2019年3月20日水曜日

スモモ開花 Plum blossoms

お昼ご飯どきの予報によると、今日の東京の最高気温は22℃と言っていたので、グアバ苗を今日から3日間の予定でバルコニーに出しました。


庭では10号ロングスリット鉢のスモモの「いくみ」が咲き始めています。まだ昆虫が来ないようなので、明日こそは梵天で自家受粉の手助けをするつもりです。今年の開花苗は、いくみの他に帝王だけです。去年、実が生ったメスレー、市成、マンチュリアン、ビューティーは、初成りとは言えあまりにも好みに合わなかったので、もううちには有りません。その反動で、メインストリームの品種ばかり4苗を秋に買いましたが、まだ棒苗です。アンズのサニーコットは、去年の収穫後、大々的に樹形を改造するためにほぼ坊主にしました。その後に出て来た夏枝で樹形づくりをして、いくみ、ミラベル、グリーンゲイジを高接ぎしました。でも、あくまでもメインはアンズの木です。
Plum: 'Ikumi'




先日買った、根っこがほとんど付いていなかったユスラウメ苗は、毎日の水やりで枯れずに済んでいます。このまま生きて、新しい毛根を沢山出してほしいです。
Prunus tomentosa



シングルのゴールドネクタリーの開花がほぼ終わりました。これから株が太る季節です。
Christmasrose with golden nectaries

ダブルのイエローオリエンタリスは、株分けした後、開花苗が2つ育ったようで、写真右上の株に最近、花茎が2本上がってきました。
Yellow double orientalis

菊咲きイチゲも開花。うちの環境がよほど合わないらしく、全然増えないです。フカフカの土に植えてやっても、自分から家の北側の痩せ土の部分へ移動して行きます。ここが山の自然環境に一番近いのでしょうか。
Anemone pseudoaltaica
 実物の色は青よりもっと紫がかっています。



先日届いた矮性ラズベリーのルビービューティーの芽が動き出しました。是非ともこの夏に味見してみたいです。
Raspberry: Ruby Beauty (Shortcake)



去年の夏にオクで買った西洋ニワトコ(サンブカスニグラ)の小苗は順調に育っていて、現在7か所に蕾の集合体が確認されています。7個も花序ができれば、半分はシロップにしてエルダーフラワーのケーキを作り、残り半分はベリーの収穫まで行けるか試すつもりです。
European Elder

2019年3月17日日曜日

公園で At the park

今日は朝から良い天気ですが、早朝の空気は結構冷たいです。四中横の草地ではアンズが満開でした。
Apricot tree in full bloom
 結果母枝が沢山出るような見事な剪定ですが、自家結実性の低い品種のようで、実が生っているのをほとんど見かけません。

シュナウザーのツタキチちゃん(女の子)が来ました。タイガが飼い主さんにスリ寄って行って頭の後ろを撫でてもらっています。
Tsutakichi, female Schnauzer and her mom.
As Taiga gets a rub on her neck, jealous Tsutakichi looks on anxiously.
 それがいつまでたっても終わらないので、ツタキチが焼きもち焼いて騒ぎ始めました。
Tsutakichi tells her mom 'Enough!'.


道を渡ってもう一つの草地に移動すると、久しぶりに会うハバニーズのニケちゃんがいました。
Nike, female Havanese
 この公園で唯一見かけるハバナ産の犬種です。


そこへ黒柴のアンズちゃんも登場。遊びたくて、タイガが近づくのを伏せて待っています。
Anzu, female Black Shiba Inu, wants Taiga to play.
 タイガに猛ダッシュ。
Anzu rushes towards Taiga, but
 お互いリードで繋がれているので身動きがとれません。
their movements are restricted by their leash.

ニケちゃんがアンズちゃんとの挨拶に近寄ってきました。
Nike approaches to say 'hello' to Anzu.




その後、柿の木公園へ移動。
We moved to the Persimmon Park.

ここでは白モクレンが満開を過ぎて散り始めていました。
White magnolia
 数日前の夜に来た時は、何とも高貴な香りが漂っていました。


タイガがあまり動かないので棒きれを投げてやったら大興奮で拾いに行きました。
I threw a stick for Taiga to fetch.


 本当は「持って来い」の訓練のはずですが、いつも逃げ回ります。
She does not understand that 'fetching' means returning it to me.

 付き合って追いかける振りをしてやると、狂ったように走り回ります。
As I pretend to chase her, she looks jubilant.

 At least, she is getting exercise.





最後に道を挟んで向かいの毛呂山公園へ登りました。一回りした後、いつもの場所でおやつタイムです。桜の蕾が膨らみ始めたばかりですが、この公園では3月上旬から既に木々の間にお花見のちょうちんが吊られています。
We moved to the park across the road.
Taiga waiting for a treat at the end of the walk.

