2020年3月20日金曜日

グリーンゲイジなど Greengage etc

グリーンゲイジが咲き始めました。数年前に苗が届いたときは根本でも直径8ミリの楊枝苗だったので、初開花までに随分と年数がかかりました。
Greengage plum blossoms
 花の一部は二重だったり、一重でも花びらが8枚だったりするので面白いです。



こちらは、今年が栽培2年目のサマーエンジェル。これだけの花が咲けば、1個くらいは収穫まで行けるでしょう。彩の姫とエレファントハートの花粉を採ってあったので、毎日モフモフしています。
Summer Angel blossoms



今年からクサイチゴもあります。私が育った富山県の里山ではクサイチゴは見たことなかったので、どんな味なのか楽しみです。東京は暖かいので、常緑樹で越冬しました。開花はほぼ終わっていますが、こんな小さな苗でも沢山の花がついたので今のところ優秀です。
Japanese wild raspberry, dwarf variety

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午後にタイガを洗ったので自然乾燥の散歩に出ました。まずは茂呂山公園。
After shampooing Taiga, took her out for a walk to dry
 ソメイヨシノがほんの少し咲き始めていました。
Cherry blossoms starting to come out
 階段を上る途中で会った柴犬。男の子ですが、マーキング防止のためにマナーベルトをしています。社交化されていないので遊べませんでした。
Met a male Shiba Inu as we were going up the stairs
but he was not a socialised individual

茂呂山公園から降りて下の方の草地へ移動すると、四分咲きの木がありました。

両親と散歩中の小さな子。体重10kgだそうです。タイガは23kg以上と言ったらビックリされました。(男の子の写真はご両親のOKを頂いています。)
A little boy taking interest in Taiga
He weighs 10kg v.s. Taiga weighing more than 23kg.

2020年3月11日水曜日

クランペット Crumpets

Youtubeを見ているうちに、またしてもクランペットに挑戦してみたくなりました。
クランペットは、イギリスで古くから伝わるほっこりフードの代表的なものです。
今日マネしたレシピはこれ↓。
https://www.youtube.com/watch?v=0Ci-jdZc7b0


以前トライしたときは日本で売っているマフィンリングを使いましたが、ステンレス製だったので、どんなに油を塗っても生地がひっついて使い物になりませんでした(後の掃除もまた大変)。そこでノンスティックのリングを探していたら、Amazon.ukで適当なのが見つかりました。数日前に注文して、知らされていた配達予定日より遥かに早く届きました。


Crumpet rings just arrived from the UK
 確かにノンスティックです。
Non-stick rings

さっそく使用。

食べてみると、全然違うなー、というのが印象です。リングの機能はパーフェクトですが、レシピの問題。イギリスのスーパーで売っているのは生地がもっと白くてゴムっぽくて、膨らみ方・気泡のでき方が霜柱のように底から表面まで抜けます。対して、きょう出来上がったのはお菓子風のオヤキ。
次回は、ン十年も前にプレゼントされた料理本のレシピを試します。その本によると "crumpets are invariably anaemic-looking items"(貧血症の外観であるべき)なので、これこそスーパーで売っていたクランペットです。


以上からだいたい推測できると思いますが、クランペットは決して美味な食べ物ではなく、ほっこりするためのもので、洗練さとは程遠いスナックです。それが、ゴムっぽい生地の舌触り、生地の底側の焦げた苦み、軽くトーストした生地に塗ったバターの香り、甘ーいジャムが、トータルで創り出す効果が良いのです。
Not at all like the 'real thing' I used to get from the supermarket

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今年が栽培2年目のエレファントハートが咲いています。しっかりした大きな花で、中心部分が濃い緑色なのが珍しいです。
イシドウのサイトによると太陽の授粉樹として最高、とありました。花粉が豊富なので、梵天でモフモフすると真っ黄色になります。
Plum: Elephant Heart (US-developed variety)

2020年3月9日月曜日

公園で At the park

今日の午後にやっと確定申告の書類を提出したので、気が軽くなってタイガを散歩に連れ出しました。途中のコンビニでタイガの大好物のジャージー乳のアイスを買って、公園に到着。学校が休みで、久しぶりの晴れ、しかも暖かい、という条件が揃って、公園は小学生の子らで賑わっていました。


エコを意識してマイスプーンを持参です。タイガは嬉しくて口が耳まで割けそう。
Warm afternoon - took Taiga to the park, with her favourite icecream.

