去年ヤフオクで盆栽素材として売られていた一才ナツメ(私が勝手に命名)。去年の地上部が今年の春には枯れていましたが、根本から3本のシュートが出てきて、それらが20cmくらいになった頃に、最も沢山蕾のついているもの1本だけを残して栄養を集中させました。今年も樹高25cmくらいの小さいままなので、やはり一才性の苗のようです。
Dwarf Jujube
ウズラ卵サイズの一番大きな実は、青くて収穫はまだ先のようです。去年は夏から秋の間に2度も開花・収穫できたのですが、あれは異常だったようです。
一番奥の太いのは去年の主幹で立ち枯れ状態です。それを支柱にして、手前の細い、今年のシュートを支えています。一番右のサッカーはこの後、除去するつもりです。
去年の夏に地元園芸店で買った実つきの日本ナツメは、今年は何度摘心しても脇枝が出てきて結局は伸び放題になってしまいました。木の成長にばかり栄養が行って、ポツリポツリと咲いた花はどれも着果なしでした。おまけに、木の勢いがありすぎて今年はトゲ有りの苗になってしまいました。
Japanese Jujube
今年の春に買った新疆棗王は、木は小さいままですが、実が1、2個は収穫まで行けるかもしれません。
Xinjiang Jujube
着果した2個のうち右の大きいほうは、じつはものすごく小粒で、上の一才ナツメの大きい実よりもちっちゃいです。でも、今年、味見ができれば大満足です。新疆棗王に関しては他に栽培ブログがほとんど無くて、苗が配達されたときの写真、サッカーが出てきた、蕾が出た、というのなら存在しないわけではないですが、実が育っているとか収穫したという記事は全然見かけません。なので、この苗に生るのが哈密(はみ)棗なのか和田棗なのか、検討もつきませんでした。
現在の幼果の形からすると、哈密棗の形に似て来たので一安心です。実のサイズに関しては、こんな幼苗で初年度から生らせているせいで小さいのだと思います。
最近、果皮の色がわずかに黄色味を帯びてきました。色づくのが楽しみです。
台木はよほど生命力の強いものを使っているようで、継ぎ目から下で次々と芽吹いてくるので気づき次第除去していますが、今度は台木から離れたところからも出てきました。写真ではわかりづらいですが、右のサッカーは数本束になって出ています。そのうち根っこ付きで切り離して、新しい苗にしてみようかと思います。
Root suckers
新疆ナツメよりも1月前に購入したスーパージャイアント(大雪棗)のほうは、相変わらず変化なしです。夏に芽吹くからナツメと言っても、もう秋が近づいていますよ。
Super Giant (still sleeping)
他のナツメ苗たちとは違い、この台木からはサッカーさえ出て来ません。もしかしたら、台木からして生きていないのでは、とさえ疑ってしまうほどです。
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いったん記事をUPした後、スーパージャイアント苗について「手っ取り早い確認方法がある!」と思って、苗のてっぺんから数センチのところを切ってみたら、カラカラ。それが写真↓ 一番左の部分で、次々と下へ数センチずつ切ってみて、相変わらず乾燥していました。最後には台木を切ってみると、やはり枯れているので剪定ハサミで簡単に切ることができました。これは大ショックです。