2020年4月26日日曜日

フィンガーライムに幼果 Finger lime young fruit

ヤフオクで「赤実」品種として落札した苗。配達当時に着いていた蕾が順次咲き始めたのを見て嬉しかったのですが、どれもメシベの無い花ばかりでした。ところが、最近になって1個だけメシベ着きの花が咲いたので、早速、絵筆で授粉しました。


ヒマなので朝の授粉のあと何度も2階の部屋へ見に行くと、時間を追うごとに子房が膨らんできたように思えました(かなり希望・期待を込めた観察結果)。以来、2、3日経ちますが、一転して成長が緩慢です。弱気になると幼果の色が黄色っぽく見えて、「そのうちポロッと」などと思ったりします。
'Red' fruit variety that I bought recently - precise cultivar unknown



リックスレッドは、苗の到着時にまだ残っていた葉っぱの半分以上に少しずつ黒点があったので、全ての葉をむしり取り、さらに各枝先を軽く剪定しておきました。植え替えのショックから立ち直るのに時間がかかったようですが、一旦根っこが落ち着くと、新芽が苗全体に噴き出してきました。


しかも、新芽の伸びが止まるとその行き止まりに蕾が着いています。これはミカンやオレンジ、柚子など、通常の柑橘類では普通のことですが、フィンガーライムの中では独特と言えるのでは?上の赤実苗やダラムズエメラルドの蕾は、ネット上でよく見る位置、すなわち、トゲと枝に挟まれるように着いています。


リックスレッドは蕾の多さから、もしかしたら1個くらいは収穫まで行けるのではと期待しています。
Rick's Red: lots of flower buds -
unusual way the flower buds are sprouting, so unlike finger lime plants.



これ↓は、ブログが使えなかった間にヤフオクで落札したミアローズ。上の赤実苗と同じ朝日園さんの出品です。この苗は他のよりずっと小さいので9号鉢に植えました。支柱が斜めになっていますが、主幹の頂点を支えながら、かつV字に枝が伸びている一方を支える2役を果たしています。一番最初に個人の出品者から購入したレッドシャンパンの小苗は丸坊主になったままで、回復するか怪しいのでもう1苗買ってしまいました。
Mia Rose: most recent addition
(why not Mia Rosa, or My Rose?)



だんだん梅雨が近づくと元気を取り戻すのがサギゴケ。初夏にかけて花が咲き続ける優秀なグラウンドカバーになります。

今年は野良の紫のも頑張っています。2年前、果樹の間で勝手に芽吹いているのを拾い上げて白花の園芸種と同じ扱いをしていたら、花がだんだんと立派になってきました。私が育った田舎では田んぼのあぜに生えていた雑草ですが、こうやって見ると園芸種として通りそう(植物界のソーシャルクライマー?)。
Mazus miquelii



2020年4月25日土曜日

公園で At the park

夕方散歩の草地に到着すると、ちょうど柴ミックスのサスケも来たところでした。久しぶりですが、前回よりさらに肉付きが良くなったようです。まだ家でネコ缶を食べているのでしょうか。
Went to the park for an early evening walk.
Sasuke, male Shiba mix, also just arriving.

ヒツジのようなカットをした小さなプードルたちが通り過ぎたので、赤柴のコムギちゃんが不思議そうに近寄って行きます。コロナの影響で、不要不急のヘアカットに行けないのは人間だけではないようです。
Two tiny Toy Poodles passing by.  Their coats were  over-grown and they looked like 2 sheep.  Humans are not alone in forgoing proper haircut.  Komugi, female Shiba Inu, goes to inspect these curious looking creatures.

コムギちゃんはサスケと遊ぶのが大好きだそうで、来たばかりのサスケに飛び掛かっていきますが、サスケはかなり迷惑そうです。
Komugi absolutely loves playing with Sasuke, but the feeling is not mutual.
 嬉しそうな顔をして追いかけて来るコムギちゃんにガウガウ言いながら逃げ回るサスケ。
As Komugi chases Sasuke around, he runs away from her growling.

 コムギちゃんを振り切ってタイガのところへ逃げて来ました。向こうにいる白柴の子は
Sasuke approaches Taiga, pretending to be too busy to play with Komugi.

オモチちゃん。2歳とは思えないくらい落ち着いています。
Omochi, 2-year old White Shiba Inu, is a quiet girl,

でも、オモチちゃんは1歳台のコン太君と遊ぶのが大好き。
but she loves playing with Konta, 1-year old male Shiba Inu.
Konta knows that Omochi wants to play, but he is too busy with his favourite toy.
 コンタ君はハリネズミのおもちゃが取られるのではないかとヒヤヒヤ。
Konta looking worried about his toy
 As Konta's mom started to stroke Omochi, he knew that his toy was secure.


遊びのスイッチが入りました。
At last, they start playing.












風が冷たくなってきたので帰ることにしましたが、茂呂山公園に寄りました。
As it became too chilly, we headed for home, via Moroyama Park.

 上の広場に上るとモミジの新緑が綺麗でした。
The Japanese maple trees with fresh foliage.
 赤と緑のコントラスト。

突然、横から気配が。先日、この広場で会ったラブラドールのハナちゃんです。生後9か月とはいえ尋常でない興奮状態に陥る子で、何度も逆クシャミが始まりました。
Suddenly, a dog came bumping into us.
Hana, 9-month old Labrador Retriever, whom we met exactly here recently.
呼吸困難になりそうなので、とにかくこちらが無反応の態度をとって落ち着かせました。
As she did previously, she got far too excited and reverse sneezed many times,
which was painful to watch.

