2013年10月13日日曜日

クリロー植えつけ  Xmas Roses

子犬を迎えるにあたって、水仙、ヒガンバナ、ハナニラなどの毒草は撤去したのですが、2012年3月に購入したゴールドネクタリー苗とその実生苗は愛着が強すぎて残してあります。

ゴールドネクタリー 7枚弁(2012年3月)
 
ゴールドネクタリー 5枚弁(2012年3月)
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親株は買ったときに自分で用意した用土に植えたあと、一度も植え替えしていないので、思い切って地植えにしました。写真↓ 左の2株が、左から5枚弁、7枚弁の苗です。
右側の小さいのは実生苗で、鉢で発芽したあと一度も植え替えていませんでした。発芽したもの全部を植えるわけにもいかないので、成長の良い順にスペースの限度内で植えました。種をまくとき、7枚弁セルフ、5枚弁セルフ、交配苗の3鉢に区別していましたが、今となってはどの鉢がどれだか分かりません。いずれにせよ、実生なのでグアバのように化けるかもしれません。

子犬を迎えて実際に暮らしてみると、庭に放そうものなら地面をホジホジするわ果樹苗の主幹を齧るわで、破壊行為がすごいので、絶対に庭には降りさせないことにしました。なので、クリロー苗も保持することにしました。真下の写真でいうと、クリローが植わっているのは、門と玄関を結ぶ飛び石が敷いてあるところよりも40cm位低くなっているので、犬の行動を制御できます。


クリローを植え付けた場所には、今朝までオニヒカゲワラビが植わっていました。これは11年11月に国○園から2株買ったものですが、写真↓ のように、1本の根っこは怪しいものでした。結局、翌年の5月に芽を出したのは1本だけでした。有効か否か、判明するまでにこんなに長い時間がかかるものは、もう買わないと決めました。

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それでも、その有効な1本がこの2年間で育って、観葉植物として機能しています。残念ながら、これまでのところ、春に芽が出ても楊枝のような細い茎なので、「オニヒカゲワラビ」の「オニ」の部分が信じられません。
 
今日、植え替えた新たな場所はうちで最悪のスポットで、1日中、隣家の陰で日の目を見ることのない場所です。今後は「ヒカゲ」の部分について検証していきます。
 
ちなみに、あまりに日陰なので、写真↓ 左に写り込んでいる西洋ヒイラギは、一度も蕾を持ったことがないほどです。






2013年10月12日土曜日

ロードスの更なる成長  fig: Rhodes

6月にヤフオクで買った15cm苗のロードスが、今では9号菊鉢が小さすぎるほどに成長しています。この品種は、異常なほど樹勢が強いのですね。外壁工事中は、2週間も部屋の中で過ごしたので、急に秋晴れの強い日差しに出してちょっとヘタリそうですが、でもイチジクは頑丈な植物なので、大丈夫でしょう。(写真左、ベランダの奥にあるのは東洋クワですが、こちらは部屋の中での生活で、すっかり葉を落としてしまいました。 )

ロードスには来年の夏果がチラホラ着いているので、楽しみです。

こちら↓は、挿し木で苗を更新したビオレッタで、現在60cmくらいしかありません。親苗は処分済みですが、鉢から出してみたらネコブがありました。もう6年くらい10号ロングスリットで植えっぱなしだったので、相当苗が弱っていたと思います。ポポーから撤退した後、ウェルズの跡地にビオレッタを、NC-1の跡地にベルガモットを植えました。

またもや退屈!  house-bound due to renovation work outside

家の屋根、外壁、ベランダの床、雨戸の塗装(はやい話、外側すべて)の工事がやっと終わりました。2週間近く、10時と3時のお茶など、いろいろ気を使うことがあるので、散歩はいつも短めに切り上げて帰っていました。タイガは退屈なのと、シンナーなどの臭いにも悩まされていたはずですが、相変わらず愛想がよくて、お茶の時間になると職人さん一人ひとりを巡回して撫でてもらってゴキゲンでした。

あまりしつこくすると、職人さんたちもくつろげないので、ご挨拶のあとは玄関につないで、そのそばでお茶していました。職人さんたちは皆、犬好きで、また、知り合いの大工親方などが甲斐犬を飼っているそうで、当然、話題はタイガのことになり、本犬は視線を感じてとても満足そうでした。

お茶が終わるとリビングへ戻ります。隙を見ては私のソックスを盗んでコーヒーテーブルの下にもぐり込み、もの悲しそうな目で私が気づくのを待っています。
そのうつろなムードも、一旦、私が気づいて「ダメっ! 返せっ!」と言ったとたん、スイッチオンの状態になりソックスを噛んで振り回します。
 
