました。かなり砂糖控えめですが、さばいた後の正味重量に対してたぶん50%相当かも。


成果物は、800g入りジャム瓶1個分に、おまけが少々。
Completed after a lot of hard work.
 ペクチンがよほど豊富なようで、完全に冷える前からドロッとしています。味見をしてみたら、苦い。でもベルガモット好きの私にとって不味いわけではありません。
It has the bitter taste of Bergamot, but I do not mind it.

見た目はレモンマーマレードそのもの。果肉を入れないことで、クリアな仕上がりになります。

いつか他に食べるジャム等が無くなったときのために、煮沸処理をして保存しておきました。
Getting rid of air by boiling for half an hour



お昼にピザを食べたかったので、パン生地を昨夜から用意して、その一部をピザに流用しました。なので、いつもより小さめのパンです。
I wanted to eat pizza for lunch.
I used 1/4 of the bread dough, so the bread is smaller than usual.

 今日のはライ麦粉など一切入らない白いパンです。
Just plain bread, with bread flour, dry yeast, salt and water.
 外皮はバリバリ、中はフワフワの出来です。

2020年5月9日土曜日

フィンガーライム Finger lime plants

先日届いたサンシャインイエロー(お店の表記では「イエローサンシャイン」)の花が咲き始めました。今日は涼しくて屋内に取り込んであるので、部屋に入ったとたん僅かに柑橘系の花の香りがします。
Sunshine Yellow starting to bloom
 蕾がたくさんあるうちは蕾のピンク色も一緒に楽しめます。

花の多くはメシベ着きなので安心しました。
Lots of flowers with stigma
 これらのうち収穫まで行けるものがあるかどうか。。。



富山県のナーセリーから買ったリックスレッド(1)には無数の花が咲きましたが、メシベ着きの花は皆無でした! こういうことも有るのですね。でも、フィンガーライムは四季成り性があるので、そのうちまた蕾が出てきますよ。とりあえず今は枝葉がワサワサしてきたので満足です。
Rick's Red (1) - had countless flowers, but
not one flower with a stigma

サンシャインイエローと共に宝塚市のお店から来たリックスレッド(2)はほぼ開花が終わりました。
Rick's Red (2) - doing very well
 この苗はメシベ着きの花が十分あったので、毎日ワクワクしながら観察しました。
Flowers with the stigma
 小さな苗なので収穫まで行けるか分かりませんが、少なくとも幼果の着く苗にまで成長しているので嬉しいです。
Young fruits - not sure how many of these will grow to maturity


 「苗木部」から来たダラムズエメラルド。うちのフィンガーライム苗のなかで最も高価な苗でしたが、その価値はあったと思っています。複数の枝にしっかりした幼果が育っています(他の苗の幼果はいつまでも色が薄くて、初心者の私には本当にこのまま育つものなのか予想がつきません)。
Durham's Emerald - young fruits growing well



フィンガーライム苗を初めて買ったのがこの↓ レッドシャンパン。格言の「安物買いの.....」を痛感した一件でした。3月に苗が届いて、そのとき残っていた数枚の葉っぱが全て落ちてから1月以上。もう枯れたかと諦めていました。でも、最近の暖かい気候のおかげで新芽が出始めました。
Red Champagne, the very first plant I bought as a beginner.
Returning from the dead (never buy seemingly cheap plants -
you could end up losing money)