2015年9月26日土曜日

カボスとカラマンシー  Kabosu & Calamansi

種無しカボスは去年の初成りで沢山実を着けたので、今年は裏年を覚悟していましたが豊作です。苗は全然大きくならないので、接ぎ穂に適した枝ができ次第、ベルガモットに高接ぎする予定です。店で売られている種有りのカボスと比べて小果ですが、実を成らせ過ぎのせいか、それとも鉢植えだからなのか、はたまた幼苗に無理させているからなのか分かりません。

Kabosu


カラマンシーは今年あまり実が着きませんでしたが、最近また開花して幼果ができているので、四季成り性が有難いです。小さな実なので、スイーツ作りにほんのちょっと酸味が欲しいとき、カラマンシーを1個使うだけで十分です。以前はレモンを使っていましたが、一部絞ったあとの余分な部分は、飲みたくもないのにレモンティーにしたりポン酢を作ったりしていたので、使い切りの小さな実は便利です。また、樹上で放っておいても酸っぱいままで味が変わらないので、あせって利用する必要もありません。

Calamansi



実の比較です。左がカボス、右がカラマンシー。

Kabosu (left) & Calamansi (right)

うちのカボス苗は「種無し」の品種ですが、今年は開花時期が鉢植えですぐそばに置いてあるミネオラやセミノールと重なったので、種が数個入ってしまいました。ただし、普通のカボスは種だらけで果汁が少ないのに対し、こちらはとてもジューシーなので、やはり種無し品種のほうが良いです。それにしても、カボスの香りは最高です。今はサンマの時期ですが、ヒラメやカレイのような白身の魚をフライパンでムニエルにして、レモンの代わりにカボスの果汁を掛けても美味しいです。