手を差し入れると、唸りこそしませんが渡そうとしません。
目が怖いよー。。。。。

私は忙しいので早々に無視して立ち去ったら、ソックスをくわえたまま眠ってしまいました。
タイガも相当、疲れがきていたようです。
 

お向かいさんが、工事の間、職人さんたちの車の駐車スペースを提供してくださったので、終了のご挨拶に行く際の手土産に、ラムレーズン・アイスクリームを作りました。材料は卵黄3個、200mlクリーム(乳脂肪分45%)を3箱、水抜きしたヨーグルト1カップ、砂糖100g、熱湯に通して油分を取り除いたレーズンをラム酒に漬けておいたもの100gです(漬け汁のラム酒もドバドバッと一緒に入れる)。ラム酒の香りがあるので、バニラエッセンスは使わず。なお、今回のように固形物をアイスクリームに混ぜ込む場合、アイスを3時間くらい凍らせてもったりしてきたところで固形物を練り込まないと、底へ沈んでしまい均一な分布にならないので要注意です。

右側のは、生憎、全部入りきらなかったので、私用にとってあります。
 差し上げる前に、生産者責任の観点から、味見です。
美味しい!

2013年10月5日土曜日

ピンクグアバ  Pink-fleshed common guava

「ピンクグアバ」としてオクに出品されていた苗が届きました。
今日は朝からザザ降りの雨なので、家の塗装作業はお休み、明日は日曜なので、やはりお休みですが、ビニール張りの玄関先で箱を開けてみました。

出品苗は4個の実着きだったので、つい入札したのですが、届いた苗をみたら。。。。。
 4個のうち2個の実がついた枝が、もぎ取られた上で包装されていました! もう、目を疑いました。
ではあとの2個は、と包装をはずしてみたら。。。。。
 枝が折れている! 私だったら、枝が折れないよう、支柱をしてから発送すること間違いありません。

箱の底に置かれていた2個の実を切ってみたところ、まだ完熟には遠いせいか、果肉が真っ白でした。
 ラベルには確かに「ピンクグアバ」とあります。オクの出品者(rana*****)はセリ市で仕入れたものをオクに掛けたようですが、元々セリに出した園芸店の名前が判明したので、一応、電話を入れてみました。社長の荒川氏のお話では、完熟すると薄っすらとピンク色になるそうです。
品種については不明ですが、中国のアモイ(厦門?)というところから、接ぎ木苗で輸入したものだそうです。土はココヤシの樹皮だかを腐葉土状にしたもので、それに植わったままで日本に入ってくるそうです。

今年の実は失ったも同然で諦めたので、元の鉢から引き出してみると、大きなコガネ子が入っていました。植え替えして良かったです。土はカラカラで(オクの出品者(rana*****)には、水やりをしてから包装してくれるよう、電話で頼んであったのですが)、かなりひどい管理状態でした。

そこで、雨の中、バケツ水で気のすむまで根洗いした後、水はけの良い用土100%で、9号菊鉢に植え直しました。この土は、ベルガモットが根っこ5cmしかない状態で送られてきたときも、しっかり苗を回復させた実績のあるものなので愛用しています。苗が落ち着いたら年内に肥料をやって、来年の春の開花を目指します。

2013年10月2日水曜日

ジョーン・スクワイア  raspberry: Joan Squire

タキイで注文してあったラズベリーのジョーン・スクワイアが、夜の8時近くになって前触れもなく届きました。通販サイトの表示では、発送時期は10月中旬から12月となっていたはずなので、不意打ちに会った気分です。今、家の屋根や外壁の塗装工事をしている最中なので、園芸資材は狭い庭の隅っこに山積みになっていて、そこへ到達もできない状況です。

とにかく、箱を開けてみました。苗の値段は決して安くありませんでしたが、あまり流通していない品種にしては悪くないのではないでしょうか。
Joan Squire

苗の先端を見ると、蕾まで着いています。さすが、二季成り品種です。

ジョーン・スクワイアは、スコットランドで「グレン」シリーズを開発したDerek Jennings博士が、いったんはイングランドの美しいケント州に引退したものの、退屈なあまり地元の種苗開発業者とパートナーシップを組んで新たに作出した「ジョーン」シリーズのひとつです。

大実で二季成り、しかも個々のツブの皮がしっかりしているので、完熟でもつぶれにくく輸送に耐え、また冷凍にも最適だそうです。気になる樹高に関しては、カナダのサイトによると、平均で128cm、標準偏差は17.79cmだそうです。これは、あくまでも統計上の話なので、現実には1標準偏差を飛び越えて2m近くになるかもしれないし、あるいは数十センチになるかもしれません。また、風味は実際に収穫してみないと、日本の気候でどうなるか分かりません。

なお、このブログでの表記は、英語の発音ルールに従っているので、通販会社のカタカナ表記とは異なります。Joanは女性の名前で、「ジョン」ではなく、短めの「ジョーン」と発音します。 Squireは、ここでは苗字ですが、もともと中世には騎士の従者としての身分を表し、近世になると地方の大地主や銀行家、法律家など、地元の名士を指すようになりました。