2019年3月15日金曜日

オレンジ・シフォンケーキ Orange Chiffon Cake

自家製オレンジが残っているので、前から一度は試そうと思っていたオレンジのシフォンケーキを作ってみました。なるべく色が着くように、ブラッドオレンジのモロの搾り汁を利用。果皮はラズベリーに似た、ふんわり甘い香りがします。
Home-grown blood orange Moro
 モロの切り口は毒々しいですが、
 絞ると普通に血の色になります。いつもは80ccのミルクを使うところ、その置き換えなので80ccの搾り汁。余ったオレンジは後でジュースにして飲みました。
I need 80cc of orange juice.

ケーキの香り付けに、果皮の着色が均一なミネオラオレンジの皮を使いました。完全無農薬栽培なので、皮も安心して使えます。
Zest of home-grown Mineola orange

メレンゲ(卵白+砂糖)以外の材料が混ぜ合わさったところ。ミルクで作るいつものシフォンケーキは卵黄の黄色が強く出ますが、今日のは若干アプリコット色になりました。
Batter with all the ingredients except meringue

メレンゲはツノが立つほど泡立ったら、両者を混ぜ合わせます。
 混ざりました。
Batter is complete
 直径20cmのシフォン型に流し込んだら、175℃で40分焼きます。
Bake at 175℃ for 40 minutes

焼き上がりました。
Baking finished
 焼き上がりの数分前までは、生地が中央のエントツと同じ高さまで膨らんでいますが、それが写真の状態くらいまで下りてくると全体に火が通ったサインなので判断し易いです。

逆さにして冷やします。夏場なら4時間以上かけますが、今は涼しいので3時間だけ待ちました。
Leave to cool for 3 hours (4 hours or more in summer)

完全に冷めると、膨らんでいた表面の皮が縮んで来ます。
After 3 hours

型から出すと、ちょうど良い焼き色です。

切ってみると、ほんのり柑橘系の香りがしますが、生地の色は決してモロの赤味を感じません。
Citrus scent emanates as I cut into the cake
 味は確かにオレンジっぽい味がして、ミネオラの果皮のおかげでバニラエッセンス無しでも卵臭さが気になりません。ミルクが入っていないので、いつものシフォンケーキよりもサラッとした食感です。
Moist and sweet

Ingredients - 20cm cake tin
120g self-raising flour
1 tsp baking powder
5 large eggs, separated
120g granulated sugar (1/2 each for yolks and whites)
80cc sunflower oil
80cc orange juice (instead of milk)
orange zest

2019年3月14日木曜日

最後の柑橘苗 New citrus plants

うちではスペース難を通り越して超満員の状態なので、もうこれで果樹苗を増やすことはないと思います。


今朝届いた3本の苗のうち、スダチとカボスは、去年の秋に再入荷したときに買うつもりだったのですが、その時期はマニア向けのヤマユリやヒガンバナの球根に関心が行っていて、毎日オクを覗いていたら買いそびれてしまいました。


思い出したように数日前に、再入荷の通知を送ってくれたお店にアクセスしたら、何と、春のセールをやっていました。結局、スダチもカボスも当初予定よりもお得な値段でゲット。ついでに極早生ミカンの「日南の姫」も注文しました。早生ミカンは、公園へ行く途中の家の庭に、毎年10月上旬から色づく木があって(古い木なのでたぶん「宮川早生」?)、いつも羨ましいなーと思いながら眺めていたので、ついに買ってしまいました。どの苗の実も、早くて9月頃から利用できるものです。




今朝届いた大きな箱は、土が沢山入っていそうな重い箱だったので、宅配の配達員さんがわざわざ玄関先まで持ち込んでくれました。
New plants arriving this morning

左から、2年生の種無しスダチ、中央と右端はいずれも1年生で、種無しカボスと日南の姫。
From left to right, Seedless Sudachi, Seedless Kabosu, Hinano-hime tangerine


日南の姫。果皮に青みが残っていても9月上旬から甘くなるそうなので、楽しみです。
Hinano-hime tangerine



種無しカボスは、以前「祖母の香」をバルコニーで育てていましたが、ハダニとカイガラで真っ黒になって衰弱しました。うちのバルコニーは、東側も南側も、柑橘類は例外なくカイガラ等の害に会います。処分する前に地植えのベルガモットに2、3か所高接ぎしてあるはずですが、ぶら下げておいたラベルのマジックインクが落ちて真っ白なので、枝は所在不明です。
Seedless Kabosu
 今回の苗の葉っぱは、1年生だから巨大なのか、それとも「香美の川」という品種なのか、前回のよりも肉厚で大きいです。苗が届く前に、「香美の川」と「祖母の香」の違いをネット上で調べましたが、私のような素人にも分かりやすい違いは葉っぱのサイズのようです。



今回、最も欲しかった品種の「種無しスダチ」は2年生を選びました。スダチのような小さな実で種が入っていると、果汁が極端に少ないので種無しは嬉しいです。
Seedless Sudachi
 樹形はちょっとひねくれていますが、セール価格だったのだから不満はありません。
 スダチとしては結構充実した苗なので、来年あたりから実が生るかもしれません。