2014年5月31日土曜日

ラズベリー: ジョーン・スクワイア  Raspberry: Joan Squire

真夏のような暑さなので、日中にもかかわらず水やりをしていたら、ラズベリーのジョーン・スクワイアの実が色づいているのに気づきました。
Joan Squire

この4個のうち、手前の1個がポタポタ餅のように柔らかかったので試食。とても上品な甘さで美味しかったです。

最近シュートが沢山出てきて、こんもりした株になっています。去年の10月に苗が届いたときは、針金のような細いツルが2本だけの状態で、それが結実し、越冬して今また結実しています。今回の収穫後はその古いツルを除去して、今伸び出しているシュートを育てると、今度の秋にはまた収穫できる予定です。先週たっぷり施肥をしたので、今後の成長が楽しみです。
 

2014年5月28日水曜日

東洋クワ  Oriental mulberry

東洋クワは9号の鉢植えですが、今年はだいぶ木が充実してきたので長く収穫が楽しめそうです。イチジクのように、毎日少しずつ熟すので、サプリメントのような扱いで生食しています。

甘味と酸味のバランスが良く、生食でとても美味しい品種です。

取り木ハサミ  Girdling scissors for air-layering

去年の1月、フェイジョアのニキタに取り木をかけたのが、今年の4月になっても発根していませんでした。原因は、たぶん、樹皮を適切に剥がしていないことだと思います。そこで、ちゃんとした環状剥皮ハサミで試すことにしました。購入にあたり、最初はキウイ農家が使うというバネつきのハサミを見ていましたが、値段の安さからコレ↓にしました。かえって良かったです。バネで枝を締め付けないかわりに、自分で決めた間口でハサミを1回転できるので、細くて柔らかい枝でも痛めることなく使えます。

4月に注文・送金して今日やっと届いたのは、在庫がなかったらしく「今から作る」ということで6月上旬発送予定とのことでしたが、ほんの少し早めに着きました。


写真↓ のピンクの部分は、去年の1月から取り木をかけて秋にチェックしたとき全く発根していなかったので、水ゴケを取り除いて土に埋めて越冬させましたが、今年の4月になっても何の変化もありませんでした。

今回、取り木をかけるのは黄色い部分で、地上10cmくらいの所にある枝で、取り木をするために剪定せずに取ってあったものです。

軽く1回転させると、ハサミの下あごの中にあるギザギザの部分が、樹皮をキャッチして剥がしているのが分かります。

あまりにも簡単なので、3回使い、5cmほどの長さにわたり剥がしてみました。

アルミフォイルで水ゴケとビニール袋を覆って遮光したら出来上がり。これなら、収穫を待ちながらでも取り木ができます。

感想:
期待以上の使い易さです。
こんなに簡単・キレイに剥がすことができるなら、今、蕾が出ているグアバの収穫が終わったら取り木して種の保存を図りたいと思います。太い結果枝で苗を作るほうが、細い挿し穂から作った苗よりも早く収穫に至るはずです。

2014年5月25日日曜日

露茜の幼果  Ume plum: Tsuyuakane

今年初めて実が成った露茜です。プラムのような梅のような幼果がなっています。葉っぱや枝ぶりもプラムっぽく、剪定の仕方もプラムと同じやりかたにしているので、去年まで育てていたバイオチェリーそっくりの樹形になってしまいました。

あと一月もすれば、色づき始めるのでしょうか。用途は、梅エキスを抽出してジュースの元にする予定です。普通の梅では茶色のエキスになりますが、露茜だと赤になるのか実験です。

Tsuyuakane
 

徒長枝は厳しく剪定しています。

ブラックベリー開花  Blackberry flowers

トリプルクラウンが開花中です。花柄がとても大きく、花弁の色は真っ白です。
地植えにしたので、樹環が今ものすごく拡大中ですが、垂れるように枝が伸びた先々に花の房が着くので、切るわけにもいきません。
Triple Crown
 
 枝のうちには、こうやって上方に伸びて蕾が出るものもあるので、来年からは円形の柵を作ってスペースを制限する予定です。
 

こちらは今年初開花のジャンボブラックベリーです。花柄はトリプルクラウンよりも小さい。
Jumbo Blackberry

2014年5月24日土曜日

遠い道のり  Long way to the top

タイガは体が大きくなってからは、早朝散歩の群のボスになりたくてジュディー姐さんに挑み続けています。

いつもの草地で群のメンバーが集まると、まずはおやつタイム。週末は、会社勤めの飼い主さんたちがゆっくり寝ているので、メンバーの頭数は少ないです。

タイガの行儀悪さはなかなか治りません。おやつを持っている人に飛びつこうとする瞬間、私が胸にげんこつを与えようと近づくと、サッとかわして逃げ切ります。

ひととおりおやつが終わると、タイガがジュディーをしつこく誘います。
 一瞬、タイガが優勢に見えたかと思うと、ジュディーに転がされてしまいます。まだまだ、ジュディーの方が上です。