Joanの名のついた有名人は、みな古い人達ですが、ジョン F. ケネディ大統領の弟と結婚したジョーン・ケネディ、女優では「ミス・マープル」で有名なジョーン・ヒクソンや、「嫌な女」の代表格のジョーン・コリンズ、また、オペラではソプラノ歌手として成功を収めて英女王からDameの称号を授与されたオーストラリア人のジョーン・サザランドなどが挙げられます。

他に似たような名前で、Joanne(ジョアン)、Joanna(ジョアンナ)があり、いずれも女性の名前です。

2013年9月29日日曜日

朝の運動  with flat-coated retriever, Judy

朝夕の散歩で行く城北公園には、夏の花である酔芙蓉が今も咲き続けています。
以前、くす玉のような八重の酔芙蓉を育てたことがありますが、1日花で、午前中は真っ白、午後12時頃からピンクが挿し始めて夕方から夜にかけて濃さが増すという、本当の意味での酔芙蓉でした。が、公園のは朝からピンクです。
 花よりダンゴのタイガは、虫を探してしきりに臭いとりです。

と、そこへフラットコーテッド・レトリーバーのジュディ姐さんが登場。いきなりプロレスが始まりました。

タイガの目がすごいです。中世に描かれた唐獅子屏風の虎の目のようです。
 一休みする?
 飼い主のそばで腹ばいになっても、遊びの続きをします。

 公園で大騒ぎして遊んだあと、家に着くと西洋アサガオが咲いていて、凛とした様子に心が落ち着きました。

スリッパ泥棒  Taiga steals my slipper

昨日の夕方散歩の前に、2階ベランダで洗濯物を取り込んでいたとき、タイガが私のスリッパの片方をくわえて部屋の入口まで持って行ってしまいました。こういうとき、ゲームとして教えている「持ってこい」の効果があれば良いのですが、おやつ無しでは全然、言うことききません。カメラはベランダの斑入りレモンの写真を撮るために手元にありましたが、洗濯物を取り入れるのにおやつなど携帯しているわけもなく、私の影響力のなさを見せつけられました。

ヘヘヘー  He, he, got Mom's slipper.

どうしよっかなー    She says she wants it back.

行っちまおっかなー    Shall I simply leave?

うーん、悩むところ......    Wonder what I should do.....

 もう一回だけカーチャンの顔をみて......   One more glance at Mom....

やっぱ、やーめたっと    What's the bother.

この後、かってに1階へ降りて行ってしまいました。服従訓練は、まだまだ始まったばかりです。
一方、セキセイインコたちは、ケージの中で音も立てずに成行を見守っていました。

2013年9月28日土曜日

今日のレモン  lemons: close to harvest

ベルガモットを、ポポーのNC-1 の跡地に植えました。鉢から出してみたら根鉢の3分の1近くをコガネ子に崩されていました。本当は根洗いをすべきところ、初成りの実が1個着いているので、土を振って幼虫が出てきた範囲内で駆除し、苗への負担を減らすために軽く剪定したあとは、そうっと植えつけました。幸い、植え替えたタイミングが長雨の前だったので、鉢のときよりも今の方が元気良さそうです。
Bergamot
貴重な実は順調に育っています。今年はこれで良いのですが、来年以降が心配。隣家の樹木の陰で日当たり最悪です。ポポーは耐陰性があったので実が成りましたが、レモン類には厳しいかもしれません。今後、他のレモン類を高接ぎする予定です。本当に実が成るのであれば、レモンなので、日陰のせいで糖度が乗らなくても無問題です。

 ポンデローザは、実が2個着いていた枝が夏の間に重みで折れてしまいました。実のついている枝ごとに支柱をすべきのようですが、それも結構、面倒です。写真は9号菊鉢ですが、巨大果であることがわかります。
Ponderosa
 夏に買ったリスボンレモンも実が肥大してきました。直径6cm以上になれば収穫して、果皮が黄色になるのを待ちます。
Lisbon Lemon

 カラマンシーは9月に入ってからちょくちょく魚料理に活用しています。9月で既に果汁がいっぱいで、実は小さいけど1個でも効果大です。
Calamansi
 風味は、私的にはメイヤーレモンに似ていると思っています。写真のように、種ゴロゴロですが、それでも果汁はたっぷり入っています。これから冬を通して利用できるので重宝します。

 斑入りレモンのピンクレモネードは、春の開花で1個、7月の開花でもう1個、実が着き、今また返り咲きの最中です。斑入りのリスボンレモン苗を売っている海外のサイトの説明によると、「果肉にピンク色がさすのは、ユーレカ系で四季咲き性があるので、リスボン系と区別できる」とありました。返り咲きしてくれた方が私的には嬉しいです。

写真がボケてしまいましたが、今のところ、あまり大きな実ではありません。また、縞模様が最近になって消えてしまいました。
lemon variegata