スプーンがいよいよ近づくと「おぉっ!」という表情。
The moment she has been waiting for.


アイスがこぼれそう、と思ったら
She is so clumsy

リードの真上に落ちました。
that the icecream drops on the leash.

気を取り直してまた一口。
Try again.

 こぼさないように工夫しながら食べます。リードはハンカチで綺麗にしましたが、この後ひさしぶりに出会ったゴールデンのクリスちゃんが、タイガのリードを必死にクンクンしていました。



公園の上のほうに移動すると、黒柴のソラちゃんと数か月ぶりに会えました。ソラちゃんと挨拶していたら、ソラママの脚元へフレンチブルドッグが寄ってきました。飼い主さん曰く、14歳のお祖母ちゃん犬で、もう目も耳もだめだそうです。
Sora, female Black Shiba, comes along.
The French Bulldog, happening to pass by in the background,
is 14 years old, blind and deaf, according to the owners (Dad and the little boy).
 それでもソラママの脚の間を通って行きました。
The Frenchy walks through between Sora-mom's legs.
 ソラちゃんはいつもカメラ目線でサービスしてくれます。
Sora is always happy to look into the camera.

さらに歩いていくと、シェルティーのチビキがいました。
Chibiki, male Shelty
 大変なヤキモチ焼きで、タイガがチビキママに甘えているのが気に入りません。今まで寒かったので、朝・夕の長い散歩に出てもめったに他の犬には会っていませんでしたが、今日は明るい時間の散歩を満喫しました。でも、帰宅してお茶を飲んでいたら顔がヒリヒリ。この時期、日差しは相当強くなっているようです。
Chibiki is very possessive of his mom and
he thinks Taiga is getting too close to his mom.

2020年3月7日土曜日

アーモンドケーキ Almond cake

今日の練馬区は一日じゅう曇りで、最高気温が10度くらいの寒い日でした。こういうときはオーブンで何かを焼くとシアワセな気持ちになります。


今日のはアーモンドケーキ。直径21cmのマンケ型で焼きます。
材料は、L卵4個(別立て)、170g強力粉+ベーキングパウダー、150g粉末アーモンド、200gバター、150g砂糖、アーモンドエッセンス。


材料を混ぜたらケーキバターをマンケ型へ。菓子職人なら、絞り袋に入れて型へ絞り出して均一性を確保するところ、私はゴムベラで押し付けるように広げました。なので焼きあがりの形はいびつな膨らみ方が確実です。



バターの表面にアーモンドスライスをまぶしたら準備完了。オーブンへ直行。アーモンドスライスは10g入りのを使い切り。

180度で1時間ちかくかけて焼きあがりました。ちょうど良い色合いです。焼きあがるとアーモンドの匂いが2階へまで到達します。
 膨らみ方がいびつです。

でも、ちゃんとしたケーキ皿に乗せると恰好がつきます。


一切れとってみました。ほわっとアーモンドの香りが広がります。

食べると、バターの香りも混ざってとても美味しいです。
 別立てなので生地がとてもふんわりした仕上がりですが、ここまで要求しなければ、卵を泡立てずに材料を一気に混ぜるほうが気楽・頻繁に作れると思います。

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去年の秋に買った「彩の姫」に、もう蕾がついて昨日から咲き始めました。自家受粉する品種のようですが、明日あたりからエレファントハートが咲き始めそうなので花粉を交換させる予定です。
Plum: Saino-hime