群がお開きになった後、帰路につく前にタイガの興奮を冷ますために他の草地へ移動したら、アラスカンマラミュートのラッキー君と遭遇。この子は「飼い主さん命」で、他の犬にはあまり興味を示しませんが、とても穏やかな性格。

またおやつタイムですが、ラッキー君の横ではタイガは飛びつきをしないようです。
 
帰る前に、公園でイネ科植物を採取。小鳥たちの大好きなおやつです。

2014年5月22日木曜日

晴れ間!  After the rain

昨日は一日中ザザ降りの雨だったので、何度も出かけているうちにタイガのレインコートは水を通してしまいました。おまけに、公園の草の生えていない泥土の上でレインコートを着たまま仰向けになってゴロゴロしたので、すっかり汚れてしまいました。

今日は洗濯日和で物干しざおは埋まっているので、タイガのレインコートは東向きの玄関ドアにひっかけて乾燥。狂犬病注射の後でもらった「犬」シールを郵便受けに貼って以来、勧誘の訪問者がパッタリ来なくなったので、今日はおまけでレインコートをぶら下げて犬の存在をアピール。

3月31日の不妊手術からはすっかり回復して、また、腹部の毛剃りされた部分も知らない人が見たら分からないくらいに伸びてきました。食事のコントロールの仕方も分かってきました。タイガの理想体重を決め、それを元に、ネットで餌の1日分の計算をして出した重量を分散して与えています。ただし、相変わらず1日3食にしたいので、1食はヨーグルトを主にして、他2回のドライフード+少量の炒めた肉の量を調整しています。これで、若いうちはもう肥満の心配はなさそうです。

タイガは5月6日で満一歳になりました。タイガの両親犬を所有していらっしゃるブリーダーさん達および仲介で御世話になった藤神犬舎さんに感謝です。これからも、タイガの成長の通信目的で記録を残していきたいと思います。

最近、1月以上も続いた換毛期がやっと終わったようです。タイガは室内飼いなので、冬でもアンダーコートが薄いのに、夏毛になると背中はほとんど蓑毛だけになってしまいます。

Kai ken Taiga, at 12 months old

脚が長く写るように、後ろからのショット。

これ↓は、甲斐犬らしい目つき。


バラのハンザがおととい咲き始めましたが、昨日の雨で汚くなってしまったので、除虫菊の仲間の赤花種をUP。

2014年5月18日日曜日

ベルガモットの花  Bergamot - a single flower

花とは言っても1輪の花だけです。今年の2度目の積雪で、V字型だった木の半分がもげてしまったのと、葉っぱの大半を失ったのとで、体力が落ちたかもしれません。おまけに、去年の秋からは地植えにして、その場所が隣家の樹木で日陰という悪条件なので、今年の春の新芽が出るのも随分遅かったです。このスポットは、去年の秋まではポポーのNC-1が元気に育っていた場所ですが、地中海出身のベルガモットには日陰過ぎるのかもしれません。唯一の頼みは、ベルガモットの実止まりの良さです。去年は初開花を期待して毎日花を探していたのに1輪も見つけられずに諦めていたら、いつのまにか1個だけ実が成っていたので、相当、実止まりのよい品種だと思っています。

そこで、今咲いているこの1輪が今年の実として成長するか、これから観察です。結実を確保するために、今開花中のリスボンレモンの花粉を、柱頭に粉が吹くまで着けておきました。種だらけになりそう。

去年成った実の味見をしたとき、あまりの強烈さにびっくりしましたが、飲み物や料理に利用しているうちにすっかり気に入りました。レモンとは全然異なる果汁なので、ベルガモットの代用としてライムを買って使いましたが、全然物足りなくて使い物になりませんでした。

今年は種無しカボスが初開花に至り、今幼果が育っているので、これも味見が楽しみです。耐寒性や実止まり、果汁の特徴などを考えると、うちではベルガモット、種無しカボス、種無しユズ、レモン、カラマンシーで、料理やマーマレードなどに足りると思います。以前育てていたライムは、実止まりが悪い上に風味はかなりレモンに似ていたので、スペース難のうちでは非効率でした。