2020年4月24日金曜日

試しのブログ更新 Testing to see if I can upload pictures


過去2,3か月の間にアップロードした写真は依然として見られませんが、試しに新たな写真で記事を載せてみたら、ちゃんと表示できました。去年の春に買った黄エビネが初めて開花したので、せっかくだから載せてみました。去年はダオン鉢で日当たりの良い場所に置いていたら、日差しが強すぎて枯れそうになりました。急いで今の場所に地植えにしました。


The problem regarding photos of recent past has not been solved, but I have managed to upload new pictures.
Japanese Ebine orchid
Flowering for the first time,
the plant is too young and does not have many flowers.


エビネの世界では芳香性の品種もあるそうで、同じ色の芳香性苗をヤフオクで見たことあります。でも、この苗の草丈が低すぎて跪かなければならないほどなので試していません。
This is a terrestrial orchid.  Extremely hardy and loves shades.
 
苗はまだまだ幼すぎで花が寂しいですが、来年以降は花数が増えることを期待しています。
Hope to see more flowers next year onwards.


2020年4月18日土曜日

ブログに画像UPできません Cannot upload photos

ブログの調子がおかしいのか、写真をUP出来ない状態です。過去の記事で載せた写真も見ることができないので、原因が分かりません。よって、解決するまではブログの更新もできません。ご迷惑をおかけします。


For some unknown reason, suddenly, I cannot upload new photos.  Nor can I see the photos I uploaded in the recent past.  Therefore, there will be no new posting until this problem is solved.  Thank you for visiting, and hope to see you again soon.

2020年4月17日金曜日

フィンガーライム苗(4) Finger Lime (4)

2日前に注文した苗が今朝届きました。今度こそ最後のフィンガーライム苗です。


リックスレッドは文句なしの赤肉品種ですが、グリーンでそれに匹敵するような品種はないか検索していたところ、Durham's Emerald に到達しました。私がフィンガーライムを栽培するのは料理で果肉の利用が目的なので、果肉そのものの色を重視します。


日本で入手できる「グリーン系」についてざっと見たところ、以下のようにまとめました。
Tasty Green(ティスティグリーン):果皮は緑でも果肉はclear(透明)のよう。
Collette(コレット):サイトによっては「果皮はレモンイエロー、果肉は透明なシャンパン色」と言ってるサイトがオーストラリアにあるので、どれだけグリーンなのか不安。
Alstonville(アルストンヴィル):果皮は暗い緑から黒、果肉は半透明の淡い緑。
Durham's Emerald(ダラムズエメラルド):果皮は黒、果肉はエメラルドグリーン。


また、アルストンヴィルの最終的な樹高は地植えで3-4メートルとあるので、鉢植え管理は難しそうです。


ということで届いたダラムズエメラルド。
Finger lime: 'Durham's Emerald'

箱から出してみると、葉っぱがけっこう肉厚な暗い緑色でとても元気そうです。

タグは「ダーラム」となっていますが、私はイギリス式発音で「ダラム」で行きます(アメリカ人ならダーラム)。

アップでみると、肉厚な個々の葉っぱの勢いが分かります。ところどころに蕾もついています。
Flower buds appearing here and there
 今年は花を観賞するだけでしょう。(先日ヤフオクで落札した赤実系苗は次々と花を咲かせていますが、どれもメシベのない不完全花ばかり。苗が幼いので仕方ないです。)

10号鉢に植え付けました。
 支柱もしっかり立てます。苗は2年生という表示になっていましたが、台木はそれより遥かに太いので、10号鉢で根っこを張らせれば本体も急速に育つでしょう。


将来、こーんな実が生ることを期待。
Hoping to see this in a few years' time.


以下の品種特性は、この↓ サイトを下へスクロールすると出てくるセクションからのものです。
http://citruspages.free.fr/australian.php

Durham’s Emerald
Durham’s Emerald originated in the Northern rivers district and was introduced into cultivation in 1994. A moderately dense medium shrub 2 metres high by 1.7 metres wide with a moderately open appearance. Axillary spines solitary, straight to 25mm long. Leaves are simple, obovate to elliptic, glabrous. Flowers white (with pink buds) approximately 10-15mm in diameter, Aug-Sept (AUS). Fruit a cylindrical berry, 4-8 cms long, 15-25mm in diameter, with firm black skin and emerald green pulp. ‘Durham’s Emerald’ is a heavy bearer during Summer to late Autumn, with continual light cropping all year around. Vesicles easy to extract.
Accepted for registration February 2007.

 ダラムズエメラルド
本種は(ニューサウスウェルズ州の)ノーザン・リバーズ発祥、1994年に栽培用に導入された。枝振りはやや密生し、最終的な樹高は2メートルと中くらい、幅1.7メートルで開帳気味の外観。脇に生える真っ直ぐなトゲは1本ずつ出て、長さ25ミリに伸びる。葉の形状は卵型・楕円形などの単葉。花は白(蕾のうちはピンク)で、直径約10-15ミリ、8-9月開花(オーストラリアで)。果実は円筒形のベリー注:ここでは「berry」の厳密な定義に基づいて言っているだけのよう)で、果長4-8センチ、直径15-25ミリ、果皮は固く黒色、果肉はエメラルドグリーン。本種は夏から晩秋にかけて極めて多収、その他一年を通して断続的に少量の収穫ができる。小胞は容易に取り出せる。なお、品種登録は20072月に受理。