2020年3月3日火曜日

カラカラオレンジ Cara cara orange

カラカラの苗に初めて、1個だけ実が生りました。もう3月に入ったので味見をしてみることにしました。
Cara cara, first time fruiting and the only fruit of the season

比較対象となるのは、ミネオラとタロッコ。スーパーでカラカラの元の品種であるネーブルを買ってくるのを忘れたので、全て自家栽培の品種との比較になります。
Mineola grafted onto Cara cara

今年のタロッコのうちには果皮が赤く色づいて、果皮そのものにモロのような花の香りのするものもありました。そういうのは果肉もかなり赤くて味が濃厚でした。今も残っているタロッコはごく普通の色づきのばかりです。ミネオラの果皮は毎年、綺麗な濃い朱色になります。
All home-grown oranges

半割りにしてみると、カラカラはさすがに果肉の色が赤いです。左のタロッコの赤味の入っていない部分の色が、通常のネーブルの果肉の色に近いと思います。

糖度計を出して計ってみると、タロッコは15.6度。個人的にはクセの強いモロが好きですが、タロッコもブラッドオレンジらしい風味があって美味しい。
Tarocco sugar content 15.6%

カラカラは16.3度。甘~い、の一言。酸味が少ないので甘さが強く感じられます。
Cara cara sugar content 16.3%

ミネオラは14.7度です。この品種は甘味と酸味の両方が強い。また、姉妹品種のセミノールと違い、香りも強くて美味しいです。
Mineola sugar content 14.7%



昨日の冷たい雨のなか、暖地サクランボが咲き始めました。実着き苗で買った翌年なので、今年は体作りに専念です。
Fruit cherry tree - not many flowers this year



タイガが辛抱強くお昼ご飯ができるのを待っていました。私は甲斐犬のこの光景が好きです。差し込む日差しの中、侘しく素朴に佇んでいる様子、何か昔懐かしい雰囲気があります。
Taiga patiently waiting for lunch
 タイガを迎えた直後に、東京オリンピック開催が決まったニュースを聞いたときは、「あー、7年も先の話か。そのころタイガは7歳にもなってる。」と思っていましたが、今度の5月には7歳になるオバサン犬になりました。

2020年3月1日日曜日

キンカンライム Limequat

キンカンライムがだいぶ色づいてきました。果物は、間近で見るより少し離れたところから見ると実際より大きく見えます。
Limequat as it is today



去年の2月14日に植え付けたときの状態↓ からは飛躍的な成長を遂げました。
As it was on 14th February 2019




幼苗のうちから豊産、かつ耐寒性は金柑なみ。非常に育てやすいです。
New shoots coming out

1個だけ残っていたタヒチライムと味比べをすることにしました。
Last of Tahiti lime

ライムのほうはミカン色に対し、キンカンライムはレモン色。

果長は4cm近く。
Nearly 4cm long

直径は3.5cm弱

ついでに糖度計を出して計ると、7.3度でした。実際に皮ごと食べてみると恐ろしく酸っぱい!ただ、皮の部分はほんのり甘かった。
Limequat sugar content 7.3%

タヒチライムの糖度は13.2度。これならスーパーで売っている普通のミカンよりも甘い、と思って食べてみると、完熟のレモンと大して変わらない酸っぱさ。
Lime sugar content 13.2%



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おまけ編:
今年が栽培2年目のスモモに蕾が着いています。これ↓はサマーエンジェル。他にマーキュリーとエレファントハートにも確認できています。いずれもイシドウから来た1年生棒苗でしたが、もう1本のサンローゼズは、去年そばに地植えにしたイチジクのヨルダンの陰になって枯れそうでした。そこで去年の暮に鉢上げして養生させています。皮肉なことに、初年度・地植えで爆発的に育ったヨルダンは、秋になってあっという間に枯れました。おかげでサンローゼズが1年ムダになりました。
Plum flower buds

こちらは去年の春に実着きで買った暖地サクランボ。ヒヨドリにいたずらされながらも少しは咲きそうです。
Cherry flower buds