Bergamot

今ついている葉っぱのほとんどが今年の春に出た新葉なので、木が全体的に黄色く見えますが、着実に回復に向かっています。向かって右側の、枝がもげた部分がもう少し回復してきたら、隣に植えてあるアレンユーレカレモンの枝を引っ張って、寄せ接ぎしたいです。今年の冬に高接ぎをしたのは上手くいきませんでした。柑橘類で接ぎ木に成功したことありません。 
 

挿し穂を卒業  Guava cutting

ブラジルグアバの挿し穂が順調に育っているので、2本のうち大きい方を、肥料混じりのちゃんとした用土で植え替えました。去年の10月、深さ13cmほどの駄温鉢に鉢上げしたときは、挿し穂が腐らないように、鉢底の半分は赤玉土で、上半分は培養土にしてあったのですが、今回、鉢から出してみたら培養土の部分にだけ、根っこがびっしりと生えていました。この暑さのなか、1本植え替えしただけでヘトヘトになったので、もう1本の方は、夕方涼しくなってからにします。

この苗の葉っぱは、親苗では見たことない大きな葉なのと、主幹にあたる部分がグングン太っているようであちこち浅緑色の地肌が縦に露出しているので、とても良い状態の苗になっている気がします。
Brazilian Guava



暑いので、他の写真もまとめて記録。赤花サンザシのクリムゾン・クラウドが今年も開花しましたが、今年の花は随分と色が薄いので不満です。去年は「クリムゾン」の名に負けない紅花だったのに。
hawthorn, Crimson Cloud


この陽気では小鳥たちも暑そうです。右にいる雌のほうは翼を広げて少しでも涼しくなろうとしています。人慣れしたセキセイインコは、飼い主に対して「怒り」を表現したいときも、こうやって翼を広げますが、今日は暑さが原因。先代の雄は、私が忙しくて遊んでやれないとき、思いっきり胸を張って翼を広げ、目をつむって顔をそむけていました。そういうとき、神妙なふりして一生懸命謝ると、なおさら胸を張って翼を小刻みに震わせるのが可笑しかったです。

アンズの幼果  Young apricot fruits

アンズのサニーコットの幼果が順調に肥大しています。去年は1mほどの小苗にびっしり花が咲いてそのまま幼果がついたので必死に摘果しました。その後、樹高が伸びて栄養がそちらに行ったのか、今年の春はほとんど花がつかなかった印象で、摘果もせずに放置していたら、現在25個くらいの実が成っています。結局、収穫量は去年と同じになりそうです。

生食でとても美味しい実がなります。しかも、幼苗のうちから実をつけ、実止まりも文句なし。

Sunnycot
 

2014年5月11日日曜日

ジョーン・スクワイア & トリプルクラウン  Joan Squire & Triple Crown

ジョーン・スクワイアは、去年の収穫の後、地植えにして越冬しました。去年の秋に配達された当時の2本のツルに現在、花が咲いています。花と言っても、花びらの目だたない品種なので、あっと言う間に幼果に移行します。
raspberry: Joan Squire

今年の春に、真っ直ぐなシュートが2本出て来ました。二季成り品種なので、これらに秋果が着くよう、涼しいうちに施肥しておこうと思います。

トリプルクラウンも、去年の秋から地植えにしました。去年の夏の間に出た3本の太いシュートが、現在の苗になっています。10号鉢のときでさえ暴れたので、地植えだとどんなに広がるのか恐ろしいです。
blackberry: Triple Crown

蕾がそろそろ出始めました。

2014年5月10日土曜日

真昼の散歩

タイガはここ3週間ばかり、毎日ひとり遊びをしていたので、1階のリビングに置いてあったコットンロープ(左)がボロボロになっていました。クチャクチャにされて、臭~くなっています。右側のは私が仕事に使っている2階の小鳥の部屋に置き去りだったので、難を免れたようです。


仕事の納入の目処がついて精神的余裕ができたので、お昼ご飯前の散歩はたっぷり1時間半をかけて公園を歩きました。天気が良いので、あちこちで若い家族がピクニックランチをしていて、微笑ましかったです。タイガと私は迷惑にならないように、人影の少ない場所を選んで一休み。
クローバーの花の甘い香りが、なんとも子供の頃を思い出させて懐かしいです。



タイガは、おやつ!と見るや、私がコマンドを始める前に、「お座り」、「伏せ」を勝手にしてしまうので、私に従っているわけではありません。笑うと左ほっぺたにえくぼができます。

おやつをモグモグして、ちょっと間抜けな顔。

直射日光があまり暑いので、この後、ケヤキ林の日陰をさまよってから帰りました。